悪役に転生した僕は何かを間違えてしまったようです。改

本編

7

そして、数日。特にこれといった事件(？)もなく新入生歓迎会の前日。
俺達は前日準備におわれていた。つかさも手伝うと言ってくてたのだが、1人OKを出すと我も我もと人が集まってしまうので気持ちだけ受け取らせてもらった。

「にしても、明日事件が起こらないといいね。」

「そうだね。」

そんな話をしながら牡丹と体育館にパイプ椅子を並べていた。

体育館はスタートでもありゴールでもある。
体育館でゲームの説明をし、スタートする。そして、捕まった１,２年は体育館に帰ってくるのだ。その時、3年生はここまで１,２年をエスコートしなければならない。

この鬼ごっこに風紀はもちろん、生徒会や委員長達も参加はしない。なぜなら、１,２年がわざと捕まりエスコートしてもらおうと考える奴が出て来るからだ。特に2年生から多勢。
だから、参加しないメンバーは担当のエリアを見回る。
サボっているやつは無視で構わないらしいが、顔と名前は覚えるようにと言われている。多方後で何かしらの処置を下すのだろう。知らんけど。




それから数十分。
体育館の準備は終了した。入っては行けないエリアにキープアウトのテープを貼りに行った人達も帰ってきていた。そして、解散かと思いきや帰るのはリーダー格以外の人らしい。なんでも最終確認をするらしい。全員で確認をすればいいのに。まあ、帰りますけど。






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ある生徒が聞いたことについての対策を立てている。なんでも編入生を数名で強姦レイプしようとのこと。どこでいつやるかなどは教えてくれた生徒は聞く前に早く伝えなければと慌てていて、飛び出したので知らないとか。いちばん簡単なのはその話をしていた生徒を捕まえるのがいちばん簡単なのだが、話を聞いただけとの事だから、顔は分からない。いつやるかはきっと、明日の新入生歓迎会でのゲーム時だろう。

この事は他の見回り組には、明日伝えるがリーダー達には伝えておこうと思ったので今話をした。

「お前たちは1人で解決しそうだが、一応連絡を入れろよ。」

こいつらは顔がいい。だから、1年の頃上級生からの色々があった。俺もだが。でも、逆に上級生が返り討ちにあったので、大丈夫だとかくしんしている。

「いいが、他のメンバーには、いつ伝えるんだ？」
と零夜がきいてきた。

「明日、始まる前に収集して話そうと思う。じゃないと暴走しそうなのが風紀委員会うちには、2名ほどいるからな。」

「あぁ。うちの牡丹は多分暴走するだろうね。編入生のこと気に入っているみたいだし。」

「いや、朱里の弟くんは見つけ出してその後が怖そう。」

などと最後は和気あいあいとしていた。


明日、そんなことが起きなければいいのだが。








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……もちろんフラグ回収は…ね♪

最後の方は風紀委員長こと、有馬 龍瀬視点でした。

次回はいよいよ新入生歓迎会♪