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ワクワク! ドキドキ! 小人ライフ!
閑話 クリスマス
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「じゃ、おやすみー」
「おやすみ」
パーティーを終え、僕らはいつものように眠りにつく。ドラくんの擬人化は、パーティーが終わると早々に解けてしまった。……でも、
「お主らと少しの間でも楽しめてよかった」
ドラくんはこんな風に言ってたし、結果的には、よかった、のかな。
またアリアさんが一緒の部屋にして睡眠不足は否めなかったのだけど、この日ばかりは、全員一緒の部屋でよかったと思う。
(……ポロンくん、寝たかな?)
少し起き上がって、隣にいるポロンくんをツンツンする。部屋にはダブルベッドが二つあり、一つには僕とポロンくん、一つにはアリアさんとフローラという形になっている。
ベッド四つにもできたが二人が嫌がったため、ダブルが二つという形になった。
ちなみにスラちゃんは僕の枕元だ。
(……うん、寝たね)
ちらりとアリアさんの方をみると、親指をたてて合図してくる。作戦実行の合図だ!
「「…………よし」」
僕らは部屋から出て、洗面所の方へと向かった。
「ふう、じゃ、準備しましょうか」
「……これ、本当に着なきゃダメか?」
アリアさんがアイテムボックスから取り出したミニスカを持ってヒラヒラさせる。
「まぁ、かわいいし、いいんじゃないですか?」
「なんだその理由は」
「いいんですよ! かわいいは正義ですよ!」
「どうしたウタ、お前変なキノコでも食ったか?」
そんなこんないいつつ、アリアさんは浴室の方を指差した。
「着替えるから、お前はそっちで着替えてくれ」
「了解であります!」
「本当に大丈夫か? クリスマスでおかしくなったか?」
僕は浴室に入りドアを閉めると、自分のサンタコスを取り出した。すっごくオーソドックスなやつだ。……あれ? 髭もついてる……。つけてみよっかな。
(……わぁーお)
サンタ服を着て、髭をつけて、なんか、保育園のクリスマスに来るサンタさんみたいになった。
「ウター、着替え終わったか?」
「あ、はい、一応。出ても大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
そう言われたのでドアを開けた。例の服に身を包んだアリアさんは、僕をみて小さく吹き出した。
「おまっ……なんでわざわざ髭つけた」
「そこに髭があったので」
「名言みたいに言うなバカ。さっさとプレゼント渡すぞ!」
「はーい」
僕らはアイテムボックスからラッピングされたプレゼントをだし、そおっと部屋にはいる。ベッドの上にはすやすやと眠る二人。
「…………」
「…………」
僕らは目配せし合うと、僕はポロンくんの、アリアさんはフローラの枕元にそっとプレゼントを置く。
そして、だだだっと、洗面所に戻る。
「これでいいかな!?」
「いいと思います!」
「よし、寝よう」
「うーラジャー!」
そして、僕らはさっさと着替えて、なにごとも無かったかのようにベッドに潜り込んで目を閉じた。
◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈
「…………」
ウタ兄、寝たかな?
……よしよし、ちゃんと寝てるな。
クリスマスの夜、おいらはもぞもぞと起き出した。そして、ちらっとフローラの方をみる。
親指と人差し指をくっつけてオッケーのポーズ! よし!
おいらたちはそそくさと洗面所の方へと向かった。
「……見た?」
開口一番、フローラがそう聞いてくる。おいらは大きくうなずいた。
「見た……見た! すっごいかわいかったよな!? アリア姉のサンタ姿!」
「ウタさんは髭までつけてたよね」
「なんで髭……」
「変なキノコでも食べたんじゃ……?」
そうして、一通りアリア姉とウタ兄のサンタ談義を終えると、おいらたちはアイテムボックスからプレゼントを取り出した。
「……おいらたちの、喜んでくれるかな?」
「大丈夫だよ、きっと! ……ところで、ウタさんとアリアさん、何くれたんだろう?」
「分かんないけど、向こうも悩んだと思うから何が来ても許す!」
「うん、そうだね!」
そして、部屋のなかに戻り、そろりそろりと近づいてプレゼントを枕元に置いた。
……ありがとな、ウタ兄。おいらたちのために色々頑張ってくれてるの、知ってるよ。大好きだよ、ウタ兄。
(……って、こんなこと本人には絶対絶対言えないけどな)
自分で恥ずかしくなってフローラの方を見た。フローラはそれに気づくと、にっこりを笑ってピースをしてくる。
『ねよう』
おいらは口をパクパクさせてそう言った。
『おやすみ』
フローラは、多分こう言ったと思う。おいらたちはお互いに、そっと、ベッドの中に戻っていった。
ウタ兄の体って、あったかいから好きだ。ずっと寒いところで寝てたから、安心して落ち着いて、寝過ごすことも多いけど。
(これからも、優しい兄ちゃんでいてくれよな)
そう思いながら、目を閉じた。
◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈
朝だ。日の光が差し込み、目を覚ます。さーて、昨日のプレゼントの反応が気になるなー。ポロンくんもフローラも喜んでくれるといいけど……。ん?
そんなことを思ってた僕の顔に、何かがガサッと音をたてて当たる。目を開いてそれを見ると、なにやらプレゼントのようだということが分かる。……あれ? 僕、こんなところに置いたっけ? というか、僕が買ったのと包装紙が違うような…………。
「うわぁぁぁぁぁ!?」
思わず飛び起きた。だ、だって! 僕らなにもやってないのに! 知らないプレゼントがある!
「うーん……どうした、ウタ」
「あああアリアさん! みみ、見てくださいよ! これ!」
僕がプレゼントを見せると、アリアさんも驚いたように声をあげる。
「え……あ……うわぁぁぁぁぁ!?」
「ど、どうしました!?」
「……私の方にもある」
「ええええっ?!」
「んー、おはよーウタ兄、アリア姉」
「ふぁぁ……おはようございますー」
「あっ! フローラ! プレゼントあるぞ!」
「本当だ! あ、お二人にも届いたんですね!」
「え、あ、うん」
「いい子にしてたから、サンタさんが持ってきてくれたんだな!」
そう……なのかな。そうかぁ!
「アリアさん!」
「あぁ!」
「「サンタさんっていたんだ!」」
「……くすっ」
「よかったなぁ、アリア姉! ウタ兄!」
※プレゼントの中身
ウタ→コート
アリア→ブーツ
ポロン→正体不明のおもちゃ
フローラ→正体不(ry
「おやすみ」
パーティーを終え、僕らはいつものように眠りにつく。ドラくんの擬人化は、パーティーが終わると早々に解けてしまった。……でも、
「お主らと少しの間でも楽しめてよかった」
ドラくんはこんな風に言ってたし、結果的には、よかった、のかな。
またアリアさんが一緒の部屋にして睡眠不足は否めなかったのだけど、この日ばかりは、全員一緒の部屋でよかったと思う。
(……ポロンくん、寝たかな?)
少し起き上がって、隣にいるポロンくんをツンツンする。部屋にはダブルベッドが二つあり、一つには僕とポロンくん、一つにはアリアさんとフローラという形になっている。
ベッド四つにもできたが二人が嫌がったため、ダブルが二つという形になった。
ちなみにスラちゃんは僕の枕元だ。
(……うん、寝たね)
ちらりとアリアさんの方をみると、親指をたてて合図してくる。作戦実行の合図だ!
「「…………よし」」
僕らは部屋から出て、洗面所の方へと向かった。
「ふう、じゃ、準備しましょうか」
「……これ、本当に着なきゃダメか?」
アリアさんがアイテムボックスから取り出したミニスカを持ってヒラヒラさせる。
「まぁ、かわいいし、いいんじゃないですか?」
「なんだその理由は」
「いいんですよ! かわいいは正義ですよ!」
「どうしたウタ、お前変なキノコでも食ったか?」
そんなこんないいつつ、アリアさんは浴室の方を指差した。
「着替えるから、お前はそっちで着替えてくれ」
「了解であります!」
「本当に大丈夫か? クリスマスでおかしくなったか?」
僕は浴室に入りドアを閉めると、自分のサンタコスを取り出した。すっごくオーソドックスなやつだ。……あれ? 髭もついてる……。つけてみよっかな。
(……わぁーお)
サンタ服を着て、髭をつけて、なんか、保育園のクリスマスに来るサンタさんみたいになった。
「ウター、着替え終わったか?」
「あ、はい、一応。出ても大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
そう言われたのでドアを開けた。例の服に身を包んだアリアさんは、僕をみて小さく吹き出した。
「おまっ……なんでわざわざ髭つけた」
「そこに髭があったので」
「名言みたいに言うなバカ。さっさとプレゼント渡すぞ!」
「はーい」
僕らはアイテムボックスからラッピングされたプレゼントをだし、そおっと部屋にはいる。ベッドの上にはすやすやと眠る二人。
「…………」
「…………」
僕らは目配せし合うと、僕はポロンくんの、アリアさんはフローラの枕元にそっとプレゼントを置く。
そして、だだだっと、洗面所に戻る。
「これでいいかな!?」
「いいと思います!」
「よし、寝よう」
「うーラジャー!」
そして、僕らはさっさと着替えて、なにごとも無かったかのようにベッドに潜り込んで目を閉じた。
◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈
「…………」
ウタ兄、寝たかな?
……よしよし、ちゃんと寝てるな。
クリスマスの夜、おいらはもぞもぞと起き出した。そして、ちらっとフローラの方をみる。
親指と人差し指をくっつけてオッケーのポーズ! よし!
おいらたちはそそくさと洗面所の方へと向かった。
「……見た?」
開口一番、フローラがそう聞いてくる。おいらは大きくうなずいた。
「見た……見た! すっごいかわいかったよな!? アリア姉のサンタ姿!」
「ウタさんは髭までつけてたよね」
「なんで髭……」
「変なキノコでも食べたんじゃ……?」
そうして、一通りアリア姉とウタ兄のサンタ談義を終えると、おいらたちはアイテムボックスからプレゼントを取り出した。
「……おいらたちの、喜んでくれるかな?」
「大丈夫だよ、きっと! ……ところで、ウタさんとアリアさん、何くれたんだろう?」
「分かんないけど、向こうも悩んだと思うから何が来ても許す!」
「うん、そうだね!」
そして、部屋のなかに戻り、そろりそろりと近づいてプレゼントを枕元に置いた。
……ありがとな、ウタ兄。おいらたちのために色々頑張ってくれてるの、知ってるよ。大好きだよ、ウタ兄。
(……って、こんなこと本人には絶対絶対言えないけどな)
自分で恥ずかしくなってフローラの方を見た。フローラはそれに気づくと、にっこりを笑ってピースをしてくる。
『ねよう』
おいらは口をパクパクさせてそう言った。
『おやすみ』
フローラは、多分こう言ったと思う。おいらたちはお互いに、そっと、ベッドの中に戻っていった。
ウタ兄の体って、あったかいから好きだ。ずっと寒いところで寝てたから、安心して落ち着いて、寝過ごすことも多いけど。
(これからも、優しい兄ちゃんでいてくれよな)
そう思いながら、目を閉じた。
◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈◈
朝だ。日の光が差し込み、目を覚ます。さーて、昨日のプレゼントの反応が気になるなー。ポロンくんもフローラも喜んでくれるといいけど……。ん?
そんなことを思ってた僕の顔に、何かがガサッと音をたてて当たる。目を開いてそれを見ると、なにやらプレゼントのようだということが分かる。……あれ? 僕、こんなところに置いたっけ? というか、僕が買ったのと包装紙が違うような…………。
「うわぁぁぁぁぁ!?」
思わず飛び起きた。だ、だって! 僕らなにもやってないのに! 知らないプレゼントがある!
「うーん……どうした、ウタ」
「あああアリアさん! みみ、見てくださいよ! これ!」
僕がプレゼントを見せると、アリアさんも驚いたように声をあげる。
「え……あ……うわぁぁぁぁぁ!?」
「ど、どうしました!?」
「……私の方にもある」
「ええええっ?!」
「んー、おはよーウタ兄、アリア姉」
「ふぁぁ……おはようございますー」
「あっ! フローラ! プレゼントあるぞ!」
「本当だ! あ、お二人にも届いたんですね!」
「え、あ、うん」
「いい子にしてたから、サンタさんが持ってきてくれたんだな!」
そう……なのかな。そうかぁ!
「アリアさん!」
「あぁ!」
「「サンタさんっていたんだ!」」
「……くすっ」
「よかったなぁ、アリア姉! ウタ兄!」
※プレゼントの中身
ウタ→コート
アリア→ブーツ
ポロン→正体不明のおもちゃ
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