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side 春風
05.
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「あっ……!」
さくらのスカートを捲り上げて、ブラと揃いと思しきショーツを下ろす。
キスも、胸も、改めて思いっきり堪能して、だからなのか、初めて触れた女の子の──さくらのそこは、少し指で撫でただけでくちゅっと水音を響かせた。
「さくらのココ、濡れてる」
「やっ……だって、はーちゃんが……っ」
「キスと胸と、どっちが良かった?」
「そ……なの……っあっ」
何度か指を滑らせて探り当てたそこに少しだけ指を入れてみたら、さくらの身体が揺れた。
「痛い?」
さくらが首を横に振ったのを確認して更に指を入れてみると、中の襞が指の侵入を阻むみたいに絡みついてくる。
ぐっと、根元まで指を沈み込ませると、さくらが逃げる様に腰を引いた。
逃げようとする腰を押さえてそのまま指を出し入れすると、さくらの口から小さな声が漏れ始める。
暫く出し入れを繰り返して、中で指を動かしてみても痛がっている感じはないから、指を二本に増やしてみて──
そうやって逸る気持ちを抑えて抑えて、さくらが三本でも痛がらなくなって。
いざ!!と思ってハッと思い出す。
俺は慌ててさくらから離れると、ダイニングテーブルの上に放ってあった健吾からの『プレゼント』──もうお分かりだと思うが、ゴムだ──を手に取る。
「はーちゃん……?」
乱れた息のまま、さくらが不思議そうに俺を呼んだ。
封筒の中から箱を取り出して、さくらのところへ戻る。
「健吾から貰ったモン使うってのも、何か癪だけどな……」
「……それ、さっきの?」
だらっくまだ、とほにゃっと笑ったさくらに、中身は可愛くないぞと言って箱の裏面をそっと見せると、さくらがあって声を上げてピンク色だった頬が更に染まった。
箱を開けてみたら、箱だけじゃなくて個装の方にも絵が描いてあった。
それを見たさくらが、恥ずかしそうにしながらもまたほにゃっと笑う。
「かわいい」
──いや、こんなだらけたクマより、さくらの方が万倍可愛いからな???
「さくら、ちょっと目瞑ってて」
まだ着たままだったスウェットシャツを脱いだ俺に、さくらが慌てた様にビーズクッションに顔を埋める。
着てたもん全部脱いで、だらっくま柄の包装を開ける。
彼女なんていなかったし、こんな事すんのも初めてだから、コレを使うのも初めてなワケで──。
だから少しもたついた、なんてのは、きっとずっと顔を埋めていたさくらには気付かれなかった、と思う。
何とか装着して呼び掛けると、ぴくんっとさくらの肩が跳ねて、おずおずと顔を向けてくる。
さくらの頬を撫でて、キスをする。
きゅっと閉じられた足を撫でて開かせて、もう一度キスをして、おでこを合わせる。
「良い?」
「──うん」
目を閉じたさくらの瞼に、鼻の頭に、唇に、キスして、
そうしてゆっくりとさくらの中に挿入していく。
「んっ……んんっ……!」
ぎゅうっときつく目を瞑って必死でクッションのカバーを握っているさくらの手を解かせて、握る。
「痛い?」
「だいじょ……ぶ……」
「さくらん中……すごい……ちょっと、ごめん」
漫画だって動画だって、色々見てたから知識はある。
だから、多分ゆっくりした方が良いんだろうなとか、思う。
思うけど……さくらの中が気持ち良すぎて。
早く全部入りたくて、ゆっくりなんて言ってらんなくて。
さくらの腕を俺の背中に回させて、その身体をきつく抱き締めて、
ゆっくりとは言えない早さで、さくらを貫いた。
「あっ、あ、あぁ……っ!!」
ぎゅうっと背中に回ってる腕に力が入って、肩口に額を押し付けて嫌々をするようにさくらが首を振る。
「ごめん、さくら……ごめん」
「あっ、ま、て……はーちゃっ……あっ、あっ」
さくらの蜜が溢れてるのか、絡みついてくる襞と俺のが擦れてぐちゅぐちゅと水音を立ててる。
ぎゅうっと締め付けられるみたいで、どうしようもなく気持ち良くて、動く事を止められなくて、
俺は何度もごめんって言いながら、さくらを揺さぶった。
「はーちゃ……ぁんっ……んっ、あっ……ぃ、から……っ」
「さくら……?」
何か言おうとしてるさくらに何とか動きを抑えて顔を覗き込んでみたら、さくらが俺の頬を包み込むみたいにして、
そんで泣き笑いみたいな顔で笑った。
「き…もち、い……から……はーちゃ……あやまら……な、で……」
「────っ!!!」
ムクっと、何だムスコよ、お前まだ大きくなれたのか!?と俺自身が驚くのと同時にさくらの身体もぴくんっと跳ねた。
「さくら、やっぱごめん。ムリ」
「はーちゃ……?ひゃっ!!?」
さくらの足を開かせて持ち上げて、そんで引いた腰を思い切り打ち付ける。
「あぁぁ──……っ!!」
さくらの背中が反って、中もぎゅうって締め付けてくる。
「さくら……さくら……っ」
「あっ、あっ、ぁ……っちゃ……はーちゃ……すき……すき……っ」
身体がぶつかる音と、水音と、人間ってやっぱ動物なんだなって思うような俺の獣じみた荒い息と、さくらの高い啼き声と、
そんな音が全部混ざって、思考も、身体も、全部ドロドロに溶けたみたいにワケが分からなくなって──
「さくら、出るっ……っ!」
さくらの中、薄い膜の中で俺の熱が弾けた──
さくらのスカートを捲り上げて、ブラと揃いと思しきショーツを下ろす。
キスも、胸も、改めて思いっきり堪能して、だからなのか、初めて触れた女の子の──さくらのそこは、少し指で撫でただけでくちゅっと水音を響かせた。
「さくらのココ、濡れてる」
「やっ……だって、はーちゃんが……っ」
「キスと胸と、どっちが良かった?」
「そ……なの……っあっ」
何度か指を滑らせて探り当てたそこに少しだけ指を入れてみたら、さくらの身体が揺れた。
「痛い?」
さくらが首を横に振ったのを確認して更に指を入れてみると、中の襞が指の侵入を阻むみたいに絡みついてくる。
ぐっと、根元まで指を沈み込ませると、さくらが逃げる様に腰を引いた。
逃げようとする腰を押さえてそのまま指を出し入れすると、さくらの口から小さな声が漏れ始める。
暫く出し入れを繰り返して、中で指を動かしてみても痛がっている感じはないから、指を二本に増やしてみて──
そうやって逸る気持ちを抑えて抑えて、さくらが三本でも痛がらなくなって。
いざ!!と思ってハッと思い出す。
俺は慌ててさくらから離れると、ダイニングテーブルの上に放ってあった健吾からの『プレゼント』──もうお分かりだと思うが、ゴムだ──を手に取る。
「はーちゃん……?」
乱れた息のまま、さくらが不思議そうに俺を呼んだ。
封筒の中から箱を取り出して、さくらのところへ戻る。
「健吾から貰ったモン使うってのも、何か癪だけどな……」
「……それ、さっきの?」
だらっくまだ、とほにゃっと笑ったさくらに、中身は可愛くないぞと言って箱の裏面をそっと見せると、さくらがあって声を上げてピンク色だった頬が更に染まった。
箱を開けてみたら、箱だけじゃなくて個装の方にも絵が描いてあった。
それを見たさくらが、恥ずかしそうにしながらもまたほにゃっと笑う。
「かわいい」
──いや、こんなだらけたクマより、さくらの方が万倍可愛いからな???
「さくら、ちょっと目瞑ってて」
まだ着たままだったスウェットシャツを脱いだ俺に、さくらが慌てた様にビーズクッションに顔を埋める。
着てたもん全部脱いで、だらっくま柄の包装を開ける。
彼女なんていなかったし、こんな事すんのも初めてだから、コレを使うのも初めてなワケで──。
だから少しもたついた、なんてのは、きっとずっと顔を埋めていたさくらには気付かれなかった、と思う。
何とか装着して呼び掛けると、ぴくんっとさくらの肩が跳ねて、おずおずと顔を向けてくる。
さくらの頬を撫でて、キスをする。
きゅっと閉じられた足を撫でて開かせて、もう一度キスをして、おでこを合わせる。
「良い?」
「──うん」
目を閉じたさくらの瞼に、鼻の頭に、唇に、キスして、
そうしてゆっくりとさくらの中に挿入していく。
「んっ……んんっ……!」
ぎゅうっときつく目を瞑って必死でクッションのカバーを握っているさくらの手を解かせて、握る。
「痛い?」
「だいじょ……ぶ……」
「さくらん中……すごい……ちょっと、ごめん」
漫画だって動画だって、色々見てたから知識はある。
だから、多分ゆっくりした方が良いんだろうなとか、思う。
思うけど……さくらの中が気持ち良すぎて。
早く全部入りたくて、ゆっくりなんて言ってらんなくて。
さくらの腕を俺の背中に回させて、その身体をきつく抱き締めて、
ゆっくりとは言えない早さで、さくらを貫いた。
「あっ、あ、あぁ……っ!!」
ぎゅうっと背中に回ってる腕に力が入って、肩口に額を押し付けて嫌々をするようにさくらが首を振る。
「ごめん、さくら……ごめん」
「あっ、ま、て……はーちゃっ……あっ、あっ」
さくらの蜜が溢れてるのか、絡みついてくる襞と俺のが擦れてぐちゅぐちゅと水音を立ててる。
ぎゅうっと締め付けられるみたいで、どうしようもなく気持ち良くて、動く事を止められなくて、
俺は何度もごめんって言いながら、さくらを揺さぶった。
「はーちゃ……ぁんっ……んっ、あっ……ぃ、から……っ」
「さくら……?」
何か言おうとしてるさくらに何とか動きを抑えて顔を覗き込んでみたら、さくらが俺の頬を包み込むみたいにして、
そんで泣き笑いみたいな顔で笑った。
「き…もち、い……から……はーちゃ……あやまら……な、で……」
「────っ!!!」
ムクっと、何だムスコよ、お前まだ大きくなれたのか!?と俺自身が驚くのと同時にさくらの身体もぴくんっと跳ねた。
「さくら、やっぱごめん。ムリ」
「はーちゃ……?ひゃっ!!?」
さくらの足を開かせて持ち上げて、そんで引いた腰を思い切り打ち付ける。
「あぁぁ──……っ!!」
さくらの背中が反って、中もぎゅうって締め付けてくる。
「さくら……さくら……っ」
「あっ、あっ、ぁ……っちゃ……はーちゃ……すき……すき……っ」
身体がぶつかる音と、水音と、人間ってやっぱ動物なんだなって思うような俺の獣じみた荒い息と、さくらの高い啼き声と、
そんな音が全部混ざって、思考も、身体も、全部ドロドロに溶けたみたいにワケが分からなくなって──
「さくら、出るっ……っ!」
さくらの中、薄い膜の中で俺の熱が弾けた──
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