上 下
55 / 110
第二章シャーカ王国

54新ステータス

しおりを挟む

ライは無限にやられる数分前無限に対して完全に舐めていた。

「マナ大丈夫か!?」

「えぇ…………なんとかね」

「…回復する」

(アオカて女やっぱりいい女だ魔法も使え精霊がいるなんてな…………ん?)

ライは無限が蒼花の頭を撫でているところを見て妬ましく思っていた。

「あいつ…確かアオカちゃんの彼氏だったな」

(あんなのが彼氏かよ、マナは弱そうとか言っていたが多分強いな、だが俺なんかより数倍弱いそうだ少し煽ってアオカちゃんを奪ってやる。ついでにマナの願いも叶えてやるか)

ライは私欲で蒼花とゾディアを無限から引き離そうとした。だがライは知らなかった三人と一匹の中で一番強いのは無限だったことにそして結果。

「雷豪帝!」

「ぎぁぁぁぁぁ!!!」

無限の雷豪帝で一撃で終わったのであった。

無限サイド

「えぇーー無限様」

「なんだキュン」

「ライさんは死んではいないですよね」

「安心しろ死なないように調整はした」

確かに手加減はしなかったが流石に殺すわけにはいかない調整を少ししておいた。

「…………」

「ん?」

「スイミさんですね」

「…………やっぱり負けた」

ペコリ

スイミはステージに上がりライのところに来ると無限とキュンに向かって頭を下げた。

「なんで貴女が頭を下げるんだ?」

「当然……試験なのにこの三人は私欲で相手していただから謝る」

「まぁ…俺達の圧勝だったから別に気にしてないが…………その男はあんまり許す気はなれないな」

「それでいい、最近この三人はランクが上がって調子に乗っていた。だからいい薬になったありがとう」

「そうかじゃあ俺達は戻るな」

「では」

無限とキュンはステージから降りスイミはそれを見送っていた。

「…………運ぶの面倒」

俺はキュンと一緒にステージに降りると蒼花とゾディアが待っていた。

「お疲れ様です無限様、キュン様」

「おう」

「私は何もしていませんよ」

「無限……」

「なんだ蒼花?」

「お疲れ様やっぱり凄いね」

「当たり前だろ」

「しかしあのライと言う男どうしようもありませんね」

「ですが無限様の強さを少しは理解できたでしょ」

「そろそろいいか?」

無限達が離しているとヤクザが話しかけてきた。

「ヤクザさん、これで俺達の実力がわかっただろ」

「嗚呼、それは勿論だしかしあの金狼のメンバーを倒すとは……認めないといけないなさぁ、ついて来いギルドカードを発行する」

「いよいよですね」

「ようやくか少し楽しみだな」

「そうだね」

「あれはほっといていいんですね」

俺達はヤクザさんについて行くと暗い部屋その中心に少し巨大なひし形の水晶が置いてあった。

「じゃあ、この水晶は触れてくれこの水晶に触れればギルドカードが完成するんだそれとステータスとスキルも表示されるからな」

「じゃあ、俺から」

ステータスとスキルが表示されるか……そう言えば迷宮に入ってからステータスてあんまり確認してなかったな……念のため一緒に確認してみるかステータス。

俺は水晶に触ると水晶のからステータスが表示され自分の表示されているステータスと同じかどうか確認した。

ステータス

不動無限 男

年齢 18歳

スキル 無限 異界ショッピング

魔法適正 全属性

体力  19000

筋力  18000

素早さ 13000

防御力 15000

魔力  ∞

耐性  全属性耐性

「何だこのステータスは!?」

「!ちゃんと表示されている」

「無限凄いねキュン」

「多分ですが迷宮で鍛えゾディアと戦ったからステータスが大幅にアップしたのかと」

「これが無限様のステータスとは」

「スキルが二つにステータス一万以上だと!…すまないが残りの三人も頼む」

「「わかりました」」

「了解です」

蒼花とゾディアそしてキュンも水晶にさわるとステータスが表示された。

ステータス

中野蒼花 女

年齢 18歳

スキル 精霊に愛されし者

魔法適正 全属性

体力  9000

筋力  6000

素早さ 8000

防御力 10000

魔力  12000

耐性  全属性耐性


ステータス

ゾディア 男

年齢 不明

スキル 黄道十二宮

魔法適正 全属性

体力  18000

筋力  15000

素早さ 10000

防御力 15000

魔力  18000

耐性  全属性耐性


キュン 女

年齢 不明

スキル 聖なる獣

魔法適正 風属性、水属性、自然属性、無属性、光属性

体力  10000

筋力  9500

素早さ 16000

防御力 15000

魔力  10000

耐性 全属性耐性

無限達は水晶にステータスが間違いがなく表示され安心していた。

「まさか全員ステータスがこれ程とは」

「しっかりと表示されているな」

「私もちゃんと表示されている。それに結構ステータス上がってる」

「私もですよ」

「私は少ししか上がってませんね」

「俺らよくお前に勝てたな」

「お前らなんでそんなに驚いていないんだ!?」

俺達はヤクザさんを見てみるとヤクザさんは驚きを隠せないでいた。

「何か問題でも」

「いや、問題じゃなくてこんなステータスをしているなんてしかもこんなスキルほとんど見たことないそれにムゲンお前は魔力が無限とは」

「あの、ヤクザさん私達のこのステータスはおかしいんですか」

「…………ステータスで一万越えはSランク冒険者位だ」

確かにこの世界のステータスに上限がないだから基準がわからないな。

「それで冒険者登録してくれるんですよね」

「当たり前だこんな強い奴らを冒険者として迎えいれるなんて嬉しい限りだハハハ!」

ゾディアが質問するとヤクザさんは笑いながら登録を了承してくれた。

「ですが身元とかは確認しないんですね」

「普通はしない…………大抵ここにいる奴らは何かしらの事情や訳ありが多いお前達が捕らえた冒険者は違う所の冒険者だったがな」

「そうですか」

「だがお前らは優しくそして強いどんな事情を抱えようがこれから冒険者ギルドの仲間だ」

ヤクザさん、見た目は本当にヤクザの組長見たいな人だが優しい人だな。

「これがお前達の冒険者カードだ」

俺達をヤクザさんから冒険者カードを受け取るとDランクと書かれていた。

「ランクの説明は受付にいる者に聞け俺は仕事があるからな」

「わかりました」

その後無限達はヤクザと分かれ受付に戻ると最初に受付をしてくれた女性が待っていた。

「皆さん試験お疲れ様です」

「そう言えばあんたの名前聞いてなかったな」

「そうでしたね私はミワと言いますギルマスからここ聞きたらランクの説明を頼むと言われていました」

「頼みます」

「ミワさんお願いします」

無限達はミワから冒険者ランクの説明を聞き始めた。

「まずギルドのランクは上からS、A、B、C、D、E、Fの順になり依頼をある程度こなせば月に一回ランク昇格試験を受けられランクを上げられます。依頼を受け失敗すれば罰金が課せられたりランク降格もありますのでご注意を」

成る程ここまでは異世界漫画と同じか依頼を受ける時はしっかりと内容を見ないといけないな。

「依頼はあちらのボードにある紙を私達受付に持ってきてください。それと冒険者同士の争いは禁止ですが相手が殺そうとした時は正当防衛が成立します」

「説明ありがとうございます」

「丁寧な説明ありがとうございます」

俺達はミワさんにお礼を言うとミワさんは笑顔になっていた。

「これから依頼を受けますか?」

「いえ、これから用事があるので」

「///」

「えっ!?」

続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる

けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ  俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる  だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った

Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。

石八
ファンタジー
 主人公のレンは、冒険者ギルドの中で最高ランクであるSランクパーティのメンバーであった。しかしある日突然、パーティリーダーであるギリュウという男に「いきなりで悪いが、レンにはこのパーティから抜けてもらう」と告げられ、パーティを脱退させられてしまう。怒りを覚えたレンはそのギルドを脱退し、別のギルドでまた1から冒険者稼業を始める。そしてそこで最強の《勇者》というスキルが開花し、ギリュウ達を見返すため、己を鍛えるため、レンの冒険譚が始まるのであった。

クラス転移で裏切られた「無」職の俺は世界を変える

ジャック
ファンタジー
私立三界高校2年3組において司馬は孤立する。このクラスにおいて王角龍騎というリーダーシップのあるイケメンと学園2大美女と呼ばれる住野桜と清水桃花が居るクラスであった。司馬に唯一話しかけるのが桜であり、クラスはそれを疎ましく思っていた。そんなある日クラスが異世界のラクル帝国へ転生してしまう。勇者、賢者、聖女、剣聖、など強い職業がクラスで選ばれる中司馬は無であり、属性も無であった。1人弱い中帝国で過ごす。そんなある日、八大ダンジョンと呼ばれるラギルダンジョンに挑む。そこで、帝国となかまに裏切りを受け─ これは、全てに絶望したこの世界で唯一の「無」職の少年がどん底からはい上がり、世界を変えるまでの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 カクヨム様、小説家になろう様にも連載させてもらっています。

クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります

まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。 そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。 選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。 あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。 鈴木のハーレム生活が始まる!

二度目の異世界に来たのは最強の騎士〜吸血鬼の俺はこの世界で眷族(ハーレム)を増やす〜

北条氏成
ファンタジー
一度目の世界を救って、二度目の異世界にやってきた主人公は全能力を引き継いで吸血鬼へと転生した。 この物語は魔王によって人間との混血のハーフと呼ばれる者達が能力を失った世界で、最強種の吸血鬼が眷族を増やす少しエッチな小説です。 ※物語上、日常で消費する魔力の補給が必要になる為、『魔力の補給(少しエッチな)』話を挟みます。嫌な方は飛ばしても問題はないかと思いますので更新をお待ち下さい。※    カクヨムで3日で修正という無理難題を突き付けられたので、今後は切り替えてこちらで投稿していきます!カクヨムで読んで頂いてくれていた読者の方々には大変申し訳ありません!! *毎日投稿実施中!投稿時間は夜11時~12時頃です。* ※本作は眷族の儀式と魔力の補給というストーリー上で不可欠な要素が発生します。性描写が苦手な方は注意(魔力の補給が含まれます)を読まないで下さい。また、ギリギリを攻めている為、BAN対策で必然的に同じ描写が多くなります。描写が単調だよ? 足りないよ?という場合は想像力で補って下さい。できる限り毎日更新する為、話数を切って千文字程度で更新します。※ 表紙はAIで作成しました。ヒロインのリアラのイメージです。ちょっと過激な感じなので、運営から言われたら消します!

スキルが全ての世界で無能力者と蔑まれた俺が、《殺奪》のスキルを駆使して世界最強になるまで 〜堕天使の美少女と共に十の塔を巡る冒険譚〜

石八
ファンタジー
スキルが全ての世界で、主人公──レイは、スキルを持たない無能力者であった。 そのせいでレイは周りから蔑まされ、挙句の果てにはパーティーメンバーに見限られ、パーティーを追放させられる。 そんなレイの元にある依頼が届き、その依頼を達成するべくレイは世界に十本ある塔の一本である始まりの塔に挑む。 そこで待っていた魔物に危うく殺されかけるレイだが、なんとかその魔物の討伐に成功する。 そして、そこでレイの中に眠っていた《殺奪》という『スキルを持つ者を殺すとそのスキルを自分のものにできる』という最強のスキルが開花し、レイは始まりの塔で数多のスキルを手にしていく。 この物語は、そんな《殺奪》のスキルによって最強へと駆け上がるレイと、始まりの塔の最上階で出会った謎の堕天使の美少女が力を合わせて十本の塔を巡る冒険譚である。

さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。

ヒツキノドカ
ファンタジー
 誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。  そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。  しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。  身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。  そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。  姿は美しい白髪の少女に。  伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。  最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。 ーーーーーー ーーー 閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります! ※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!

処理中です...