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プロローグ
しおりを挟むここはベイサイドにあるタワーマンション。
その最上階は本来は6室に分けられて分譲されるはずであったが、男が望んだ結果ワンフロアー全てを貫いた一室として男の住居となっている。
そんな男の部屋の窓の外には夕焼けに染まる都心のビル群が広がっている。
その景色を愛でるためだけにこのマンションを買うオーナーもいるぐらいに素晴らしい風景だ。
だが、男の部屋に招かれている3人の女達にはそんな景色は目に入らない。
いや、余裕が無いのだ。
彼女達は自分達のご主人様である一人の男から厳命されている。
俺に抱かれたいのなら、おまんこをしっかりと濡らしておけと。
「くちゅ、くちゅ。くちゅ」
だから女達はおまんこを濡らす為におまんこに指を入れてかき回す。
男を誘う為に、自分のおまんこに男を迎えるために。
そんな浅ましい行為に耽る女達だが、いずれも美しい肢体を持ち数多くの男達から崇められることが当たり前と思っている女達なのだ。
普段であれば全ての男は彼女達にかしずく下僕程度の存在でしか無いとまでも男を見下している女達だ。
でもここでは違うのだ。
命じられるままにオナニーでおまんこを濡らした女達は、今はその肢体を覆う服を全て脱ぎ捨てて全裸で獣のように四つん這いになり脚を広げて豊満な尻とその中心にあるおまんこを恥ずかしげもなく男に晒している。
そのおまんこからは男を誘うメスの匂いと愛液が滴っている。
「ねえ、誠さん、私のおまんこを誠さんのたくましいちんぽで貫いてくださいませ」
その声に被るように部屋にあるテレビジョンからも同じ女の政局を分析する声が聞こえてくる。
そう、獣のように四つん這いで男を誘っている3人の女のうちの1人はニュース番組のメインキャスターであり、知的美女として多くの男から崇められている存在なのだ。
だが、今の女にはそんな面影は無い。
突き出した尻をゆらゆらと動かしながら、パックリと口を開けたおまんこを突きだすようにして男を誘っている。
そのおまんこは男の男根に突き刺される快感を期待して既にヒクヒクと怪しく蠢いている。
「あっ、あっ、あああああああ」
男の指がそんな女の尻を撫でる。
「ひゃあああああ」
発情したおまんこは尻から伝わる快感だけで絶頂を迎えてしまう。
「プシュー」
音を立てて女のおまんこからは愛液が激しく噴き出している。
「誠様、私のまんこでも遊んでください」
同じニュース番組でおバカ役を務める可愛らしい姿が人気の女も、今は成熟したメスとして尻をあげて発情したおまんこを見せびらかすことで男へのアピールに余念が無い。
「もう、陽子ちゃんは番組のアイドルなんだからそんなおねだりはしないの」
そう言いながら四つん這いの姿勢のまま二本の指で自分の女性器を広げて男を受け入れようと必死な3人目女は同じニュース番組でスポーツコーナーを担当するオリンピックの金メダリストだ。
だが、おまんこを自分の指で広げてサーモンピンクの子宮口を見せつける今の女にはアイスリンクの妖精と呼ばれた愛らしさの片鱗も見当たらない。
「お前達は俺のなんだ」
発情した女達のおまんこを弄びながら男が問う。
「「「誠様の肉便器です」」」
三人の美女は躊躇なくそう答える。
「ならば、俺を楽しませろ」
男はそう言うと真ん中の美人キャスターの女性器を一気に貫く。
「ひゃあああああああああ」
男がひとつきしただけで女は達してしまう。
体をビクビクと震わせおまんこから愛液だけではなくオシッコまで巻き散らかす女。
「「私も、私にもください」」
二つのお尻が悩ましげにふりふりと動き、おまんこから滴る愛液を飛び散らかす。
「うわあああああ」
そんな2人の女のおまんこに男は無造作に指を突っ込み掻き回す。
「いい、すごい、すごいです。
もっと、もっと下さい。
あ、ああああ、発情したメスのまんこで遊んでください。
ご主人様、もっと、もっと、あっ、あああああああああ」
メスの淫らな匂いを立ち上らせながら、男を求めて女達のおまんこが蠢いている。
女達のおまんこを貫くちんぽと指におまんこの蠢きを感じ取りながら男は思う。
「つまらんな」
ぼそっとつぶやく男。
そう、普通であれば夢のようなこの饗宴も男にとってはマンネリな日常に過ぎないのだ。
こいつらNCPは俺の思いのままだからな。
最初はどんな女も俺に股を開くことに興奮したがこんなにも簡単だと面白みもなにもない。
男は欲望の赴くままに気に入った女達を食い散らかしてきた過去を思い出す。
この女の最初は俺をバカにした目で見たんだっけ。
でも一瞬で俺のメスに落ちてしまったが。
なんでそんなことができるのか。
男は知ってしまったのだ。
男の住む世界が仮想現実であることを。
そしてそれに気づいた瞬間から、男は仮想現実空間の全てのオブジェクトを自由にいじれるようになったのだ。
「ほら、快感5倍だ」
男は気だるげにそう宣言する。
「うわああああああ、ダメ、これ死んじゃう、すごい、すごいよ」
男がそう宣言するだけで女達が感じる快感が5倍に跳ね上がる。
「ひっ、ひっ、ひっ、ひいいいい」
女達の白くシミひとつ無い肌が朱に染まり出すり
全ての毛穴が開き汗が噴き出す。
汗で朱に染まった女達の肌が噴き出す汗でテカテカとひかる始める。
毛穴だけでは無い。
だらしなく開いた口と尿道と膣。
その全ての穴からは体液が吹き出して止まらない。
ぴゅ、ぴゅ、ぴゅ
尿道からションベンを噴き出す女達には一ミリの尊厳も残されていない。
『本当にメス便器だよな』
そんなあられも無い状況でも快楽を貪ることがやめられない女達を見て男はそう思う。
「やっ、やっ、やああああああ」
三匹のメスの体がビックン、ビックンと跳ね上がる。
「ほら、子宮が痙攣するぞ」
男の宣言で女達の子宮が激しく収縮を繰り返し始める。
その収縮に合わせて女達の下腹部が激しく脈打つ。
女達は子宮から伝わる快感に逝き狂い始める。
「ぎゃひいいいいいいい」
そして女達の脳が快感で焼き切れて、体から力が抜け糸の切れたマリオネットのように体が崩れ落ちる。
ビク、ビク、ビク、ビク
意識を失った女達の体はそれでも快感に支配されて跳ね続けている。
そんな女達を冷ややかに見下ろす男。
「いくら女を変えても同じ事の繰り返しだな。
いい加減、飽き飽きだな」
男が望むように女達は男に溺れてみな一様に肉便器に変わってしまう。
「これじゃあ、オナホと変わらないじゃないか」
一瞬で肉便器に落ちる女達に、男には少しのワクワク感も感じることが出来無くなっている。
男はだらしなく横たわるメスの裸体を見て思う。
高校生の頃はスカートから覗く太ももを見ただけでドキドキしたのにな!
それが今ではな……
意識を失いながらもヒクヒクと快感でうごめく女達の尻の穴やおまんこを見ても今では何も感じないなんてな。
まあ、おまんこや尻の穴に美女も何も無いしな。
本当にマンネリだ。
そして男は思いつく。
そうだ、自分の肉体を若返らせて高校生に戻ってみるか。
そうすればもっと女にドキドキできるだろう。
それに、能力も制限しよう。
NCPのパラメーターをいじって俺に夢中になっても面白く無い。
俺に忌み嫌う美女。
でも、無視できない。
そして女は気づくのだ。
嫌なのに拒めないと。
そんな葛藤で美しい女の顔が歪む所を見てみたい。
そして、俺を拒絶しながら俺に抱かれる。
抱かれても俺の事を嫌っている.
でも、嫌なのにまた抱かれてしまう。
俺を憎みながら、俺のチンポが忘れられない。
いい、なかなかに良いじゃないか!
男は新しい遊びへの期待に胸を膨らませる。
そしてこの仮想現実世界のパラメーターを変更する。
転校生、大和誠はこうして誕生した。
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