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第36話 辺境伯夫人への説明を頑張ってます

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デイジーにお母さんをポーションで治してあげることを約束してから1番頭を悩ませていた事。
それは、ポーションを作るためにおっぱいを吸わせてもらうことをが必要な事をどうやって理解してもらうかでした。

いきなり言葉で言っても信じてもらえないでしょう。
であれば、実際におっぱいを吸ってポーションを作る所を見てもらうしか無いのですが、流石にデイジーさんのおっぱいを吸ってポーションを作るところは見せられません。

7歳の娘のおっぱいに吸い付く男の姿を見る。
そんなの母親として耐えきれませんよね。

手詰まり状態でしたが、幸いな事にアンナがポーション作りに参加してくれました。

ハイネム辺境伯夫人には僕がアンナのおっぱいを吸ってポーションを作るところを見てもらう。
これで問題は解決したはずでした。

だけど、デイジーさんが強固に反対するんです。

「デイジーがオイゲン様におっぱいを吸われてポーションが出来る所をお母様には見て欲しいんです。
わたしが、頑張ってきたのになんでアンナなんですか」

そう言って怒るんです。
困りました。デイジーさんがこの件の依頼主ですからね。
依頼主の意向を無視して進めるわけにもいかないんです。

「ねえ、デイジーさん。アンナはお母様の前でポーション作りの実演をする事を了承してくれてるんだよ。
アンナに任せるのが最良だと僕は思うんです」

「ええ、オイゲン様、私もそれは分かっていますわ。
その上で、アンナでは無くて、私がオイゲン様のお相手になると申し上げているのです」

「でもね、お母様の前で僕がデイジーのおっぱいを吸うのは流石にいかがな物かと思うんだよ。
デイジーさんだって恥ずかしいでしょう」

「でも、でも、お母様にオイゲン様がメイドのおっぱいを吸う姿こそ見せたく無いんです。
だって、お母様はお父様がメイドに手を出すたびに悲しそうなお顔をされてましたから」

「いや、手を出すって!
ポーション作りに協力してもらうだけですよ」

「でも、お母様は嫌がると思うんです。私の将来のおっ……、オイゲン様がメイドのおっぱいを吸うところを見ることを」

『将来のおっ』、夫ですかね?
不穏な単語が出ましたね。

「ねえ、デイジーさん。僕は別にデイジーさんの将来の『オイゲン様のそんなに言葉は聞きたく無いです』予定は……l

う~ん、困りました。

「分かりました。それでは実演は無しで言葉で説明をして理解してもらうようにしましょう。
それなら良いのでしょう」

「……良いですわ」

言葉だけで理解してもらう。
難しいですけどやるしかないですね

☆☆☆☆☆

そして、その時が来ました。
ハイネム辺境伯夫人にはデイジーの乳から作った4本目のポーションを飲んでもらったところです。

4本のポーションを飲んだことで辺境伯夫人の体調は随分と改善されています。
今も、ベッドで上半身を起こして、デッドヘッドとクッションを背もたれにして寛いでいます。

「初めまして、カルロスが長子のオイゲンと申します。
いつもご息女のデイジー様には良くしていただいております」

僕は辺境伯夫人に好印象を持ってもらえる様に丁寧に挨拶をします。

「そう、貴方がカルロス様の長子のオイゲン君ね。
私はルーシー・ハイネムよ。
こんな格好で申し訳ないけど許してね」

デイジーのお母さんは辺境伯夫人でありながら随分と気さくな感じです。

「ルーシ様はお加減が随分と回復された様で大変喜ばしく思っております」

「あら、私がまだ生きていられるのはオイゲン君が用立ててくれたポーションの効果だとデイジーから聞いているわ。
カルロス様とオイゲン君がいらしてくれなかったら、今頃私は土の中で寝ていたはずね。
カルロス様とオイゲン君のは本当に感謝しているのよ」

「そう言っていただけると光栄ですが、ルーシー様は症状こそ改善していますが病気の治癒が出来たわけでは有りません
ルーシー様の病気を完治させるには特別なポーションが必要なのです」

「そうなの、私の病気は治っていないのね。
それに特別なポーションが必要ということは治る当ても無いと言うことかしら」

少し言葉が足りなかったようですね。
ルーシー様が悲観的な発言をされます。

「いえ、特別なポーションの入手は可能です。
ですが、なにぶん貴重なポーションですので手に入れるには約束とお願いが必要なのです」

「約束ですか?
自分の命の関わる事ですもの約束ぐらい致しますわ。
でも、どうすれば約束が守られると思ってもらえるのかしら」

「はい、誓約書を作りサインを頂くことも考えましたが、ハイネム辺境伯夫人には貴族の名誉に懸けて誓って頂ければ良いと考えています」

「あら、随分と私を信用してくれるのね。
貴族社会では甘いと言われる行いよ。
でも、それで良いなら私も助かるわ。
それで、何について約束すれば良いのかしら」

「一言で言えば、ポーションの作り方とポーション作りを行なった人物に関して誰にも明かさないと言う約束です」

ポーションを使う立場の自分がなんで作り方とか作成者とかを知る事になるのか、きっと納得いかないと思うんですよね。

「そんな大事な秘密に関する約束を書面に残さなくて良いのかしら」

でも、疑問は飲み込んで話を進めようとされます。
さすがですね。

「そうですね。貴族の名誉に懸けて誓う、そしてポーションの作成にルーシー様が協力する。
その2点で良いと私は考えています」

「分かりました。
ルーシー・ハイネムは我が名誉に懸けてポーションの作り方と作成に関わった人物の名を明かさないことをオイゲン・サーインに誓う。
この誓いを破った時は我が命を差し出すものとする。
これで良いのね」

「ハイ、それではルーシー様に手伝って頂きポーションを作りたいと思います」

不思議そうに僕を見てますね。
まあ、普通の反応ですよね。
だって、ここで今からポーションを作るって言ってるんですから。

「ええっと、作りたいと言うことはオイゲン君がポーションを作るのかな」

「ええ、そうですね」

「そして、作る場所はここ」

「そうですよ」

「薬草も道具も何もないのに」

「そうですね。薬草も道具も必要ありません
必要なのは病気を治したいという意志と、乳です」

「乳、乳って牛乳のことかな」

「いいえ、ルーシー様の母乳です」

あら、意外にウブです。お顔が赤くなりました

「私の母乳、それはデイジーが乳ばなれして以来出て無いわよ」

「平気ですよ。僕が吸い付けば出るようになりますから」

「ええっと、オイゲン君が吸い付くの?それって私のおっぱいに」

本当にウブな方です。おっぱいを腕で隠されましたね。

「そうですよ。そうすれば乳は出るようになります」

「でも、オイゲン君が飲んじゃったら無くなっちゃうわよ」

「ルーシーさんのおっぱいを使って僕が魔法でポーションを作成するんです。
だから飲まないとダメなんです」

ほら、完全に理解不能の顔になっちゃいました。

「ねえ、デイジーさん。やっぱりルーシ様に実際に作る所を見て頂かないと分からないと思うんですが」

「そうですわね。私もそう思いますわ。
ねえ、お母様、実際にポーションを作るところを見ていただければ納得いただけると思うんです」

「はあ、雲を掴む様な話ですけど。
まあ、目の前で見れば信じない訳にはいかないわね」

「それではアンナを呼びましょうか」

「いいえ、それは必要ないです。
オイゲン様、私で実演してください」

うわ、デイジー確信犯だ。
いきなりおっぱいを出してるし。
一瞬で胸が出せる服を着ていたね。

「デイジー、殿方の前でなんと言うことを。
えっ、デイジー、貴方なんでお胸があるの」

「うふふふ、お母様、ポーションの為にオイゲン様におっぱいを吸っていただくと特典としておっぱいが大きくなりますの」

「おっぱいを吸う?
デイジー、貴方オイゲン君におっぱいを吸わせたの」

「はい、お母様のポーションを作る為に必要でしたから。
ねえ、オイゲン様、おっぱいが丸出しの私をいつまでも放って置かれるのは醜いと思いますよ」

うう、自分から出したくせに。

「分かりました。ルーシ様、デイジーさんのおっぱいでポーションを作りますので良く見ておいて下さい」

「まあ、デイジー、オイゲン君、そんなのダメ、ダメよ!
ねえ、分かったから、認めるからやめて、やめなさい」

そうですよね。見たくないですよね。

「お母様、ここまで来ては止まられませんわ。
オイゲン様にも、さあ早く」

はあ、しょうがないですね。

「では、始めましょうか」

僕はデイジーさんの乳首を咥えて吸い始めます。

「ああ、デイジー、貴方何を……l

「お母様、よく見てください。
こうやってポーションを作るのです。
それに見えませんか、私の乳首から母乳が滴っているのが」

そうなんですよね。デイジーは咥えていない方の乳首も刺激のせいか母乳が出ちゃうんです。

「ああ、そんな。
でも、あの白いのは確かに母乳だわ」

「あ、あ、あ、オイゲン様、もっと、もっと強く吸ってくださいませ。
そ、そうですわ、私のおっぱいをいっぱい飲んでくださいませ」

「デイジー、あなた……l

ルーシーさんの目が怖いです。

「オイゲン様、そう、そうですわ。
デイジーのおっぱいはオイゲン様の物ですから、いっぱい飲んで下さいね」

そしてデイジーさんのおっぱいが光ります。

「デイジー、あなた、おっぱいが」

そうですね、光って少し大きくなりました。

「ルーシーさん、見てください」

僕はルーシーさんの目の前に手を掲げます。
僕の手の先が光、その中にポーションが現れます。

僕は掴んだポーションをルーシーさんに渡します。

「どうですか、5本目のポーションですよ」

「うそ、本当にポーション」

ルーシーさんが目を見開いてポーションを見ていますね。

さて、これで納得はしてもらえましたかね。

では、ルーシーさんの病気を完治させるポーションを作りますか。










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