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43章
元魔王様と天使族の襲来 10
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魔の森の深くで大爆発が起こり、辺り一面を爆煙が包んで何も見る事が出来無い。
ライエルが使用したのは爆裂魔法の中でも最上級の破壊力を持つ極級魔法だったので、その魔法による被害はとんでもない。
幸いなのはここが魔の森の奥深くだったと言う事だろう。
爆発範囲はかなり広く、見渡す限り焼け野原になってしまったが、よく目を凝らすと爆発範囲の外周部に木々が見える。
爆発は魔の森の中だけで済んでおり、人的被害は無さそうだ。
「はぁはぁ、間に合ったか。」
ジルは肩で息をしながら呟く。
額からは汗まで垂れており、転生後一番焦らされた瞬間だった。
「お、驚いたのじゃ。ジル殿が助けに入ってくれなければ妾達は死んでいたかもしれんのう。」
ナキナが感謝する様に言って周りを見る。
自分達を守る様に球場に展開された結界がそこにはある。
爆発によってヒビまみれだが、結界のおかげでジル達のいる場所だけが爆発の影響を受けずに済んだ。
「ジルさん、本当に助かりました。」
「いなかったらと思うとゾッとしちゃうよね。それにジルさんの結界を壊しかけるなんて凄い威力だよね。」
前世からの配下なのでジルの扱う結界魔法がどれだけ有能なのかは知っている。
二人はジルの使う断絶結界がヒビまみれになるところなんて初めて見た。
「結界は多重展開していたから実際には割られているんだけどな。今のは本当に危なかった。」
ジルの言葉を聞いてレイアとテスラは驚愕の表情を浮かべている。
それはつまり残る結界以外が全て壊されたと言う事だ。
本当にギリギリ耐えた形だ。
「ナンバーズはやはり侮れんのう。特殊な力だけで無く魔法にも通じているとは。」
極級魔法の詠唱破棄なんて常人では辿り着けない領域の技だ。
転生後のジルもスキルに頼らなければ極級魔法は難しいだろう。
「ジルさん、天使族からの襲撃もありましたし、ナキナさんにこれ以上隠すのは難しいのではないでしょうか?」
レイアがこっそりと耳打ちする。
ライエルが魔族と言う言葉も口にしていたので、これからも共に行動するのであれば正体を隠していくのは難しいかもしれない。
「そう…だな。後で話す…とするか。」
「ジルさん?ふらふらしてどうしたの?」
左右に身体を揺らしているジルを見てテスラが首を傾げる。
「…限界の様だ。」
それだけ口にしてジルはバタリと地面に倒れた。
「ジル殿!?」
ナキナが焦って駆け寄り身体を抱き起こす。
しかし既に気を失っていて動かない。
「どどどどうしましょう!?ライエルとの戦闘で何処かお怪我をしたのでは!?」
レイアは突然倒れたジルを見て慌てながら右往左往している。
普段が冷静なのでパニックになって慌てている様子は珍しい。
「落ち着きなよ、どれどれ。」
頼りにならなくなった相方の代わりにテスラが近付いてジルの様子を伺う。
「成る程成る程、怪我は無いから安心していいよ。」
「本当ですか!」
「良かったのじゃ。」
テスラの言葉に二人は一安心と言った様子で息を吐いている。
「倒れたのは魔力切れだね。あれだけ激しい戦闘をしていたんだから当然だよ。」
ジルの魔力量は殆ど空っぽであった。
最後に皆を守る為に結界を展開した事で完全に魔力が尽きたのだ。
結界の多重展開は高度な技術であり、魔力消費量も相当上がってしまうので、それが魔力切れのとどめになった。
「ジル殿が魔力切れで気を失っているところなんて中々見られんぞ。」
行動を共にして長いが魔力を大量に使用して動けなくなった場面なら何度か目にしている。
だが気絶するまで魔力を消費したのを見るのは今回が初めてだ。
魔力切れは致命的な隙になってしまうので戦闘を生業にしている者であれば誰でも気を付けている。
それはジルも同じだが、先程の爆発に関してはそんな事を気にしている余裕は無かった。
「まあ、万全の状態ならジルさんの圧勝だったと思うけどね。」
「万全の状態?」
「だって戦う前に魔力を大量に消費していたんだよ?それが無かったらナンバーズだろうと圧勝間違い無しってね。」
ホッコの人化のスキルを得る為に魔の森を突き進みながら魔法を使いまくっていた。
ライエルと戦闘する前から魔力量は随分と減っていたのだ。
「つまりジル殿はそんな状態でナンバーズを追い詰めておったと言う事か。本当に底が知れんのう。」
気を失っているジルの顔を見ながらナキナが呟く。
何処にでもいそうな普通の人族に見えて、その実力は国家戦力とも言われるSランクに匹敵する。
見た目からは想像出来無い程に実力がある。
「さて、天使族の気配も無くなりましたし、我々も早々に引き上げるとしましょう。」
ライエルは爆発に巻き込まれたのか周囲に存在が感じられない。
相当な威力の爆発だったのだ、自分の魔法とは言え満身創痍の状態で完全に防ぐ事なんて出来無かっただろう。
自身の魔法によって跡形も無く死んでいる可能性すらある。
「ジルさんが起きたら魔力不足でお腹も空いているだろうしね。いつまでも魔の森にいたら早く帰れって怒られそうだよ。」
「拾った素材の大半が食事に消えそうじゃのう。」
人化のスキルを異世界通販で購入する為に素材回収をして資金に変える計画だったのだが、ジルの胃袋に大半が消えるのではないかと心配するナキナだった。
ライエルが使用したのは爆裂魔法の中でも最上級の破壊力を持つ極級魔法だったので、その魔法による被害はとんでもない。
幸いなのはここが魔の森の奥深くだったと言う事だろう。
爆発範囲はかなり広く、見渡す限り焼け野原になってしまったが、よく目を凝らすと爆発範囲の外周部に木々が見える。
爆発は魔の森の中だけで済んでおり、人的被害は無さそうだ。
「はぁはぁ、間に合ったか。」
ジルは肩で息をしながら呟く。
額からは汗まで垂れており、転生後一番焦らされた瞬間だった。
「お、驚いたのじゃ。ジル殿が助けに入ってくれなければ妾達は死んでいたかもしれんのう。」
ナキナが感謝する様に言って周りを見る。
自分達を守る様に球場に展開された結界がそこにはある。
爆発によってヒビまみれだが、結界のおかげでジル達のいる場所だけが爆発の影響を受けずに済んだ。
「ジルさん、本当に助かりました。」
「いなかったらと思うとゾッとしちゃうよね。それにジルさんの結界を壊しかけるなんて凄い威力だよね。」
前世からの配下なのでジルの扱う結界魔法がどれだけ有能なのかは知っている。
二人はジルの使う断絶結界がヒビまみれになるところなんて初めて見た。
「結界は多重展開していたから実際には割られているんだけどな。今のは本当に危なかった。」
ジルの言葉を聞いてレイアとテスラは驚愕の表情を浮かべている。
それはつまり残る結界以外が全て壊されたと言う事だ。
本当にギリギリ耐えた形だ。
「ナンバーズはやはり侮れんのう。特殊な力だけで無く魔法にも通じているとは。」
極級魔法の詠唱破棄なんて常人では辿り着けない領域の技だ。
転生後のジルもスキルに頼らなければ極級魔法は難しいだろう。
「ジルさん、天使族からの襲撃もありましたし、ナキナさんにこれ以上隠すのは難しいのではないでしょうか?」
レイアがこっそりと耳打ちする。
ライエルが魔族と言う言葉も口にしていたので、これからも共に行動するのであれば正体を隠していくのは難しいかもしれない。
「そう…だな。後で話す…とするか。」
「ジルさん?ふらふらしてどうしたの?」
左右に身体を揺らしているジルを見てテスラが首を傾げる。
「…限界の様だ。」
それだけ口にしてジルはバタリと地面に倒れた。
「ジル殿!?」
ナキナが焦って駆け寄り身体を抱き起こす。
しかし既に気を失っていて動かない。
「どどどどうしましょう!?ライエルとの戦闘で何処かお怪我をしたのでは!?」
レイアは突然倒れたジルを見て慌てながら右往左往している。
普段が冷静なのでパニックになって慌てている様子は珍しい。
「落ち着きなよ、どれどれ。」
頼りにならなくなった相方の代わりにテスラが近付いてジルの様子を伺う。
「成る程成る程、怪我は無いから安心していいよ。」
「本当ですか!」
「良かったのじゃ。」
テスラの言葉に二人は一安心と言った様子で息を吐いている。
「倒れたのは魔力切れだね。あれだけ激しい戦闘をしていたんだから当然だよ。」
ジルの魔力量は殆ど空っぽであった。
最後に皆を守る為に結界を展開した事で完全に魔力が尽きたのだ。
結界の多重展開は高度な技術であり、魔力消費量も相当上がってしまうので、それが魔力切れのとどめになった。
「ジル殿が魔力切れで気を失っているところなんて中々見られんぞ。」
行動を共にして長いが魔力を大量に使用して動けなくなった場面なら何度か目にしている。
だが気絶するまで魔力を消費したのを見るのは今回が初めてだ。
魔力切れは致命的な隙になってしまうので戦闘を生業にしている者であれば誰でも気を付けている。
それはジルも同じだが、先程の爆発に関してはそんな事を気にしている余裕は無かった。
「まあ、万全の状態ならジルさんの圧勝だったと思うけどね。」
「万全の状態?」
「だって戦う前に魔力を大量に消費していたんだよ?それが無かったらナンバーズだろうと圧勝間違い無しってね。」
ホッコの人化のスキルを得る為に魔の森を突き進みながら魔法を使いまくっていた。
ライエルと戦闘する前から魔力量は随分と減っていたのだ。
「つまりジル殿はそんな状態でナンバーズを追い詰めておったと言う事か。本当に底が知れんのう。」
気を失っているジルの顔を見ながらナキナが呟く。
何処にでもいそうな普通の人族に見えて、その実力は国家戦力とも言われるSランクに匹敵する。
見た目からは想像出来無い程に実力がある。
「さて、天使族の気配も無くなりましたし、我々も早々に引き上げるとしましょう。」
ライエルは爆発に巻き込まれたのか周囲に存在が感じられない。
相当な威力の爆発だったのだ、自分の魔法とは言え満身創痍の状態で完全に防ぐ事なんて出来無かっただろう。
自身の魔法によって跡形も無く死んでいる可能性すらある。
「ジルさんが起きたら魔力不足でお腹も空いているだろうしね。いつまでも魔の森にいたら早く帰れって怒られそうだよ。」
「拾った素材の大半が食事に消えそうじゃのう。」
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