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長澤本部長との面談

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私はまた部下を過大に評価していたようだ。
たかが高校男子のスカウトに店長職と子飼いの部下を当てるなんて、過大戦力にも程があると思っていたのだが現実は違っていたわ。

娼館の店長は私の部下の川瀬に対応を丸投げして自分では何もしていないらしい。
まあ、優秀な川瀬なら丸投げもされるかと様子を見ていたらその川瀬も高校生に良いように遊ばれている。
川瀬が今日に男子生徒に接触して凋落したら私のオフィースに連れてくると連絡があったので、川瀬の活躍を影ながら見ることにして本当に良かった。

私は川瀬ではこれ以上は無理だと判断して川瀬の車を強引に止めてターゲットの男子生徒である山本英雄を私の車に乗せる事にした。

「キャー、追い越すなり急ブレーキを踏むなんて何を考えてるの、アンタ当たり屋なの」

川瀬が無理やり車を止められたことで激高している。
しょうがないので私が自ら車を降りて川瀬と話すことにする。

「ああ、脅かして悪かったな。でも私の可愛い部下の痴態がこれ以上広まるのは耐えられなくてね」

「ええ、長澤本部長.....それは、その、ずっと見てたんですか?」

「ずっとかは置いておいて、川瀬が山本君に翻弄される姿は見ていたな」

「このブラとかもですか」

「きゃあ、止めてよ」

山本君に自分のブラジャーを広げられて川瀬が涙目になっている。
あの冷静な川瀬にしては珍しい姿だ。

「ああ.....山本君、ウチの川瀬が不手際をしたようですまなかったね。
ああ、私はこういう者だ」

「へええ、長澤さんって本部長なんですね。
天下の高山商事の本部長なんて凄いですね」

私が渡した名刺を興味深そうに見ている。
こういう姿は歳相応の高校生に見えるな。

「それで、大変申し訳ないのだが会社のオフィースがあるビルで話をしたいので、私の車に乗ってもらえないだろうか?」

「そうですか、川瀬さんとの遊びはこれから佳境を迎える予定だったんですけど。
いいですよ。本当なら僕なんかは長澤さんに会うのも難しいでしょうしね」

そして、彼は臆することも無く私の車に乗り込んでくる。

「うわ~、大企業の本部長車ともなると立派ですね。シートも皮張りでゆったりしてるし」

ふ~ん、本当に物怖じしない子ね。

「褒めてくれるんだ。まあ会社の車だし数人でシェアーして使ってるのだけどね」

「でも、運転手つきなんでしょう。
やっぱり凄いですよ。
それに、運転手さんも優秀ですよね。ずっと付けてたはずなのに僕も川瀬さんも気づけませんでしたしね」

あら、目の付け所も大したものね。
無邪気を装って攻めてくるわね。

「川瀬は自分のことで一杯一杯で周りは見えてなかったからね。
それに山本君もそんな川瀬を追い込むのに忙しかったんでしょう」

「まあ、そう言う事にしておきますか」

「そうね、そろそろビルに着きそうだし、話もいったん中断ね」

「さすが、高山商事。この町にも自社ビルがあるんですね」

「まあねえ、でもそんなに大きくは無いのよ」

「長澤様、到着いたしました」

運転手がビルに着いたことを伝えてくれる。

「じゃあ、行きましょうか」

私は山本君を伴って目的の部屋に向かうのだ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「へええ、オフィースのあるビルで話しましょうって微妙な言い方はこのせいだたんですね」

やっぱり、人の言葉をしっかりと聞く子なのね。

「ごめんね、こんなおばさんとじゃビックリするわよね」

私が彼を連れてきたのは会議室では無くてA級娼館の標準レイアウトで作られている部屋だ。

「長澤さんとならとっても嬉しいですけど、オフィースビルにこんな部屋があるのでビックリしました」

「まあ、この部屋はショールームみたいなものだけど、取り合えず座ろうか」

私は三人掛けのソファーに座りながら山本君にも座る様に促すと、山本君は向かいのソファーではなく隣に座ってくる

「こういう部屋ですから、この方が良いですよね。
それに、長澤さんんも川瀬さんと一緒で僕の事を知りたいんでしょう。
それなら、なおさらこの方が良いですよね」

本当に油断ならない子、でも正しくもあるわね。
お茶を運んできた子は私が隣に高校生を侍らせているのを見てびっくりしてるけどね。

「喉が渇いたでしょう、コーヒー飲めるわよね」

「ええ、頂きます」

彼はコーヒーをブラックで美味しそうに飲むのね。
味覚も大人なんだ。

「それで、長澤さんは僕の何を知りたいんですか」

あらやだ、ずいぶんとストレートな質問ね。
意外に返答に困るのよね。

「そうねえ、私たちは貴方を私たちの重要なお客様に合わせたいの。
そして、貴方もお客様もハッピーになってほしいのよ
でもあなたの事を知らないと、紹介するお客様も決まらないでしょう。
だから、貴方の好みの女性を知りたいわけ」

「それって、僕がこんな女性が好みですって言ったら、ぴったりな人に合わせてくれるってことですか?」

「完全にぴったりっていうのは難しいけど、貴方にお相手を御願いしたい人達は世間でも顔が売れている方たちなので客観的な評価も固まっているからそんなに外れることは無いと思うわよ」

「そうですか。それだったら僕に甘えたい年上の女性なんか好みですね。
特に激務でささくれ立った心を癒されたい人なんかが良いですよね」

彼の意外なリクエストに驚いてしまう。
今まで見た映像では彼がセックスの相手を甘やかす姿は正直想像できないのだ。
やり方に優しい、危ないはあっても彼は女性を従わせるセックスしか見せていないのだから。

「あら、貴方マダムキラーなの?
そんな風には見えないけれど」

「僕も自分が年上の女性に甘えられたいと思うとはさっきまでは考えたことも無かったんですけど、今はそうされたいんですよね。
こんなふうにして」

えっ、私高校生に頭を撫でられてるの。
今までの情報から見える彼がするはずもない事をされて私の心に驚きが走る。

「長澤さんは頑張り屋さんでしょう。でもみんなからそれが当然と思われてますよね。
だから僕は長澤さんの頑張りを認めて頭をなでるんです。
紗枝ちゃんは頑張ってるよ。
みんなが気づかなくても僕は知ってるんだ。
そう、紗枝ちゃんは偉いね、いい子だね」

山本君が私の名前を言いながら頭を撫でながら私を褒めてくれる。
どうしよう、嬉しい……そう感じる自分の心に驚いてしまう。

ずっと年下の男が私の褒めながら頭を撫でてくれるなんて凄く不思議。
でも、それが心地よいの。

 「もっとこっちにおいで」

私は彼に引き寄せられると素直に彼に体を預けてゆく
そして彼の膝に頭が乗る、膝枕ね。

ゆっくりと彼の手が私の頭を撫でてくれる。
彼の手に私の髪が纏わりつき流れてゆく。

彼の優しさと男の匂いに包まれて心のささくれが解けてゆく気がする。
今までの私の世界にこんな事をしてくれる男は居なかった。
だから私は甘えたくなる。

「ねえ、私の話をしても良いかしら」

「いいよ、紗枝ちゃんの話ならいつでも聞いてあげるから」

ああ、紗枝ちゃんて呼ばれたのはいつ以来かしら?
自分の中に封印していた言葉が自然と漏れ出してしまう。

「ねえ、英ちゃん、私、頑張ってるんだよ。会社に入ってから毎日が競争で大変なの。
それも一人じゃできない団体戦だから自分だけ頑張ってもダメなんだ。
でも、メンバーは助けてくれる前に育てる方が大変で
どんなに頑張っても、私のあだ名は氷結のハートを持つ才女なんて呼ばれちゃうの。
酷いと思わない」

「みんな、紗枝ちゃんをちゃんと見てないんだよ。こんなに魅力的で暖かい紗枝ちゃんを氷結のハートとか随分と酷いよね」

その一言で私の心に営々と築いてきた壁が決壊する。私ってチョロ過ぎじゃないかしら。

気が付けば延々と心の葛藤を英ちゃんに投げつけていた。
そんな私の言葉を英ちゃんは私の頭を撫でながら無言で受け止めてくれる。

だから、私は思ってしまう。
私全部を受け止めてほしいと。
だから、私は抱きつくの、英ちゃんに。
そして私は彼に包まれる。

いつの間にか私はソファーからベッドにと場所を移り
いつの間にか私は生まれたままの姿で英ちゃんに抱きしめられている。
英ちゃんは裸の私をやっぱり優しく抱きしめて、彼と私の皮膚を通して伝わる英ちゃんの体温が私の心を溶かし始めている気がするの。

そうか、私の心はみんなの言う通り、凍り付いていたのね。
彼に抱きしめられてその氷が少し溶けるの。
でもまだ足りない。

彼の舌が私の舌と絡み合う。
その心地よさでまた少し氷が解ける。
彼の舌が私の体中を舐めまわすの。
まるで氷柱を舌で溶かすかのように。
その刺激で私の体温が上がる気がする。
また氷が少し溶けたわね。

そして、私の胸が彼の手で包まれる.
邪魔な脂肪の塊としか思わなかった乳房が彼の手の中で形を変える。
乳房の形が変わるたびに私は溶けてゆく。
すてきね、この乳房には意味があったんだ、それがうれしい。

そして、私の心が慈愛に包まれる。
彼が一心に私の乳首を吸っているの。
娘の沙理がこの乳首を咥えていたころの蕩けるような温かさに包まれる。

そしてゆっくりと彼が私の中に入ってくる。
それは驚きだった。
映像で知っている彼は女を追い詰めてメスにして従わせる。
そんな男だと思っていた。

でも今の彼は違う。
ゆっくりと私の中に入ってきてそのまま留まるの。

まるで中から彼の熱で私を溶かすように。
そう、彼は私の中にいるだけ。
でも彼の熱は私の子宮を揺らす。

下半身に熱が溜まってくる。
それを待っていたかのように彼が動き出す。

若いオスに私のメスが落とされてゆく。
今や体中がとろけたみたいになっている。

彼の熱が私の全身に回って私をとろかすの。
ゆっくりとした英ちゃんの動きを私は只々受け入れている。
私の奥が英ちゃんの物でゆっくりとでも確実に貫かれる。

「あ、あ、あ、あ、あ、はっ、はっ、はっ、はっ」

どうしよう、私の子宮が貫かれている。
そして私の心に彼が入ってくる。
その心地よさに全てを委ねてしまう。

「あ、あ、ああ、あ、あああ、あああああ」

景色がブラックアウトし私は心地よい眠りの世界に落ちてゆく。

心地よい世界、ささくれた心も、凍り付いた心も消え去った世界。
その世界に私は浸っている。
でもそんな幸せな時間はすぐに過ぎて私の心は現世に引き戻される。

「紗枝さん、目が覚めたみたいだね」

えっ、私裸じゃない。
それに男に抱き着いている、そうか、英ちゃんだ。

「うん、目が覚めたよ、心も温かくなった。
英ちゃんにくっついているせいかな。
それに下半身が、子宮がポカポカしてるの。
英ちゃんが注いでくれたからかな」

「ああ、紗枝ちゃんに夢中で中に出しちゃったんだ、ごめんね」

「あら、謝らなくていいのよ。こんなふうに男に注がれるなんて女冥利に尽きるもの。
それにね、英ちゃんの赤ちゃんならうれしいかも」

英ちゃんが不思議そうに私を見る。
私が赤ちゃんを欲しがるなんて自分でも不思議かな?

「そんな目をしなくてもいいのよ。
子供が授かったらうれしいんだから。
もっとも2時間前には絶対にそんな事は考えてなかったんだけどね」

どうしよう、私のメスが英ちゃんを独占したがってる。
でも無理ね、私一人の手に収まる気がしないもの。
だから決めたわ、私は英ちゃんの最大の理解者になるの。
そして、英ちゃんを必要としているメスに引き合わせてあげるわ。
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