ヴァンパイアとサキュバスのハーフって言われたって、吸血もえっちも出来ません

何だか喉が渇いてお腹が減る――
いくら水やお茶を飲んでも喉の渇きは癒えず、きちんと食事をしているのに空腹感がなくならない。

一体どうしたのだろうと思っていたソフィアは、両親から衝撃の事実を伝えられた。

「父さんがヴァンパイアで、母さんはサキュバス……?」


人の血を吸うなんて無理だし、恋人どころか好きな相手すらいないソフィアには適当にえっちなんて出来るはずもない。
自分はこのまま力尽きるのだろうと生を諦めていたソフィアだったが、
ある晩知らないうちに外を彷徨っていたところを騎士団員のグラートに保護されて――


※ゆるゆるでふわっふわな、全10話のお話です


※表紙絵はPicrewの「推しごと女子メーカー」で作成させて頂きました

※この作品はムーンライトノベルズ様・アルファポリス様にて掲載しています
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