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第88話 真っ赤なポーション
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「ルーミス、帝国兵が憎いか?」
「当たり前よ、憎いに決まってる。
あんな奴ら、みんな死んでしまえば良いのよ」
吐き出すように紡がれるルーミスの言葉。
それは帝国の貴族を呪う言葉だ。
言葉だけじゃ無い。
ルーミスの全身から怒りが溢れている。
『私を首輪で拘束し、リードで繋いだぐらいで安心しない事ね』
私は犬なんかじゃ無い、オオカミなんだから。
ルーミスの怒り燃える全身が俺にそう告げている
今のルーミスの目の前に帝国の貴族がいればどうなるだろう。
ルーミスの指から伸びる鋭い爪はなんの躊躇も無く帝国貴族の目に突き刺さり、その目をえぐり取るだろう。
怒りの呪詛をバラまく口から覗く鋭い牙は、柔らかな帝国貴族の喉を安易と食い破るだろう。
そして、帝国貴族の身体はばらばらにされ、ルーミスはその血を啜り|《すすり》、肉を貪るに違いない。
俺はそんな猛獣の装いを纏うルーミスに魅了され、その力を欲する。
だから俺はルーミスの服を引き裂いて乳房を剥き出しにする。
ルーミスの怒りを煽り、ルーミスの乳房に喰らい付いてポーションを作る為だ。
俺の期待通り、服を切り裂かれ乳房を剥き出しにされたルーミスは怒りの唸り声と共に俺の喉を食い破らんかの如く噛み付いてくる。
俺はそのルーミスと唇を重ね、乳房を握りしめる。
重なった唇からルーミスの獣の如き歯が現れて俺の唇に喰い込む。
切り裂かれた俺の唇から流れた鮮血が俺の唇とルーミスの唇を真っ赤に染め上げる。
「ウウウウウウ」
野獣のような声を上げてルーミスは俺に圧し掛り、両手で俺の首を絞めてくる。
そうだ、怒れ、もっと怒れ!
俺は身体を入れ替えてルーミスの上に圧し掛かる。
肘をルーミスの首に乗せ押さえつける。
「グ、グ、グエエエ」
憎しみを込めた目と苦しみで歪む口。
「ルーミス、お前の怒りはこんなものか。
俺には全く通用しないぞ。
今のお前はどんなに怒っても男1人に組みし抱かれる存在だ。
良く見ろ。これがお前だ、お前は無力で哀れな存在だ」
俺の言葉を紡ぐ唇から滴った鮮血が滴り落ちる。
その血がルーミスの乳房を赤く染め上げていく。
そんな、ルーミスの乳房をヌルッとした手触りを感じながら握り潰す。
ルーミスの乳房が充血し、俺と血の赤と混じり合う。
「痛いか!、苦しいか!、恨めしいか!
なぜだと思う、なぜお前は辱められるんだ」
俺の目がルーミスを見据える。
「ゆるさない、ゆるさない、ゆるさない」
ルーミスは俺の目を睨み返し、唯一動く唇からは呪詛が紡がれる。
「そうだ、許すな、お前とお前の一族を惨めにしたものを決して許すんじゃないぞ」
俺には握りしめられて歪んだ、ルーミスの乳房。
赤く染まったルーミスの乳房。
俺はその乳房を咥え、ルーミスのオッパイを求める。
「ウワアアアアアア、許すものか、決して許さない、帝国貴族はみんな殺してやる」
帝国貴族へ呪詛を吐き、必死に俺を跳ね除けようとするルーミス。
「ふざけるな、ふざけるな、死ね、死ね、死ね、みんな死んでしまえ」
ルーミスの怒りが爆発する。
その刹那、怒りと共にルーミスの乳首から吹き出したおっぱいが俺に流れ込む。
「ウオオオオオオ~」
ルーミスの咆哮と共に俺の血に彩られたルーミスの乳房が真っ赤に染め上がる。
熱い、ルーミスの熱が俺に流れ込む。
『ドクン』
ひときわ大きなルーミスの心臓の鼓動が俺に伝わる。
突き刺さるような怒り。
全てを焼き尽くさんとするルーミスの怒り。
それが俺の中に流れ込むのだ。
気が付けば、俺の目の前にルビーのような真っ赤なポーションが浮かんでいる。
「オイゲン、お前はそれを手に取る勇気が有るのか?」
そうか、ルーミスも気付いているんだな。
このポーションを手にする意味に。
俺とルーミスの目がそのポーションに注がれる。
そして俺はゆっくりと真っ赤なポーションを掴み取る。
「ああ、お前の怒りと共にもらい受けるさ」
「そう、解ってるわよね」
ああ、解ってるさ。
このポーションは俺とルーミスの約束。
だから俺はその時が来れば、躊躇なくポーションを飲んで帝国の貴族と兵士を業火で焼き尽くしてやる。
「ならば、来て」
俺の血に染まったルーミスの唇が俺を誘う。
俺はその唇に俺の唇を重ねると俺とルーミスの舌が互いを貪るように絡み合う。
「まだ足りないな」
俺の言葉でルーミスの身体が一瞬強張る。
「まだ足りないの?」
「ああ、俺達が望むだけの帝国兵の命をもらい受けるにはな」
「そう、もっと必要なのね」
「そうだ」
俺はそう言うとルーミスの乳房に貪り付く。
もっとだ、もっとポーションが必要なんだ。
「良いわよ、帝国兵を皆殺しにしなさい」
さっき迄の荒ぶるルーミスが消えて、聖母のような慈愛に満ちた笑みがルーミスの顔に浮かぶ。
その笑みが俺を突き動かす。
ああ、俺の炎で全ての帝国兵を浄化してやるさ。
そう考えながらルーミスの乳首からおっぱいを貪る。
俺の中に流れ込んでくるルーミスのおっぱいは想いを体現させるほど熱く、ルーミスの生を、そして帝国兵の死を俺に感じさせる。
「殺しなさい、憎い帝国兵を、居なくなるまで何度でも」
そしてまた、真っ赤なポーションが現れる。
「まだ、まだよ、今度は反対の乳房よ」
そうだ、まだ必要だ。
「いいわ、もっと強く吸うの」
ルーミスに促され俺はルーミスの反対の乳房を貪りその乳首を強く吸う。
ルーミスの想いを、命をもらい受けるかのように。
覚悟のない俺にルーミスの想いが流れ込み、大量殺人を厭わない真っ赤なポーションが何本も作られてゆく。
俺は無自覚に類のない大量殺人を行う事を受け入れ始めるのだった。
「当たり前よ、憎いに決まってる。
あんな奴ら、みんな死んでしまえば良いのよ」
吐き出すように紡がれるルーミスの言葉。
それは帝国の貴族を呪う言葉だ。
言葉だけじゃ無い。
ルーミスの全身から怒りが溢れている。
『私を首輪で拘束し、リードで繋いだぐらいで安心しない事ね』
私は犬なんかじゃ無い、オオカミなんだから。
ルーミスの怒り燃える全身が俺にそう告げている
今のルーミスの目の前に帝国の貴族がいればどうなるだろう。
ルーミスの指から伸びる鋭い爪はなんの躊躇も無く帝国貴族の目に突き刺さり、その目をえぐり取るだろう。
怒りの呪詛をバラまく口から覗く鋭い牙は、柔らかな帝国貴族の喉を安易と食い破るだろう。
そして、帝国貴族の身体はばらばらにされ、ルーミスはその血を啜り|《すすり》、肉を貪るに違いない。
俺はそんな猛獣の装いを纏うルーミスに魅了され、その力を欲する。
だから俺はルーミスの服を引き裂いて乳房を剥き出しにする。
ルーミスの怒りを煽り、ルーミスの乳房に喰らい付いてポーションを作る為だ。
俺の期待通り、服を切り裂かれ乳房を剥き出しにされたルーミスは怒りの唸り声と共に俺の喉を食い破らんかの如く噛み付いてくる。
俺はそのルーミスと唇を重ね、乳房を握りしめる。
重なった唇からルーミスの獣の如き歯が現れて俺の唇に喰い込む。
切り裂かれた俺の唇から流れた鮮血が俺の唇とルーミスの唇を真っ赤に染め上げる。
「ウウウウウウ」
野獣のような声を上げてルーミスは俺に圧し掛り、両手で俺の首を絞めてくる。
そうだ、怒れ、もっと怒れ!
俺は身体を入れ替えてルーミスの上に圧し掛かる。
肘をルーミスの首に乗せ押さえつける。
「グ、グ、グエエエ」
憎しみを込めた目と苦しみで歪む口。
「ルーミス、お前の怒りはこんなものか。
俺には全く通用しないぞ。
今のお前はどんなに怒っても男1人に組みし抱かれる存在だ。
良く見ろ。これがお前だ、お前は無力で哀れな存在だ」
俺の言葉を紡ぐ唇から滴った鮮血が滴り落ちる。
その血がルーミスの乳房を赤く染め上げていく。
そんな、ルーミスの乳房をヌルッとした手触りを感じながら握り潰す。
ルーミスの乳房が充血し、俺と血の赤と混じり合う。
「痛いか!、苦しいか!、恨めしいか!
なぜだと思う、なぜお前は辱められるんだ」
俺の目がルーミスを見据える。
「ゆるさない、ゆるさない、ゆるさない」
ルーミスは俺の目を睨み返し、唯一動く唇からは呪詛が紡がれる。
「そうだ、許すな、お前とお前の一族を惨めにしたものを決して許すんじゃないぞ」
俺には握りしめられて歪んだ、ルーミスの乳房。
赤く染まったルーミスの乳房。
俺はその乳房を咥え、ルーミスのオッパイを求める。
「ウワアアアアアア、許すものか、決して許さない、帝国貴族はみんな殺してやる」
帝国貴族へ呪詛を吐き、必死に俺を跳ね除けようとするルーミス。
「ふざけるな、ふざけるな、死ね、死ね、死ね、みんな死んでしまえ」
ルーミスの怒りが爆発する。
その刹那、怒りと共にルーミスの乳首から吹き出したおっぱいが俺に流れ込む。
「ウオオオオオオ~」
ルーミスの咆哮と共に俺の血に彩られたルーミスの乳房が真っ赤に染め上がる。
熱い、ルーミスの熱が俺に流れ込む。
『ドクン』
ひときわ大きなルーミスの心臓の鼓動が俺に伝わる。
突き刺さるような怒り。
全てを焼き尽くさんとするルーミスの怒り。
それが俺の中に流れ込むのだ。
気が付けば、俺の目の前にルビーのような真っ赤なポーションが浮かんでいる。
「オイゲン、お前はそれを手に取る勇気が有るのか?」
そうか、ルーミスも気付いているんだな。
このポーションを手にする意味に。
俺とルーミスの目がそのポーションに注がれる。
そして俺はゆっくりと真っ赤なポーションを掴み取る。
「ああ、お前の怒りと共にもらい受けるさ」
「そう、解ってるわよね」
ああ、解ってるさ。
このポーションは俺とルーミスの約束。
だから俺はその時が来れば、躊躇なくポーションを飲んで帝国の貴族と兵士を業火で焼き尽くしてやる。
「ならば、来て」
俺の血に染まったルーミスの唇が俺を誘う。
俺はその唇に俺の唇を重ねると俺とルーミスの舌が互いを貪るように絡み合う。
「まだ足りないな」
俺の言葉でルーミスの身体が一瞬強張る。
「まだ足りないの?」
「ああ、俺達が望むだけの帝国兵の命をもらい受けるにはな」
「そう、もっと必要なのね」
「そうだ」
俺はそう言うとルーミスの乳房に貪り付く。
もっとだ、もっとポーションが必要なんだ。
「良いわよ、帝国兵を皆殺しにしなさい」
さっき迄の荒ぶるルーミスが消えて、聖母のような慈愛に満ちた笑みがルーミスの顔に浮かぶ。
その笑みが俺を突き動かす。
ああ、俺の炎で全ての帝国兵を浄化してやるさ。
そう考えながらルーミスの乳首からおっぱいを貪る。
俺の中に流れ込んでくるルーミスのおっぱいは想いを体現させるほど熱く、ルーミスの生を、そして帝国兵の死を俺に感じさせる。
「殺しなさい、憎い帝国兵を、居なくなるまで何度でも」
そしてまた、真っ赤なポーションが現れる。
「まだ、まだよ、今度は反対の乳房よ」
そうだ、まだ必要だ。
「いいわ、もっと強く吸うの」
ルーミスに促され俺はルーミスの反対の乳房を貪りその乳首を強く吸う。
ルーミスの想いを、命をもらい受けるかのように。
覚悟のない俺にルーミスの想いが流れ込み、大量殺人を厭わない真っ赤なポーションが何本も作られてゆく。
俺は無自覚に類のない大量殺人を行う事を受け入れ始めるのだった。
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