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広がる波紋……母、クラスメート、そして秘書との邂逅
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今日は珍しく早い時間に母が仕事から帰ってきて夕食を作ってくれた。
いつも仕事で忙しい母の手料理を食べるのはいつぶりだろうか?
「母さんの手料理を食べるのは久しぶりだよ。
それに今日は僕の好きなものばかりを作ってくれたんだね」
僕は好物の肉じゃがを頬張りながら母の作った食事を褒めている。
美味しいときは褒めないとね。
ここで褒めておけば母が家の食事を作る回数も増える気がするし。
「ねえ、私、英ちゃんに聞きたい事があるのよね」
母が僕の顔を正面から見て質問をしてくるときは大抵は面倒くさい話になる。
僕は少し身構えて母の話の続きを待つことにする。
「英ちゃん、最近娼館のライセンスを取ったでしょう」
やっぱりその話か。
「うん、取った。母さんにもそれは話したよね」
「そうね、聞いてるわ。でもそのライセンスを使って毎日のように娼館に行くとは思わなかったわ」
母親から毎日娼館に行っていると言われると地味に堪えるね。
「毎日って、ずいぶんと大げさな」
「そうかしら、ミサトちゃんとは毎日娼館に居たと思うんだけど?」
よく知ってるな。でもミサト姉の話は当分したくないんだけどなあ
「ええっと、母さんはなんでそう思う訳?」
「あら、私からすると英ちゃんがバレていないと思う方が不思議よ。
ご近所ですら結構な評判になってるのに、英ちゃんは少し無頓着だと思うわ」
ご近所で評判とか怖いんですけど。
「なんで、そんな事が評判になるの」
「それは成るでしょう。初恋のお姉さんを相手に毎日娼館に通う高校生。そして初恋のお姉さんは無事に妊娠して夫の元に戻ってしまう。
とても素敵なお話よね」
僕の心の傷を抉る話が素敵だなんて。
酷いうわさだ。
「どこがだよ、全然素敵なんかじゃない」
「まあ、英ちゃんにとってはそうかもね。でもみんなに好まれるお話ではあるわけ」
母さんが相手でもこの話は打ち切りたいな。
「それで、母さんが聞きたい事ってなに?
僕がミサト姉と娼館に行ってたって事なのかな」
「あら、違うわよ、それは知ってるから。
聞きたいのは、超絶倫であることがご近所にバレた英ちゃんが、ご近所からの誘惑にどう対応するつもりかという事かしら」
「ご近所からの誘惑って?」
「それは、妊娠したいと思っているお姉さまやおばさまの誘いのことよ。
英ちゃんの子種を狙っているお姉さまやおばさまは何人もいると思うのよね」
おばさま、おばさまは無いわ、無い、無い。
「いやいやいや、そんな人はいないでしょう」
「あら、自分の人気を知らないのね。少なくとも私には英ちゃんに聞いてみてって3人からは言われてるのに」
「ま、まって、母さんはそんな話は受けてないよね」
「英ちゃんが決めることを母さんは勝手に決めないわよ」
「それは良かったよ」
「頼まれた時にちゃんと答えたから、英ちゃんと直接交渉してってね」
「いやそこは、息子は高校生だからそう言うのはまだ早いって断ってよ」
「ミサトちゃんを妊娠させておいてそれは無理でしょう」
どうやら僕は近所で種馬と見られている様だ。
「だから、事前にチャンと考えておくのよ。
お願いされたときの返事をね」
いやだよ、面倒くさい。
僕はその言葉を飲み込むと部屋へと逃げ出したのだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
次の日、学校に着くと、田畑がなんとも言えない顔で近づいてくる。
そして言いにくそうに話を切り出すのだ。
「なあ山本、姉ちゃんに変なことを頼まれたんだけど」
すっげえ、言いにくそうな顔の田畑。
これって、やっぱりそうなんだろうなあ。
「なんだよ。言いたくないなら言わないほうがお互いに幸せだったりすると思うけどな」
「ああ、でも聞いてこないと俺が姉ちゃんにぶっ飛ばされるから」
「それじゃあ、NOって言ってたって伝えてよ。
聞かなくても返事は出来るしね」
「ああ、でも....それじゃあ、噂は本当なんだ」
「僕に関する噂、そんなもんは無いだろう」
「山本はとぼけ過ぎって言うか、それ無理筋だから」
僕と田畑の会話に女の声が割り込んでくる。
「えっ、何だよ高橋。急に話題に入ってくるなよ」
「いやあ、山本達が周りを気にしなさすぎだからさ。ちょっとクールダウンが必要かと思ったんだよね」
「ガタガタ、ガタガタ」
あら、ずいぶんと聞き耳をたてられていたみたいだ。
「おう、ありがとう、高橋」
「どういたしまして」
気を付けないとな。学校でも僕は興味を持たれ始めているみたいだ。
結局、田畑は僕にはハッキリとは聞かなかった。
ま、姉ちゃんとセックスする気はないかなんて聞きたくないよね。
そんなかんだで、少し気まずいまま学校での1日は過ぎ去って行った。
そして今日も放課後になり帰宅部の僕は帰路につく。
いつもの様に学校を出ると、いつもと違う放課後が待っていた。
それは校門の外に止まっている真っ赤なオープンなスポーツカーのせい。
正確にはそのスポーツカーから僕を見つめる目、ステキなお姉さまのせいだ。
そのお姉さまにいきなり腕を掴まれる。
ビックリだよ、左ハンドルの車のせいだね。
「ねえ、貴方が山本君よね」
その知らないお姉さまからいきなり名前を呼ばれる、なんで知ってるんだろう?
「そうですけど、なんで僕の名前を知ってるんですか」
少し不愉快そうな声で答えて見る。
「あら、そんなに警戒しなくても平気よ。
私は貴方に新しい経験のチャンスを持ってきただけだもの。
ねえ、Aランクの娼館で遊ぶ気はないかしら?
考えるだけで楽しそうでしょう」
なに、このねーちゃん、本気で言ってるんだろうか?
「やあねえ、そんな顔をしないでよ。
貴方にとっても得な話なんだから。
私は娼館を運営している会社の関係者よ。
ほら、社員証だってあるんだから」
社員証ねえ、確かに高山商事って書いてある社員証だ。それも秘書課だって。
高山商事か、あそこって結構大きな商社だったよな。娼館にも手を出してるって聞いた気がする。
「その高山商事の秘書課のお姉さまが僕なんかになんの用なんです」
「色々とお話をしたいのだけど、取り敢えず車に乗って話しましょうか。
そんなに警戒しなくても良いと思うわよ。
これだけ派手に目立っての誘拐とか無いでしょう」
確かに目撃者だらけだしね。
「判りました、お話を聴きますよ」
僕が乗ると車はホイールスピンをさせながら走り出した、流石スポーツカーだね。
そして今、あまり人のいない駐車場に止まった車で僕はお姉さんと話を始めている。
「お話をしたいと言う話でしたけど、なんでここでなんですか」
「あまり人も居ないし、それにここだと構えずに話ができるかな~なんて思ったのね」
「構えずにですか?」
「そうなのよ。何も気にしなければ、『我が社の娼館をいつもご利用頂き、ありがとうございます。
ついてはちょっとした物ですが感謝の印にお受け取り下さい』ってA級娼館の特別招待券を渡して終わるのだけど。
正直に言うと、山本君をA級娼館にお招きして良いか悩んでるのよね」
「悩むぐらいなら諦めるのが良いと思いますよ」
「そうもいかないのよ。諦めるには貴方は魅力的すぎるのですもの
でも、危険でもある」
「魅力的、危険、なにを根拠にそんな事を言ってるんですか」
「ごめんなさい、それは秘密なの」
娼館の関係者がそんな事を言ってくるんだ。大方部屋にある監視カメラの映像でも見たんだろう。
えええ、それって娼館での出来事を録画してるって事かよ……ムカつくな。
「お姉さんが教えてくれないなら確かめないとね」
僕はお姉さんに向き合う様に身体を投げ出して素早く車のキーを抜く。
流石、クラッシックなスポーツカーだよね。
今時の車じゃ鍵を車に挿したりはしないのにね。
「少しゆっくりと確かめましょうか。
僕のどんな行為が魅力的で危険なのか」
お姉さんの少し強張る顔を見ながら何から始めるか僕は考えるのだった。
いつも仕事で忙しい母の手料理を食べるのはいつぶりだろうか?
「母さんの手料理を食べるのは久しぶりだよ。
それに今日は僕の好きなものばかりを作ってくれたんだね」
僕は好物の肉じゃがを頬張りながら母の作った食事を褒めている。
美味しいときは褒めないとね。
ここで褒めておけば母が家の食事を作る回数も増える気がするし。
「ねえ、私、英ちゃんに聞きたい事があるのよね」
母が僕の顔を正面から見て質問をしてくるときは大抵は面倒くさい話になる。
僕は少し身構えて母の話の続きを待つことにする。
「英ちゃん、最近娼館のライセンスを取ったでしょう」
やっぱりその話か。
「うん、取った。母さんにもそれは話したよね」
「そうね、聞いてるわ。でもそのライセンスを使って毎日のように娼館に行くとは思わなかったわ」
母親から毎日娼館に行っていると言われると地味に堪えるね。
「毎日って、ずいぶんと大げさな」
「そうかしら、ミサトちゃんとは毎日娼館に居たと思うんだけど?」
よく知ってるな。でもミサト姉の話は当分したくないんだけどなあ
「ええっと、母さんはなんでそう思う訳?」
「あら、私からすると英ちゃんがバレていないと思う方が不思議よ。
ご近所ですら結構な評判になってるのに、英ちゃんは少し無頓着だと思うわ」
ご近所で評判とか怖いんですけど。
「なんで、そんな事が評判になるの」
「それは成るでしょう。初恋のお姉さんを相手に毎日娼館に通う高校生。そして初恋のお姉さんは無事に妊娠して夫の元に戻ってしまう。
とても素敵なお話よね」
僕の心の傷を抉る話が素敵だなんて。
酷いうわさだ。
「どこがだよ、全然素敵なんかじゃない」
「まあ、英ちゃんにとってはそうかもね。でもみんなに好まれるお話ではあるわけ」
母さんが相手でもこの話は打ち切りたいな。
「それで、母さんが聞きたい事ってなに?
僕がミサト姉と娼館に行ってたって事なのかな」
「あら、違うわよ、それは知ってるから。
聞きたいのは、超絶倫であることがご近所にバレた英ちゃんが、ご近所からの誘惑にどう対応するつもりかという事かしら」
「ご近所からの誘惑って?」
「それは、妊娠したいと思っているお姉さまやおばさまの誘いのことよ。
英ちゃんの子種を狙っているお姉さまやおばさまは何人もいると思うのよね」
おばさま、おばさまは無いわ、無い、無い。
「いやいやいや、そんな人はいないでしょう」
「あら、自分の人気を知らないのね。少なくとも私には英ちゃんに聞いてみてって3人からは言われてるのに」
「ま、まって、母さんはそんな話は受けてないよね」
「英ちゃんが決めることを母さんは勝手に決めないわよ」
「それは良かったよ」
「頼まれた時にちゃんと答えたから、英ちゃんと直接交渉してってね」
「いやそこは、息子は高校生だからそう言うのはまだ早いって断ってよ」
「ミサトちゃんを妊娠させておいてそれは無理でしょう」
どうやら僕は近所で種馬と見られている様だ。
「だから、事前にチャンと考えておくのよ。
お願いされたときの返事をね」
いやだよ、面倒くさい。
僕はその言葉を飲み込むと部屋へと逃げ出したのだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
次の日、学校に着くと、田畑がなんとも言えない顔で近づいてくる。
そして言いにくそうに話を切り出すのだ。
「なあ山本、姉ちゃんに変なことを頼まれたんだけど」
すっげえ、言いにくそうな顔の田畑。
これって、やっぱりそうなんだろうなあ。
「なんだよ。言いたくないなら言わないほうがお互いに幸せだったりすると思うけどな」
「ああ、でも聞いてこないと俺が姉ちゃんにぶっ飛ばされるから」
「それじゃあ、NOって言ってたって伝えてよ。
聞かなくても返事は出来るしね」
「ああ、でも....それじゃあ、噂は本当なんだ」
「僕に関する噂、そんなもんは無いだろう」
「山本はとぼけ過ぎって言うか、それ無理筋だから」
僕と田畑の会話に女の声が割り込んでくる。
「えっ、何だよ高橋。急に話題に入ってくるなよ」
「いやあ、山本達が周りを気にしなさすぎだからさ。ちょっとクールダウンが必要かと思ったんだよね」
「ガタガタ、ガタガタ」
あら、ずいぶんと聞き耳をたてられていたみたいだ。
「おう、ありがとう、高橋」
「どういたしまして」
気を付けないとな。学校でも僕は興味を持たれ始めているみたいだ。
結局、田畑は僕にはハッキリとは聞かなかった。
ま、姉ちゃんとセックスする気はないかなんて聞きたくないよね。
そんなかんだで、少し気まずいまま学校での1日は過ぎ去って行った。
そして今日も放課後になり帰宅部の僕は帰路につく。
いつもの様に学校を出ると、いつもと違う放課後が待っていた。
それは校門の外に止まっている真っ赤なオープンなスポーツカーのせい。
正確にはそのスポーツカーから僕を見つめる目、ステキなお姉さまのせいだ。
そのお姉さまにいきなり腕を掴まれる。
ビックリだよ、左ハンドルの車のせいだね。
「ねえ、貴方が山本君よね」
その知らないお姉さまからいきなり名前を呼ばれる、なんで知ってるんだろう?
「そうですけど、なんで僕の名前を知ってるんですか」
少し不愉快そうな声で答えて見る。
「あら、そんなに警戒しなくても平気よ。
私は貴方に新しい経験のチャンスを持ってきただけだもの。
ねえ、Aランクの娼館で遊ぶ気はないかしら?
考えるだけで楽しそうでしょう」
なに、このねーちゃん、本気で言ってるんだろうか?
「やあねえ、そんな顔をしないでよ。
貴方にとっても得な話なんだから。
私は娼館を運営している会社の関係者よ。
ほら、社員証だってあるんだから」
社員証ねえ、確かに高山商事って書いてある社員証だ。それも秘書課だって。
高山商事か、あそこって結構大きな商社だったよな。娼館にも手を出してるって聞いた気がする。
「その高山商事の秘書課のお姉さまが僕なんかになんの用なんです」
「色々とお話をしたいのだけど、取り敢えず車に乗って話しましょうか。
そんなに警戒しなくても良いと思うわよ。
これだけ派手に目立っての誘拐とか無いでしょう」
確かに目撃者だらけだしね。
「判りました、お話を聴きますよ」
僕が乗ると車はホイールスピンをさせながら走り出した、流石スポーツカーだね。
そして今、あまり人のいない駐車場に止まった車で僕はお姉さんと話を始めている。
「お話をしたいと言う話でしたけど、なんでここでなんですか」
「あまり人も居ないし、それにここだと構えずに話ができるかな~なんて思ったのね」
「構えずにですか?」
「そうなのよ。何も気にしなければ、『我が社の娼館をいつもご利用頂き、ありがとうございます。
ついてはちょっとした物ですが感謝の印にお受け取り下さい』ってA級娼館の特別招待券を渡して終わるのだけど。
正直に言うと、山本君をA級娼館にお招きして良いか悩んでるのよね」
「悩むぐらいなら諦めるのが良いと思いますよ」
「そうもいかないのよ。諦めるには貴方は魅力的すぎるのですもの
でも、危険でもある」
「魅力的、危険、なにを根拠にそんな事を言ってるんですか」
「ごめんなさい、それは秘密なの」
娼館の関係者がそんな事を言ってくるんだ。大方部屋にある監視カメラの映像でも見たんだろう。
えええ、それって娼館での出来事を録画してるって事かよ……ムカつくな。
「お姉さんが教えてくれないなら確かめないとね」
僕はお姉さんに向き合う様に身体を投げ出して素早く車のキーを抜く。
流石、クラッシックなスポーツカーだよね。
今時の車じゃ鍵を車に挿したりはしないのにね。
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