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思った時には遅かった。言葉はもう、口から飛び出した後だ。
「え?抱いてくれって頼んだら抱いてくれるの?これまで抱いてくれなかったじゃん!」
「……お前が明言しないからだろ!頼まれたら断らねぇよ!」
「うそつけ!」
こうなったからには仕方ない、と俺は胸を張って言い切る。だがアベルは忌々しげに俺を睨みつけて言い放った。
「嘘だ、絶対に嘘!抱きたくないって顔に書いてあったぞ!僕があんなに苦しんでいても、淡々と見捨てて帰りやがってたくせに!」
「なし崩しに抱いたら友達じゃなくなっちまうかもしれねぇだろ!それが嫌だったんだよ!せっかくライバルなのに!」
「は?…………え?」
俺の魂の絶叫に、アベルの地団駄がやっと止まった。そしてしばらくの沈黙の後、アベルが恐る恐る尋ねてきた。
「……君にとって、もしかしてライバルって、最高級の関係性のつもりだったの?ていの良い断り文句じゃなく?」
「当たり前だろ!ライバルは世界で唯一の絶対だぞ!?」
「剣にストイックすぎる……!」
アベルがショックを受けて椅子に座り込んだ。目を丸くして、まじまじと俺を見ている。やっと話を聞いてくれそうな気配に、俺はホッとして話し続けた。
「それなのに、せっかく出会えた生涯のライバルとオメガの本能に強制されて肉体関係になるなんて、絶対嫌だったんだよ!」
「なんで!?本能には従おうよ!そもそも君だってアルファじゃないか!本能がないのか!?」
責めるように言い募るアベルに、俺は胸を張って「俺は本能など分からん!」と言い切った。
「ついでにオメガのフェロモンもわからん!筋肉つきやすくて身体能力が高いことくらいしかアルファの自覚もない!そんな俺に、アルファやオメガの本能とやらが分かるとでも!?」
「……たしかに?」
「お前が本能だから抱かれたいとか、オメガの本能が俺を運命の番だと言ってるとか、運命の番だから子が産みたいとか、俺にはさっぱり分からん感覚なんだよ!」
「……えぇええ」
俺の力説にアベルが困惑と納得を浮かべ、完全に脱力している。その様子を仁王立ちで見下ろしながら、俺はさらに自論を捲し立てた。
「本能なんかの言うままに動くなんて気に食わん!だってそこには、お前の意思も俺の意思も関係ないじゃないか!それは許しがたい!」
「えぇー……いやまぁ、そういう君だから、僕みたいなオメガにも対等に向かってきてくれるわけだけれど……それにしても……」
ぶつぶつと呟きながら、アベルがぐてっとソファに身を預けて、俺を見上げてくる。疲れたのか、気だるげな様子が無駄に色っぽい。こいつはいつも無駄に色気を振りまくのが良くない。トラブルの元だ。
「ねぇ、ロドリグの中では、本能って意思に含まれないの?」
ふと思いついたように尋ねてくるアベルに、俺は何度も似たようなことを聞くなと眉間に深い皺を刻んだ。
「じゃあお前に聞くが、食欲は意思なのか?」
「たしかに。……いや、解釈によるな」
「え?」
俺が当たり前のつもりで言った言葉に、アベルがいったん納得してから首を傾げる。
「食欲自体は生理的欲求だが、何を食べるかの選択は意思だろう。お腹が空いたからなんでも良いと言っても、まずい保存食と焼きたての肉があれば肉を選ぶ。そこには意思が介在しているだろう?」
「……そう、かもな?」
言われてみればそんな気がしてきた。俺も困惑しながらアベルを見返す。
「つまり俺とお前の解釈が異なったということか?」
「うん」
「お前の『アルファに抱かれたい』は本能でも、『俺に抱かれたい』というのはお前の選択だと言いたいわけか?」
「そんな感じ。でもまぁいいや」
ニコッと笑って、アベルが立ち上がった。
「抱いてくれるんでしょ?」
いつもの調子を取り戻して無邪気さを装うアベルに、俺は眉を顰めた。
「断る」
「なんで!?完全にベッドインの流れだったでしょ!?」
俺の短い拒否に、アベルが目を剥いて食ってかかってきた。だが、お前こそ何を聞いていたんだ。
「オメガだから、アルファに抱かれると楽になるから、なんて理由で肉体関係になるのは嫌だ。俺はロマンチストなんだ。俺は、恋人でもない相手とは寝ない」
「ちょっと待って、全然意味がわからない」
「性欲処理してくれってことだろ?ふしだらで制欲おばけみたいじゃねぇか」
「違うよ!?運命の番だからだよ!?」
「それも嫌だ」
「なんで!!」
「運命の番とか言われても分からん。それもオメガ性の本能による生理反応だろ?気に食わねぇな。本人の意思が感じられない」
「何で急に頑固なのさ!このロマンチスト拗らせ童貞め!」
頭をかきむしりながら、アベルがやけっぱちに叫んだ。
「じゃあ何!?僕が、君が好きだから抱いて欲しいって言ったら、抱いてくれたの?」
「あぁ、そうだ」
「ほらやっぱり無理な……あれ?」
ん?どうした。
「え?抱いてくれって頼んだら抱いてくれるの?これまで抱いてくれなかったじゃん!」
「……お前が明言しないからだろ!頼まれたら断らねぇよ!」
「うそつけ!」
こうなったからには仕方ない、と俺は胸を張って言い切る。だがアベルは忌々しげに俺を睨みつけて言い放った。
「嘘だ、絶対に嘘!抱きたくないって顔に書いてあったぞ!僕があんなに苦しんでいても、淡々と見捨てて帰りやがってたくせに!」
「なし崩しに抱いたら友達じゃなくなっちまうかもしれねぇだろ!それが嫌だったんだよ!せっかくライバルなのに!」
「は?…………え?」
俺の魂の絶叫に、アベルの地団駄がやっと止まった。そしてしばらくの沈黙の後、アベルが恐る恐る尋ねてきた。
「……君にとって、もしかしてライバルって、最高級の関係性のつもりだったの?ていの良い断り文句じゃなく?」
「当たり前だろ!ライバルは世界で唯一の絶対だぞ!?」
「剣にストイックすぎる……!」
アベルがショックを受けて椅子に座り込んだ。目を丸くして、まじまじと俺を見ている。やっと話を聞いてくれそうな気配に、俺はホッとして話し続けた。
「それなのに、せっかく出会えた生涯のライバルとオメガの本能に強制されて肉体関係になるなんて、絶対嫌だったんだよ!」
「なんで!?本能には従おうよ!そもそも君だってアルファじゃないか!本能がないのか!?」
責めるように言い募るアベルに、俺は胸を張って「俺は本能など分からん!」と言い切った。
「ついでにオメガのフェロモンもわからん!筋肉つきやすくて身体能力が高いことくらいしかアルファの自覚もない!そんな俺に、アルファやオメガの本能とやらが分かるとでも!?」
「……たしかに?」
「お前が本能だから抱かれたいとか、オメガの本能が俺を運命の番だと言ってるとか、運命の番だから子が産みたいとか、俺にはさっぱり分からん感覚なんだよ!」
「……えぇええ」
俺の力説にアベルが困惑と納得を浮かべ、完全に脱力している。その様子を仁王立ちで見下ろしながら、俺はさらに自論を捲し立てた。
「本能なんかの言うままに動くなんて気に食わん!だってそこには、お前の意思も俺の意思も関係ないじゃないか!それは許しがたい!」
「えぇー……いやまぁ、そういう君だから、僕みたいなオメガにも対等に向かってきてくれるわけだけれど……それにしても……」
ぶつぶつと呟きながら、アベルがぐてっとソファに身を預けて、俺を見上げてくる。疲れたのか、気だるげな様子が無駄に色っぽい。こいつはいつも無駄に色気を振りまくのが良くない。トラブルの元だ。
「ねぇ、ロドリグの中では、本能って意思に含まれないの?」
ふと思いついたように尋ねてくるアベルに、俺は何度も似たようなことを聞くなと眉間に深い皺を刻んだ。
「じゃあお前に聞くが、食欲は意思なのか?」
「たしかに。……いや、解釈によるな」
「え?」
俺が当たり前のつもりで言った言葉に、アベルがいったん納得してから首を傾げる。
「食欲自体は生理的欲求だが、何を食べるかの選択は意思だろう。お腹が空いたからなんでも良いと言っても、まずい保存食と焼きたての肉があれば肉を選ぶ。そこには意思が介在しているだろう?」
「……そう、かもな?」
言われてみればそんな気がしてきた。俺も困惑しながらアベルを見返す。
「つまり俺とお前の解釈が異なったということか?」
「うん」
「お前の『アルファに抱かれたい』は本能でも、『俺に抱かれたい』というのはお前の選択だと言いたいわけか?」
「そんな感じ。でもまぁいいや」
ニコッと笑って、アベルが立ち上がった。
「抱いてくれるんでしょ?」
いつもの調子を取り戻して無邪気さを装うアベルに、俺は眉を顰めた。
「断る」
「なんで!?完全にベッドインの流れだったでしょ!?」
俺の短い拒否に、アベルが目を剥いて食ってかかってきた。だが、お前こそ何を聞いていたんだ。
「オメガだから、アルファに抱かれると楽になるから、なんて理由で肉体関係になるのは嫌だ。俺はロマンチストなんだ。俺は、恋人でもない相手とは寝ない」
「ちょっと待って、全然意味がわからない」
「性欲処理してくれってことだろ?ふしだらで制欲おばけみたいじゃねぇか」
「違うよ!?運命の番だからだよ!?」
「それも嫌だ」
「なんで!!」
「運命の番とか言われても分からん。それもオメガ性の本能による生理反応だろ?気に食わねぇな。本人の意思が感じられない」
「何で急に頑固なのさ!このロマンチスト拗らせ童貞め!」
頭をかきむしりながら、アベルがやけっぱちに叫んだ。
「じゃあ何!?僕が、君が好きだから抱いて欲しいって言ったら、抱いてくれたの?」
「あぁ、そうだ」
「ほらやっぱり無理な……あれ?」
ん?どうした。
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