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第二章シャーカ王国
68無限対近衛騎士団と魔法師団
しおりを挟む「相手になってやるよ」
俺はジャダ王の提案を直ぐ受け入れた。
「ハジン、クラマそれでいいか?」
「俺は構わないぜ」
「問題ありません」
ほ~なんかあっさり提案を受け入れたなあの二人…………なにか裏がありそうだな。
クイクイ
「何だ蒼花?」
「無限………大丈夫なのダイヤモンドスネークを倒して時間が立っているけど疲れているでしょ」
「ムゲン殿!流石これは貴殿の不利がありますぞ」
蒼花は俺の服を掴むと心配した顔をしていたツバキも同じように俺を心配していた。
「おいおい今さら逃げる気か」
「ダイヤモンドスネークを討伐したのは嘘だと言うことですね。それでは我々は先に訓練所に行っておきます」
ラテスの兄貴達は部屋からでていった。
「…………無限様やはり私があの二人を拷問をして生きていることを一生後悔するよにさせましょか?」
「ゾディア…………お前それ最初からするつもりだったろ」
「さぁ~どうでしょうか」
「ゾディアたまに冷酷な所でますよね」
「そうですか?」
「今、惚けただろ」
「「「「www 」」」」
「笑い事じゃありませんよ!」
「ラテスさん?」
「ラテス殿!?」
「「「「ラテス王子…………」」」」
俺達が少し笑っているとラテスは大声で怒鳴ってきた。
「確かにムゲンさんはダイヤモンドスネークを倒す程強いです!。ですが兄達はダイヤモンドスネークと同等の魔物を倒したことのある実力者です!」
「…………」
「それに多分今から相手する騎士達は兄さん達の近衛兵や魔方師達です。いくらなんでもムゲンさんでも…………勝てないかも知れないんですよ!」
「…………はぁ~問題ねぇよ」
「えっ!?」
無限はラテスの話を黙って聞いただが最後まで着た瞬間ため息をついた。
確かにさっきの二人の態度とラテスの話でこの後の勝負何かあることは予想できる。だが答えはたった一つ問題ない。
「ラテスよく見てろ俺の本気をな」
「えっ?」
「シィーさん訓練所は何処ですか?」
「此方です」
無限はその言葉を言った後シィーさんの案内で訓練所に向かった。
「ムゲンさん…………」
「蒼花」
「なにツバキ?」
「ムゲン殿は本当に問題はないのですか?」
「……無限なら大丈夫だよだってあんな顔をしていたから」
「???」
蒼花は無限の顔を見てうっすら笑みを浮かべていた。
「ツバキも見ておいた方がいいよ無限の戦い方」
「えっ?」
「では、我々も向かいましょうか」
「そうですね」
蒼花達も無限を追って訓練所に向かった。
訓練所
「さて、王子二人と近衛騎士数人と戦うのは了承したが………騎士数人じゃなくて騎士団と魔法師と戦うのかよ」
「逃げずに来たな!」
「待ってましたよ」
ザッ!!!
無限はシィーの案内で城の訓練所にやってくると中央にはハジンとクラマそして数十人の騎士達と魔法師達が待ち構えていた。
「ハジン王子!、クラマ王子!何故近衛騎士団と魔法師全員がいるのですか!」
「騎士団長、私達はそこにいる男と一対一で戦うとは陛下から言われていません」
「だから全員で相手しても問題ねぇんだよ!」
「それとも怖じ気づきましたか聞いた話ではダイヤモンドスネークを貴方の隣にいた女性と討伐した事はやっぱり嘘なんですね」
「しかし陛下は近衛兵士数人と言ってました。これはまるで『はぁ~』無限さん…………」
タッ タッ タッ
シィーはハジン王子とクラマ王子に意見をしょうとするが無限はゆっくりと止め歩きだした。
まぁ~あの二人の王子の性格からしたらこんな展開になるのは最初から予想できたからな…………しかし漫画やアニメでもこんな展開てあんまりないぞ。
「さて、蒼花達やラテス達をバカにされたんだ…………」
タッタッタッ!!
「無限!?」
「無限様これは一体」
「これは流石に卑怯ではありませんかね」
「無限殿」
「やっぱり兄さん達自分達の近衛騎士団全員つれてきたか」
蒼花達も訓練所にやって来きたのを確認し俺はアイテムボックスから倶利伽羅剣、無極と三鈷手甲・無窮を装備した。
「全員まとめてかかってこい」
「殺れ!!」
「始めなさい」
「「「「「はぁ!!!」」」」」」
王子達の合図と同時に数人の騎士達が無限に向かって剣を抜き攻めてきた。
「おら!」
キン!
最初に無限に攻撃したのは体が大きい騎士で大剣を大きく振り下ろすが無限はそれを受け止めた。
ザッ!!!
「「そら!!」」
「…………」
ギュイン!!! ドゴン!! キン! キン!
「「「なっ!」」」」
無限が剣を受け止めていると二人の騎士が背後から剣を刺しに来ていた。
無限は受け止めている大剣を滑らせ二人の剣を剣と手甲で受け止めた。
「今だ!殺れ!!」
騎士達は動けないであろう無限に向かって魔法を纏わせた剣で斬りかかってきた。
全員、身体強化魔法や剣に魔法を付与しているな…………なら遠慮はいらねぇな!。
「風、疾風轟乱!」
キーーーン!! ドゴ! ドゴ!
「「「ぐはぁ!!」」」
俺は受け止めた騎士の剣を弾き身体を回転させて風の魔法で騎士達を吹き飛ばした。
「何だと!!」
「いてぇ…………」
「身体強化や魔法を使っているのに」
「何で力負けするんだ」
「それにあいつも俺達と同じ無詠唱だぞ」
「結構本気で放ったんだが…鎧にも仕掛けがあるな」
「撃ちなさい」
「火、ファイヤーランス!」
「雷、サンダーボール!」
「風、サイクロンカッター!」
「今度は遠距離魔法か毒、不壊毒」
ジュバァーー!!
今度はクラマの指示で魔法師達が無限に向かって魔法を放ってくるが無限は不壊毒で毒の壁を作りですべて溶かした。
「魔法を………溶かしただと…………」
「こんな魔法みたことねぇ」
「氷、凍結氷柱」
シュン! シュン! シュン! シュン!
「「「「シールド!」」」
バリン!!
「ぐはぁ」
「つめてぇ!」
カチカチカチ
「痛い!」
「ぐぁぁ!」
無限は魔法師達に向かって氷柱で攻撃をした。魔法師達はシールドを展開するが直ぐに壊れてしまい氷柱が体の一部に当たりそこから凍ってしまう。
「何だこんなものか?」
「お前ら立て!俺達の力を見せつけてやれ!」
「「「「「はぁ!!」」」」」
「鑑定…………」
俺は騎士団の鎧に何かあると思い鑑定をすると色々な事がわかった。
「成る程ドワーフ製の魔法無効化と物理攻撃無効化の鎧かだから攻撃しても耐えていたのか」
騎士達は少しダメージを負っていながらも立ち上がった。
ドワーフ製の鎧か…………ならあれだな。
「「「「うぉぉぉ!!」」」」
「土、破岩砂漠」
ズザン!
「なっ!」
「周りが砂に」
「なんだこの魔法!」
「動きにくい」
俺は破岩砂漠を発動させると地面がゴツゴツとした岩と砂だけとなった。
「いくら強い鎧を着ているなら周りを動きにく場所にすればい」
「なんだこの岩」
ズザ サァァァ
「なっ!」
「剣が砂に…………」
一人の騎士が剣で岩をつつくと剣の半分が砂となってしまった。
「さてお前ら…………逃げるなよ」
続く。
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