499 / 651
58章
元魔王様と温泉の町 7
しおりを挟む
姉妹を残してジルが空洞の中へと入っていく。
待ち受けているのはジルの身長を大きく上回るゴーレムだ。
「メタルゴーレムか。確か周りの鉱石を取り込んで自身の力に変えるんだったか?」
万能鑑定で視て情報を得る。
スキルも複数所持しており、鋼化、熱湯、岩石生成と言うスキルがある。
鋼化は黒鋼岩、熱湯は温泉石を取り込んだ事で入手したスキルだと思われる。
「さっさと片付けて依頼を終わらせるぞ。」
「ゴゴッ。」
ジルが足を魔装してメタルゴーレムとの距離を一気に詰める。
メタルゴーレムは熱湯のスキルを使って腕から熱々の湯気を出す熱湯を飛ばしてくる。
「遅い遅い。」
ゴーレム種の鈍重な動きではジルの動きに付いていける筈も無く、一瞬で背後に回り込まれる。
ジルは魔装した銀月でメタルゴーレムの背中を両断するつもりで斬り付ける。
すると銀月がメタルゴーレムに触れた瞬間にガキンと言う甲高い音と共に大きく弾かれてしまった。
斬ったところには薄っすらと亀裂が入っているくらいで、致命傷には程遠い。
「ちっ、硬いな。」
スキルを使われたのかは分からないが黒鋼岩の時よりも硬く感じる。
あまりの硬さに若干手が痺れてしまった程だ。
「ゴゴッ!」
メタルゴーレムが腕を真上に掲げる。
そして岩石生成のスキルで手の上に巨大な岩を生み出した。
それをジルに向かって投げ付けてくるが、魔装によって身体能力が上がったジルは捉えられない。
「シンプルだが恐ろしい破壊力だな。」
回避した岩が壁にぶつかって、粉々に砕けながら大きな窪みを作っていた。
あんな岩に当たれば簡単に身体が潰れてしまう。
「剣が無理なら魔法なんだが。」
チラリと後ろに視線をやると姉妹達がばっちり見ている。
既に冒険者を引退している二人なので接する機会は少ないと思われるが、多種多様な魔法を使うのは躊躇ってしまう。
何かのタイミングで二人からジルの情報がギルドに流れないとも限らない。
なので見られている状況では普段から使用している火魔法を使えば問題無いのだが、今回は場所との相性が悪い。
鉱山内部で高火力の火魔法を使えば酸欠になる可能性がある。
ただでさえジルの魔法は火力が高く、メタルゴーレムを倒すとなると高火力の魔法が求められるので使うに使えない。
「別の魔法を使える状況を作る必要があるな。まあ、これで倒れてくれれば手っ取り早いんだが。」
「ゴゴッ!」
メタルゴーレムが遠くから熱湯を飛ばしてくる。
ジルはそれを後ろに下がって回避しつつ、銀月を鞘に戻して居合いの構えを取る。
「抜刀術・断界!」
膨大な魔力で魔装された銀月による抜刀で魔力の斬撃を生み出す。
空間ごと切断するかの様に斜線上にいたメタルゴーレムに斬撃が襲い掛かる。
「ゴゴッ!」
両腕を前に出してジルの斬撃を防御しようとする。
おそらく鋼鉄化のスキルも使用しているだろう。
そんなメタルゴーレムに斬撃が直撃する。
少し砂煙が舞い上がってしまいメタルゴーレムの姿が隠れたので、どうなったのか黙って見る。
「ゴゴッ!」
砂煙の中から熱湯が飛んでくる。
残念ながら倒せてはいなかった。
「硬過ぎるぞ。あれで倒せないとしても腕の一本も持っていけないとは思わなかった。」
砂煙から現れたメタルゴーレムは腕に大きなヒビを作りながらもその場に立っていた。
ジルの居合いを耐えられるとは、さすがは硬さに特化したゴーレム種である。
「これだと普通の攻撃では倒せないか。魔法に頼るしか無さそうだ。」
ジルは銀月を鞘に仕舞う。
これ以上メタルゴーレムに直接攻撃して欠けたりしても困る。
「目隠しは必須だな。先程くらいの砂煙を起こせれば問題無いだろう。」
ジルはメタルゴーレムが先程投げてきた大岩の一つに近付き無限倉庫に収納する。
そしてメタルゴーレムが放ってきた熱湯を高くジャンプして回避して空中に大岩を取り出す。
「これでもくらえ!」
大岩に回し蹴りを叩き込んでメタルゴーレム目掛けて射出する。
当然こんな普通の大岩で倒せるとは思っていない。
「ゴゴッ!」
メタルゴーレムに大岩が直撃するが硬さが違い過ぎるので大岩の方が簡単に砕け散ってしまう。
だがそれによりメタルゴーレムの周辺が大きな土煙で包まれる。
これがジルの狙いだった。
「目隠し完了。あとは仕留めるだけだ。」
ジルは無限倉庫から黒鋼岩を斬った時に出た拳大の塊を取り出す。
それを手に持ちながら砂煙の中へと落ちていく。
心眼のスキルを発動しているのでメタルゴーレムの姿は見えている。
「ヘビーで黒鋼岩を重くしてフォースディクラインでメタルゴーレムを弱体化。」
重力魔法と闇魔法を使って準備を整える。
「三種類の魔法のコンボを受けてみろ。超級雷霆魔法、レールガン!」
両手に帯びた凄まじい電気で手の中にあった黒鋼岩を眼下にいるメタルゴーレムに射出した。
黒鋼岩はメタルゴーレムの頭に直撃すると、抉る様に身体の中を突き進んでいき、最後には地面に食い込んだ。
心眼で見ていたが頭から下まで一直線に穴が空いている。
砂煙の外にいる姉妹達からは、中がいきなり光って爆音が響いたと言う事しか分からないだろう。
砂煙のおかげで何をしたかは気付かれていない筈だ。
「討伐完了。」
砂煙が晴れた場所には無傷で立っているジルと地面に倒れるメタルゴーレムがいた。
待ち受けているのはジルの身長を大きく上回るゴーレムだ。
「メタルゴーレムか。確か周りの鉱石を取り込んで自身の力に変えるんだったか?」
万能鑑定で視て情報を得る。
スキルも複数所持しており、鋼化、熱湯、岩石生成と言うスキルがある。
鋼化は黒鋼岩、熱湯は温泉石を取り込んだ事で入手したスキルだと思われる。
「さっさと片付けて依頼を終わらせるぞ。」
「ゴゴッ。」
ジルが足を魔装してメタルゴーレムとの距離を一気に詰める。
メタルゴーレムは熱湯のスキルを使って腕から熱々の湯気を出す熱湯を飛ばしてくる。
「遅い遅い。」
ゴーレム種の鈍重な動きではジルの動きに付いていける筈も無く、一瞬で背後に回り込まれる。
ジルは魔装した銀月でメタルゴーレムの背中を両断するつもりで斬り付ける。
すると銀月がメタルゴーレムに触れた瞬間にガキンと言う甲高い音と共に大きく弾かれてしまった。
斬ったところには薄っすらと亀裂が入っているくらいで、致命傷には程遠い。
「ちっ、硬いな。」
スキルを使われたのかは分からないが黒鋼岩の時よりも硬く感じる。
あまりの硬さに若干手が痺れてしまった程だ。
「ゴゴッ!」
メタルゴーレムが腕を真上に掲げる。
そして岩石生成のスキルで手の上に巨大な岩を生み出した。
それをジルに向かって投げ付けてくるが、魔装によって身体能力が上がったジルは捉えられない。
「シンプルだが恐ろしい破壊力だな。」
回避した岩が壁にぶつかって、粉々に砕けながら大きな窪みを作っていた。
あんな岩に当たれば簡単に身体が潰れてしまう。
「剣が無理なら魔法なんだが。」
チラリと後ろに視線をやると姉妹達がばっちり見ている。
既に冒険者を引退している二人なので接する機会は少ないと思われるが、多種多様な魔法を使うのは躊躇ってしまう。
何かのタイミングで二人からジルの情報がギルドに流れないとも限らない。
なので見られている状況では普段から使用している火魔法を使えば問題無いのだが、今回は場所との相性が悪い。
鉱山内部で高火力の火魔法を使えば酸欠になる可能性がある。
ただでさえジルの魔法は火力が高く、メタルゴーレムを倒すとなると高火力の魔法が求められるので使うに使えない。
「別の魔法を使える状況を作る必要があるな。まあ、これで倒れてくれれば手っ取り早いんだが。」
「ゴゴッ!」
メタルゴーレムが遠くから熱湯を飛ばしてくる。
ジルはそれを後ろに下がって回避しつつ、銀月を鞘に戻して居合いの構えを取る。
「抜刀術・断界!」
膨大な魔力で魔装された銀月による抜刀で魔力の斬撃を生み出す。
空間ごと切断するかの様に斜線上にいたメタルゴーレムに斬撃が襲い掛かる。
「ゴゴッ!」
両腕を前に出してジルの斬撃を防御しようとする。
おそらく鋼鉄化のスキルも使用しているだろう。
そんなメタルゴーレムに斬撃が直撃する。
少し砂煙が舞い上がってしまいメタルゴーレムの姿が隠れたので、どうなったのか黙って見る。
「ゴゴッ!」
砂煙の中から熱湯が飛んでくる。
残念ながら倒せてはいなかった。
「硬過ぎるぞ。あれで倒せないとしても腕の一本も持っていけないとは思わなかった。」
砂煙から現れたメタルゴーレムは腕に大きなヒビを作りながらもその場に立っていた。
ジルの居合いを耐えられるとは、さすがは硬さに特化したゴーレム種である。
「これだと普通の攻撃では倒せないか。魔法に頼るしか無さそうだ。」
ジルは銀月を鞘に仕舞う。
これ以上メタルゴーレムに直接攻撃して欠けたりしても困る。
「目隠しは必須だな。先程くらいの砂煙を起こせれば問題無いだろう。」
ジルはメタルゴーレムが先程投げてきた大岩の一つに近付き無限倉庫に収納する。
そしてメタルゴーレムが放ってきた熱湯を高くジャンプして回避して空中に大岩を取り出す。
「これでもくらえ!」
大岩に回し蹴りを叩き込んでメタルゴーレム目掛けて射出する。
当然こんな普通の大岩で倒せるとは思っていない。
「ゴゴッ!」
メタルゴーレムに大岩が直撃するが硬さが違い過ぎるので大岩の方が簡単に砕け散ってしまう。
だがそれによりメタルゴーレムの周辺が大きな土煙で包まれる。
これがジルの狙いだった。
「目隠し完了。あとは仕留めるだけだ。」
ジルは無限倉庫から黒鋼岩を斬った時に出た拳大の塊を取り出す。
それを手に持ちながら砂煙の中へと落ちていく。
心眼のスキルを発動しているのでメタルゴーレムの姿は見えている。
「ヘビーで黒鋼岩を重くしてフォースディクラインでメタルゴーレムを弱体化。」
重力魔法と闇魔法を使って準備を整える。
「三種類の魔法のコンボを受けてみろ。超級雷霆魔法、レールガン!」
両手に帯びた凄まじい電気で手の中にあった黒鋼岩を眼下にいるメタルゴーレムに射出した。
黒鋼岩はメタルゴーレムの頭に直撃すると、抉る様に身体の中を突き進んでいき、最後には地面に食い込んだ。
心眼で見ていたが頭から下まで一直線に穴が空いている。
砂煙の外にいる姉妹達からは、中がいきなり光って爆音が響いたと言う事しか分からないだろう。
砂煙のおかげで何をしたかは気付かれていない筈だ。
「討伐完了。」
砂煙が晴れた場所には無傷で立っているジルと地面に倒れるメタルゴーレムがいた。
14
お気に入りに追加
113
あなたにおすすめの小説
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
怠惰生活希望の第六王子~悪徳領主を目指してるのに、なぜか名君呼ばわりされているんですが~
服田 晃和
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた男──久岡達夫は、同僚の尻拭いによる三十連勤に体が耐え切れず、その短い人生を過労死という形で終えることとなった。
最悪な人生を送った彼に、神が与えてくれた二度目の人生。
今度は自由気ままな生活をしようと決意するも、彼が生まれ変わった先は一国の第六王子──アルス・ドステニアだった。当初は魔法と剣のファンタジー世界に転生した事に興奮し、何でも思い通りに出来る王子という立場も気に入っていた。
しかし年が経つにつれて、激化していく兄達の跡目争いに巻き込まれそうになる。
どうにか政戦から逃れようにも、王子という立場がそれを許さない。
また俺は辛い人生を送る羽目になるのかと頭を抱えた時、アルスの頭に一つの名案が思い浮かんだのだ。
『使えない存在になれば良いのだ。兄様達から邪魔者だと思われるようなそんな存在になろう!』
こうしてアルスは一つの存在を目指すことにした。兄達からだけではなく国民からも嫌われる存在。
『ちょい悪徳領主』になってやると。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる