4 / 6
使い魔のご褒美2
しおりを挟む
「ご褒美?え、……血?」
リアムの唐突なおねだりに困惑した俺が尋ねると、リアムはきょとんと大きな目を瞬いて、小さく吹き出した。
「ふふっ、そんな無粋なこと、僕がする訳ないじゃないの。……『ご褒美』には、痛いことなんて、なにもないよ」
「え?っ、ん」
突然の、深いキス。
舌が絡めとられて、息が出来なくなる。
くちゅり、くちゅりと、聞くに耐えない水音が響く。
舌を吸われ、歯列をなぞられ、唇を甘噛みされた。
呼吸すらも奪う、貪るような口づけに、俺は頭が動かなくなった。
「っは、リアムッ」
「ん……」
激しい接吻の合間に喘ぐように名を呼べば、熱い吐息が唇にかかる。
誘うように薄く開く濡れた紅唇に、俺は我を忘れて唇を重ねる。
脳に酸素が回らない。
リアムの体温しか感じられない。
「はぁっ、はぁっ、はっ」
長い口づけのあと。
息を切らしている俺とは対照的に、火照った顔のリアムは恍惚とした表情で、とろりと呟いた。
「あまい」
「へ?うわっ」
俺の唇から垂れていた唾液を、リアムは自らの桃色の舌で舐めとり、そのまま俺の首筋へ唇と舌を滑らせる。
ぺろぺろと汗を舐めとられていく気配に背骨がぞくぞくと波打つ。
腰の奥へ溜まる快感に、焦りを覚えた。
これは、だめだ。
「甘い、なぁ。ルゥは、全身甘いや」
「ちょ、やめろって!わっ」
どさり、と草むらに押し倒され、服を無理やり剥ぎ取られる。
理性の箍が外れたリアムは、まるで渇いた獣が水を舐めるような必死さで、俺の皮膚に吸い付いている。
「ぅあっ、ちょ、くすぐった、ぅ」
魔法も使わずにほとんど体格差のない俺の四肢を拘束し、肌へむしゃぶりつくリアムの勢いに押され、俺はなされるがままだった。
敏感な場所を舐められれば、勝手に震える体が恥ずかしく、必死に平静を装った。
けれどリアムはまったく意に介していないようで、どこもかしこも平等に、さも美味しそうにぺろぺろと舌を這わせる。
「う、……ぅあ、も、やめ、やめろっ」
俺の意思とは無関係に快楽を拾った体が、下半身へ勝手に熱を集め始めた。
焦った俺が制止の声を上げると、くまなく体中を舐めて満ち足りた顔をしたリアムが、にっこりと笑った。
「うん。とりあえず、一回休憩ね?」
「休憩、じゃないだろ!何すんだよ!まだ子供だろ、俺たち!こんなことしたら駄目だろうが!」
倫理と道徳を忘れるな!と息も絶え絶えに怒鳴る俺を見て、リアムはさも面白いことを聞いたかのように大笑いした。
「あははっ、ほんと、ルーカスは、人間らしくなったねぇ。今生では人間となんて、過ごしてないはずなのに」
「へ?」
目に涙まで浮かべて笑うリアムの様子に気を取られ、俺は発言の違和感を捉え損ねた。
「へーきだよ。人間の年齢で言ったら、僕たちはもう、成人なんてとうに超えてるよ?……だって、さぁ。僕たち、『十五歳』になってから、何回、春と秋を越した?十やそこらじゃないでしょ?」
「……あ」
なんで、気づかなかったんだろう。
ある時から、自分の成長が止まっていたことに。
ある時から、季節が同じように過ぎ始めたことに。
ぞくりと背筋を寒気が走り、俺は自分の体を抱きしめる。
己の感覚を信じられず、縋るように目の前の親しんだ少年の顔を見上げる。
「気づかなくて、当たり前だよ。母さん……大魔女の側近中の側近で、魔族からは『マザー』って言われてるあの人が、渾身の錯覚の術を掛けたんだから。……でも、気づいてしまったから、解呪されちゃったね」
「っな!」
俺の体とリアムの体が、ゆるりと揺らめく。
まるで自分自身が蜃気楼のように不確かなものになる。
リアムが俺の体を放し、そっとその場に身をかがめた。
「敬愛なる、我が主。これが私の、真の姿にございます」
目の前で、俺の足元に跪くのは、俺が見慣れた少年の姿ではない。
真っ黒な髪をゆるく背に下ろし、柔らかそうな丸い肩を黒のケープで覆っている男は、確かに成人をとうに過ぎ、もはや三十近い年齢に見えた。
そして、その姿は、あまりにも美しかった。
柔らかそうな唇はつんと尖り、長い睫毛に煙る瞳は色気が滲む。
成人男性らしい、けれど細身の体には、なんとも言えない成熟した艶かしさが漂っていた。
「リアム、か?」
「そ、お前のリアムだよ」
ごくりと唾を飲んだ俺に、リアムが微笑む。
「ルーカスも、やっぱり格好良いなぁ。何回見ても、見惚れちゃうよ」
うっとりと呟かれて、俺は自分の体を見下ろす。
痩身ながらしっかりと鍛えられた体に、腰まで豊かに波打つ白金の髪。
リアムの黒い瞳には、十五歳の『俺』の面影を残しながらも、精悍に成長した男の姿が映っている。
「ねぇ、ルーカス。これからまだまだ、人間から逃げないと駄目なんだ」
「り、あむ?」
語りかける声の甘えるような口調と、その内容の果てしない難しさの乖離に、脳が混乱を起こした。
まるで誘惑するような目で見つめられ、熱を呼び起こすような仕草で肌がなぞられる。
俺は目の前の、熱に浮かされた黒い双眸に視線を囚われたまま、ただリアムの話を聞いていた。
「人間界の奥の奥、魔族はもちろん、人間だって簡単には入れないような場所に、大魔女様は今隠れているらしい。そこまで、ルーカスを連れていく。だけど、それまで、大変だよ。いくら僕でも、きっと、命がけの大冒険になる。ルーカスの身に傷をつけたくなんかないけれど、なかなか難しいかもしれない」
冗談めかして告げられた内容は、とうてい頷けるものではなく、慌てて俺は口を開いた。
なぜ俺は戦力に数えられていないのだ。
まるで庇護対象の幼子のように扱われ、俺は眉を釣り上げた。
「なっ、俺だって、ちゃんと戦えるぞ!?」
「ふふっ、そんなことしなくていいの」
けれどリアムは笑って首を振る。
さも愛おしげに俺を見つめて、そしてうっとりと目を細めた。
「ルーカスは、未来永劫、僕だけのご主人様なんだから。危ないことも面倒なことも、何一つしなくていいの。……でもね」
「ぅわっ」
下腹部で、びくりと熱が震える。
すべらかな熱い手が、真っ赤に燃える俺の欲の塊を、ふわりと包み込んでいる。
「代わりに、ご褒美、頂戴」
「ご褒美って、ぁ、ぅあッ」
リアムが、俺の分身に口づけた。
そのままペロペロと先端を舐められて、次から次へと滲む欲の雫を吸い取られる。
びくん、びくん、と体を震わせる俺を見つめながら、リアムは心底嬉しそうに笑った。
「あぁ、あまい。おいしい。ルゥだ。なつかしい、ルゥの味だ……」
「ぁぅ、リ、アムっ」
夢うつつで呟かれる言葉など、俺の耳にはもう入らない。
下半身を直撃する快感に打ち震え、唾液に満ちた熱い口腔内に腰を突き入れる。
「はっ、はっ、はっ、……ぅあ、くぅう」
舌で先端を抉られながら根元を指先で愛撫され、俺は耐えられず、呻き声上げて達した。
「あ……はぁ……」
信じられないほどの法悦の瞬間に、俺は茫然としていた。
「……おいしい」
一滴もこぼさず俺の吐き出した液体を飲み干したリアムは、ほぉ、と熱い息を吐き出して、唇の周りについた残滓すらももったいないと言うように、舌を伸ばして舐めとった。
そしてリアムは、身に纏っていたものを全て捨て去り、ほんのりと興奮に染まる真っ白な肌を晒した。
「ねぇ、ルゥ。僕は、ルゥを守り、世話をするための、ルゥの使い魔なんだ。だから……好きにして、良いんだよ?」
まるで淫魔のような、堕落した誘惑に満ちたその囁きに、俺は容易に屈した。
真っ白な体を押し倒し、無我夢中で食らいつく。
快楽に溺れたリアムのあげる嬌声により一層煽られて、餓鬼のように貪った。
熱く蠢く秘所に天を向く欲望を突き刺し、何度も快楽の蕾の最奥を情動の赴くままに突き上げ、何度も激しい欲望を放った。
腕の中の男と己の、意識が途切れるまで。
俺は、限りない満足感と恍惚の中で瞼を閉じた。
少しだけ眠るつもりで。
起きたらリアムに無体をしてしまったことを謝って、そして好きだと伝えようと。
俺は永遠にお前と居たい、ともにこれからの危機を乗り越えようと。
そう言って、抱きしめるつもりだった。
まさか。
その夜が、最後だなんて、思うわけがなかった。
リアムの唐突なおねだりに困惑した俺が尋ねると、リアムはきょとんと大きな目を瞬いて、小さく吹き出した。
「ふふっ、そんな無粋なこと、僕がする訳ないじゃないの。……『ご褒美』には、痛いことなんて、なにもないよ」
「え?っ、ん」
突然の、深いキス。
舌が絡めとられて、息が出来なくなる。
くちゅり、くちゅりと、聞くに耐えない水音が響く。
舌を吸われ、歯列をなぞられ、唇を甘噛みされた。
呼吸すらも奪う、貪るような口づけに、俺は頭が動かなくなった。
「っは、リアムッ」
「ん……」
激しい接吻の合間に喘ぐように名を呼べば、熱い吐息が唇にかかる。
誘うように薄く開く濡れた紅唇に、俺は我を忘れて唇を重ねる。
脳に酸素が回らない。
リアムの体温しか感じられない。
「はぁっ、はぁっ、はっ」
長い口づけのあと。
息を切らしている俺とは対照的に、火照った顔のリアムは恍惚とした表情で、とろりと呟いた。
「あまい」
「へ?うわっ」
俺の唇から垂れていた唾液を、リアムは自らの桃色の舌で舐めとり、そのまま俺の首筋へ唇と舌を滑らせる。
ぺろぺろと汗を舐めとられていく気配に背骨がぞくぞくと波打つ。
腰の奥へ溜まる快感に、焦りを覚えた。
これは、だめだ。
「甘い、なぁ。ルゥは、全身甘いや」
「ちょ、やめろって!わっ」
どさり、と草むらに押し倒され、服を無理やり剥ぎ取られる。
理性の箍が外れたリアムは、まるで渇いた獣が水を舐めるような必死さで、俺の皮膚に吸い付いている。
「ぅあっ、ちょ、くすぐった、ぅ」
魔法も使わずにほとんど体格差のない俺の四肢を拘束し、肌へむしゃぶりつくリアムの勢いに押され、俺はなされるがままだった。
敏感な場所を舐められれば、勝手に震える体が恥ずかしく、必死に平静を装った。
けれどリアムはまったく意に介していないようで、どこもかしこも平等に、さも美味しそうにぺろぺろと舌を這わせる。
「う、……ぅあ、も、やめ、やめろっ」
俺の意思とは無関係に快楽を拾った体が、下半身へ勝手に熱を集め始めた。
焦った俺が制止の声を上げると、くまなく体中を舐めて満ち足りた顔をしたリアムが、にっこりと笑った。
「うん。とりあえず、一回休憩ね?」
「休憩、じゃないだろ!何すんだよ!まだ子供だろ、俺たち!こんなことしたら駄目だろうが!」
倫理と道徳を忘れるな!と息も絶え絶えに怒鳴る俺を見て、リアムはさも面白いことを聞いたかのように大笑いした。
「あははっ、ほんと、ルーカスは、人間らしくなったねぇ。今生では人間となんて、過ごしてないはずなのに」
「へ?」
目に涙まで浮かべて笑うリアムの様子に気を取られ、俺は発言の違和感を捉え損ねた。
「へーきだよ。人間の年齢で言ったら、僕たちはもう、成人なんてとうに超えてるよ?……だって、さぁ。僕たち、『十五歳』になってから、何回、春と秋を越した?十やそこらじゃないでしょ?」
「……あ」
なんで、気づかなかったんだろう。
ある時から、自分の成長が止まっていたことに。
ある時から、季節が同じように過ぎ始めたことに。
ぞくりと背筋を寒気が走り、俺は自分の体を抱きしめる。
己の感覚を信じられず、縋るように目の前の親しんだ少年の顔を見上げる。
「気づかなくて、当たり前だよ。母さん……大魔女の側近中の側近で、魔族からは『マザー』って言われてるあの人が、渾身の錯覚の術を掛けたんだから。……でも、気づいてしまったから、解呪されちゃったね」
「っな!」
俺の体とリアムの体が、ゆるりと揺らめく。
まるで自分自身が蜃気楼のように不確かなものになる。
リアムが俺の体を放し、そっとその場に身をかがめた。
「敬愛なる、我が主。これが私の、真の姿にございます」
目の前で、俺の足元に跪くのは、俺が見慣れた少年の姿ではない。
真っ黒な髪をゆるく背に下ろし、柔らかそうな丸い肩を黒のケープで覆っている男は、確かに成人をとうに過ぎ、もはや三十近い年齢に見えた。
そして、その姿は、あまりにも美しかった。
柔らかそうな唇はつんと尖り、長い睫毛に煙る瞳は色気が滲む。
成人男性らしい、けれど細身の体には、なんとも言えない成熟した艶かしさが漂っていた。
「リアム、か?」
「そ、お前のリアムだよ」
ごくりと唾を飲んだ俺に、リアムが微笑む。
「ルーカスも、やっぱり格好良いなぁ。何回見ても、見惚れちゃうよ」
うっとりと呟かれて、俺は自分の体を見下ろす。
痩身ながらしっかりと鍛えられた体に、腰まで豊かに波打つ白金の髪。
リアムの黒い瞳には、十五歳の『俺』の面影を残しながらも、精悍に成長した男の姿が映っている。
「ねぇ、ルーカス。これからまだまだ、人間から逃げないと駄目なんだ」
「り、あむ?」
語りかける声の甘えるような口調と、その内容の果てしない難しさの乖離に、脳が混乱を起こした。
まるで誘惑するような目で見つめられ、熱を呼び起こすような仕草で肌がなぞられる。
俺は目の前の、熱に浮かされた黒い双眸に視線を囚われたまま、ただリアムの話を聞いていた。
「人間界の奥の奥、魔族はもちろん、人間だって簡単には入れないような場所に、大魔女様は今隠れているらしい。そこまで、ルーカスを連れていく。だけど、それまで、大変だよ。いくら僕でも、きっと、命がけの大冒険になる。ルーカスの身に傷をつけたくなんかないけれど、なかなか難しいかもしれない」
冗談めかして告げられた内容は、とうてい頷けるものではなく、慌てて俺は口を開いた。
なぜ俺は戦力に数えられていないのだ。
まるで庇護対象の幼子のように扱われ、俺は眉を釣り上げた。
「なっ、俺だって、ちゃんと戦えるぞ!?」
「ふふっ、そんなことしなくていいの」
けれどリアムは笑って首を振る。
さも愛おしげに俺を見つめて、そしてうっとりと目を細めた。
「ルーカスは、未来永劫、僕だけのご主人様なんだから。危ないことも面倒なことも、何一つしなくていいの。……でもね」
「ぅわっ」
下腹部で、びくりと熱が震える。
すべらかな熱い手が、真っ赤に燃える俺の欲の塊を、ふわりと包み込んでいる。
「代わりに、ご褒美、頂戴」
「ご褒美って、ぁ、ぅあッ」
リアムが、俺の分身に口づけた。
そのままペロペロと先端を舐められて、次から次へと滲む欲の雫を吸い取られる。
びくん、びくん、と体を震わせる俺を見つめながら、リアムは心底嬉しそうに笑った。
「あぁ、あまい。おいしい。ルゥだ。なつかしい、ルゥの味だ……」
「ぁぅ、リ、アムっ」
夢うつつで呟かれる言葉など、俺の耳にはもう入らない。
下半身を直撃する快感に打ち震え、唾液に満ちた熱い口腔内に腰を突き入れる。
「はっ、はっ、はっ、……ぅあ、くぅう」
舌で先端を抉られながら根元を指先で愛撫され、俺は耐えられず、呻き声上げて達した。
「あ……はぁ……」
信じられないほどの法悦の瞬間に、俺は茫然としていた。
「……おいしい」
一滴もこぼさず俺の吐き出した液体を飲み干したリアムは、ほぉ、と熱い息を吐き出して、唇の周りについた残滓すらももったいないと言うように、舌を伸ばして舐めとった。
そしてリアムは、身に纏っていたものを全て捨て去り、ほんのりと興奮に染まる真っ白な肌を晒した。
「ねぇ、ルゥ。僕は、ルゥを守り、世話をするための、ルゥの使い魔なんだ。だから……好きにして、良いんだよ?」
まるで淫魔のような、堕落した誘惑に満ちたその囁きに、俺は容易に屈した。
真っ白な体を押し倒し、無我夢中で食らいつく。
快楽に溺れたリアムのあげる嬌声により一層煽られて、餓鬼のように貪った。
熱く蠢く秘所に天を向く欲望を突き刺し、何度も快楽の蕾の最奥を情動の赴くままに突き上げ、何度も激しい欲望を放った。
腕の中の男と己の、意識が途切れるまで。
俺は、限りない満足感と恍惚の中で瞼を閉じた。
少しだけ眠るつもりで。
起きたらリアムに無体をしてしまったことを謝って、そして好きだと伝えようと。
俺は永遠にお前と居たい、ともにこれからの危機を乗り越えようと。
そう言って、抱きしめるつもりだった。
まさか。
その夜が、最後だなんて、思うわけがなかった。
35
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

俺がイケメン皇子に溺愛されるまでの物語 ~ただし勘違い中~
空兎
BL
大国の第一皇子と結婚する予定だった姉ちゃんが失踪したせいで俺が身代わりに嫁ぐ羽目になった。ええええっ、俺自国でハーレム作るつもりだったのに何でこんな目に!?しかもなんかよくわからんが皇子にめっちゃ嫌われているんですけど!?このままだと自国の存続が危なそうなので仕方なしにチートスキル使いながらラザール帝国で自分の有用性アピールして人間関係を築いているんだけどその度に皇子が不機嫌になります。なにこれめんどい。

初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。

黄色い水仙を君に贈る
えんがわ
BL
──────────
「ねぇ、別れよっか……俺たち……。」
「ああ、そうだな」
「っ……ばいばい……」
俺は……ただっ……
「うわああああああああ!」
君に愛して欲しかっただけなのに……
鈍感モブは俺様主人公に溺愛される?
桃栗
BL
地味なモブがカーストトップに溺愛される、ただそれだけの話。
前作がなかなか進まないので、とりあえずリハビリ的に書きました。
ほんの少しの間お付き合い下さい。
悩ましき騎士団長のひとりごと
きりか
BL
アシュリー王国、最強と云われる騎士団長イザーク・ケリーが、文官リュカを伴侶として得て、幸せな日々を過ごしていた。ある日、仕事の為に、騎士団に詰めることとなったリュカ。最愛の傍に居たいがため、団長の仮眠室で、副団長アルマン・マルーンを相手に飲み比べを始め…。
ヤマもタニもない、単に、イザークがやたらとアルマンに絡んで、最後は、リュカに怒られるだけの話しです。
『悩める文官のひとりごと』の攻視点です。
ムーンライト様にも掲載しております。
よろしくお願いします。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる