普通の僕が性王と呼ばれる世界【R-18】

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幕間:淫夢

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祥子は悩んでいた。
いや、違う。
祥子は英雄を欲して発情しているのだ。

当たり前だ。
祥子は英雄に打ちのめされたのだ。

私がセックスと思っていたのはセックスでもなんでもなかったわ。
おまんこにただおちんちんを入れてもダメなんだって思い知らされた。
セックスがあんなに気持ちが良いと分かってから私の日々は砂を噛むようよ。

そんな祥子はそれでも英雄に抱いてと懇願することは我慢ならないのだ。
祥子は知っているのだ。
一度男に屈した女は惨めだと。
子供を産んで育てることしかできなくなると。
それも男に養われながらだ。

そんな生活はありえないの。
私にとってのセックスは男を食らうものだもの。
私のおまんこにおちんちんを入れてそれを一生の宝物のような思い出にさせる。
私はそう思って童貞を選んでセックスをしてきたんだもの。

「なのになんでよ!」

私は自分がこんなに弱いと思っていなかったのに。

さっきまで祥子は夢の中で英雄に抱かれていたのだ。

それはとっても素敵な夢だった。
それを祥子は否定できない。

夢の中の山本は素敵だった。
山本の舌が私の舌を絡みとる。
その感覚だけで私は逝ってしまったのだ。

舌がおまんこの代わりになるなんて嘘みたいね。

ちがうわ!
そうじゃ無いの。
山本とセックスをする前はおまんこが濡れることさえ無かったのに。
ましてや頭が弾けるような快感がおまんこから湧き上がるなんて想像すらできなかった。

でも今は違う。
一人になるとおまんこが自然と疼きだすのだ。
それだけじゃ無い。
山本におまんこを嬲られたい。
その思いがこみ上げてくるのだ。

恥ずかしい!!
祥子はそれでも思い出してしまうのだ。
放課後に山本が使う机の角におまんこを擦り付けた時の快感を。
山本の机の中に無造作に放り込まれていた体操服を取り出して山本の匂いに包まれて疼く乳首を。

放課後とはいえ教室だ。
いつ、クラスメートが入ってくるかわからない。
そんな教室で私は顔を英雄の体操服に顔を埋めながらおまんこを机の角に擦り付けて何度も達してしまった。

馬鹿な私。
破廉恥な私。
淫蘭なメスに落ちた私。

嫌いだ!
そんな私は。

でも止まらないの。
今もだ。
ベッドに入って寝る筈がひとり遊びに興じてしまう。

クリちゃんがボッキして狂おしい。
ショーツが少し擦れるだけで腰がヘコヘコと動いてしまう。

そしていつものように私の指がクリちゃんを擦り始めるの。
最初はちょっと痛い。
濡れてないからね。

でも直ぐに膣の中から愛液が滴りクリちゃんは愛液でべったりと濡れる。
そうなればクリちゃんからは快感しか伝わってこない。

クチュ、クチュ、クチュ

私の指が動くたびにクリちゃんは淫靡な音を奏で出すの。
クリちゃんを覆う皮も今では簡単に剥けて直ぐにクリちゃんはむき出しになる。
それは神経がむき出しになったのと同じだ。

クチュ、クチュ、クチュ

音が鳴るたびに頭の中が刺激で支配される。

クチュ、クチュ、クチュ

山本、いえ、英雄様
貴方の愛撫で私は馬鹿になるの。

もっと、もっとクリちゃんを擦りあげてよ。

馬鹿、本当に馬鹿。

こんなことをするぐらいなら逆指名して英雄様とセックスをすれば良いのよ。
でも、できない。

だって気付いてるから。
もう一度英雄様に抱かれたら私は自分を無くしてしまうもの。
きっと身も心も英雄様……いいえ、ご主人様の物になるわ。

それが自覚できるから私は言えないの。

ザリ、ザリ、ザリ

凄い、凄いよ。

おまんこの中にご主人様の指が突き刺さる。
第一関節を曲げて私のGスポットを擦り上げるの。

無理、こんなの絶対に無理。

私は枕に顔を埋めてよがり声が部屋の外に漏れないようにする。
そして、私の指がGスポットを激しく擦り上げながらよがり声をあげるのよ。

クニュ

中指だけじゃ満足できないわ。
人差し指も私のおまんこに潜り込ませるの。
2本の指がバラバラに私のおまんこを書き回す。

おまんこの穴の入り口が快感でヒクヒクと蠢きだす。
それだけじゃ無いの。
おまんこに合わせてお尻の穴までヒクヒクと開いたり閉じたりが始まるの。

どうしよう。
お尻の穴にも指を突っ込みたい。

ダメ、ダメよ。
お尻の穴はそんなことに使うんじゃ無いもの。

だから私はおまんこを擦り上げる指を激しく動かすの。
指の関節を曲げ伸ばしして膣壁を擦り上げる。

あ~、感じちゃう。
もうすぐ逝きそうよ。
膣壁が広がってるもの。
おまんこの中が広がって空洞が出来てるのがわかる。

いい、逝っちゃうよ。
指の関節を激しく動かしながらおまんこから指を出し入れするわ。
そうよ、ご主人様のおちんちんが私の中に入ったり出たりするようにね。

あ~、凄いのが来る。
頭の中が真っ白になる。
おまんこから何かが噴き出すのを感じながら私は落ちてゆくわ。

次の日、学校で私はちらちらと山本を眺めながら自分の指の匂いを嗅ぐの。
私の指に染み付いたメスの匂いをね。

あ~、私の指を舐めて欲しいの。
そんな願望は意外なきっかけでかなったの。
私が家庭科の実習で指を少し切って血がにじんだ時。

その指を山本が舐めてくれたのよ。
一瞬だけどね。
すぐにバンドエイドを貼ってくれたわ。

それから一生懸命に指を舐めたことを謝ってくれたの。
私はおまんこがひくひくしてそれを抑えるのが大変で上の空だったけど。

でもそれが良かったみたいね。
山本的には私が白い目で睨んでいると思ったみたい。

実際、冷たい声でふざけんなって罵ったしね。

だから、とても低姿勢で何をすれば許してくれるかと聞いてきたわ。
だから山本の耳元で囁いたの。

今日の放課後に娼館で私を指名しなさいってね。
山本は簡単に承諾したの。

今日の授業はずっと上の空ね。
だって、おまんこがずっとヒクヒクしてるんだもの。

あ~、早く放課後にならないかな。
委員長の肩書きって便利よね、みんな私を理知的な女だって思ってるもの。

山本に出会うまでは確かに私は理知的だった。
でも今はおまんこでしかものを考えられないの。

だからね。ツンデレなふりをする私をいっぱい感じさせなさい。
そうしないと許さないわよ……私のご主人様。貴方のおまんこより!
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