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第一章始まりと星の古代迷宮
45新たな仲間
しおりを挟むこれで話が終わったなさて、ここからどうするかだな。
「無限様少し疑問があるんですが」
俺は考えて事をしているとキュンが何かに疑問に思い俺に質問してきた。
「なんだキュン?」
「その束縛の鎖は何故、無限様が破壊できたのですか?」
「確かに悪魔さんが破壊できなかったのになんで?」
「嗚呼~それはな自然奥義、森羅万象桜のお陰だ」
「あの桜ですか?」
「嗚呼、説明したと思うがあれは毒、呪い、邪気を全て無にする。だから心臓に埋められた束縛の鎖の効果が無くなり破壊できたて事だ」
「成る程」
「流石、無限」
「さて、悪魔お前はこれからどうするだ?」
「…………不動無限様にお願いがあります」
「なんだ?」
ザッ!!
悪魔は無限に向かって立て膝をついて頭を下げた。
「おいおい、なんだ?」
「私をあなた様の従者にしてはいただけないでしょうか」
「従者だと」
「はい、私はあなた様の手で殺されるはずでした。ですがあなた様を殺そうとした私を救ってくれたそんなお心の広いあなた様に付き従いたいのです」
「………二人はどう思う?」
「……私は無限がいいならいいよ」
「私も構いません無限様に従います」
「そうか……けど俺は従者じゃなく仲間としてお前を受け入れたい、その方が俺は心強い」
「仲間………かしこまりました」
悪魔は笑顔で無限の提案を受け入れた。
「なら仲間になるんだし名前があった方がいいいよな」
「名を与えてくださるのですか」
「いつまでも悪魔て呼ぶのは面倒だからな」
そうだな………確かこいつのスキルは黄道十二宮だから…………そうだ。
「お前の名はゾディアだ」
「ゾディアですか?」
「無限、なんか意味あるの?」
「黄道十二宮は別名ゾディアックて呼ばれているからそこから取った」
「ゾディア…………このゾディア無限様に永遠の忠誠を誓い、仲間兼従者として貴殿方の力となりましょう」
「これからよろしく頼むゾディア」
「よろしくゾディア」
「よろしくお願いしますゾディア」
「はい、蒼花様、キュン様」
「さて、新たな仲間が出来たことだし星の古代迷宮をクリアしたことを祝って宴をするか」
「宴ですか!それはいいですね無限様」
「うん!やりたい」
「でしたら私の屋敷の庭でやりましょ」
「精霊帝王達や眷属達も呼んでやるぞ」
「料理の準備しないといけませんね」
「私がする」
「手伝います」
「なら俺も」
「無限は休んでいて!」
「そうですよいくら無限様いくらその包帯で治してもしても体力は戻ってません。今はゆっくり休んでください!」
「ダーク・ブレイクの影響で魔法の治癒が出来ないからその包帯を巻いています。今一日絶対安静です!」
無限は料理の手伝いをしょうとすると動くが蒼花達三人は無限に治療に専念して欲し為に全力で止められた。
「おぅ………わかったよ料理楽しみにしておくよ」
「では私は設営をしてきます。食材は調理場にあるものを好きに使ってください」
「じゃ私は料理してくるね」
「蒼花様手伝います」
三人はそれぞれ準備をするために部屋から出ていった。
「………まぁ……治療はできるんだけどな光、聖なる癒し」
無限は聖なる癒しをすると傷が少しづつ治り始め数分したら完全に治っていた。
「森羅万象桜でダーク・ブレイクの効果を無にしたのあいつら忘れているな…………まぁ、ゆっくりするかそれに」
無限はベットから降りて窓に近づき外の景色を見ながら微笑んでいた。
「ようやく攻略できたんだ………蒼花に答えを言わないとな」
数時間後ゾディアの屋敷の庭では宴会の準備が整っておりテーブルには料理が並べられており蒼花やキュン、ゾディア、精霊帝王達とゾディアの眷属達も集まっていた。
「キュン準備は終わっているか」
「無限様、準備は整っております」
「そうか」
「無限、もお体動いて大丈夫なの?」
「嗚呼、動けるぐらいまでは回復した」
「無限様、蒼花様、キュン様そろそろ始めましょ」
「わかったゾディア」
ザッ!!
「「「「「うぉぉぉ!!」」」」」
「うお!凄い歓声」
「皆さん静かに」
「皆ごめん静にして」
俺は会場に入ると歓声が一気に響き渡ると蒼花とゾディアが止めに入り静になった。
「では無限様、乾杯の挨拶をお願いします」
「無限、冷たいお茶」
「ありがとう蒼花」
俺は蒼花から冷たいお茶の入ったコップを受け取り全員の前にたった。
「えぇ~まずは精霊帝王達とゾディアの眷属達改めて俺は不動無限だ。今回の事で色々とあると思うがそんなのはもお終わった事だ。これから俺達はお互いに助け合い共に過ごす仲間だ今日はその歓迎の宴だ楽しもうじゃないか」
「聖獣の一体キュンもゾディアを仲間として迎え入れます」
「眷属達よ私は不動無限様に救われ更には名を頂きこれからゾディアと名乗ります。そしてこの方の仲間として共に進みます」
「「「「「主の身心のままに」」」」」
「精霊帝王の皆……私は無限やキュンと同じでゾディアを受け入れる……その………仲良くしてね」
「「「了解」」」
「「「「はい!」」」」
「話は以上!てなわけで乾杯!!」
「「「「「「乾杯!!」」」」」」
俺の乾杯の合図で宴が始まった。
「うめぇ!!」
「美味しいねこの料理」
「…………美味しい」
「これは美味しいな」
精霊帝王達とゾディアの眷属達はお互い仲良く宴を楽しんでいた。
「………楽しんでいるな」
「はい、無限食べて」
「ありがとう、旨そうだな」
俺は蒼花が皿に料理を持ってきて俺のとなりに座った。
パクッ
「どうかな………」
「この唐揚げ旨いな味がしっかりしていて俺の好きな味だ」
「嬉しい///」
俺は蒼花の料理を堪能しながら会場を見渡すと精霊帝王達やゾディアの眷属達は楽しんでいた。
「しかし…ようやく攻略できたな」
「そうだね……皆楽しそう」
「無限様、蒼花様楽しんでますか?」
「キュンか嗚呼…十分楽しんでるよ」
「私も楽しんでる」
無限と蒼花が話しているとキュンがやってきて二人の前に座った。
「そうですか無限様ようやく終わりましたね」
「嗚呼…………最初この迷宮に来たときはどうなるかわからなかったよな」
「うん………私は最初不安だったけど無限は攻略しょうとしてたね」
「まぁなここを出るためにはそうする他なかったからな本当に色々あった」
「そうですね………最初は平原で魔法の練習とかしましたよね」
「あの時無限やキュンに魔法の使い方を教えてもらて初めて魔法が使えた懐かしいね」
「本当に懐かしな………」
あれから約三ヶ月か長いようで短い時間だった。…………そろそろ約束を守らないとな。
「蒼花ちょっといいか」
「なに無限?」
「この宴会が終わった後話がある約束を果たしたい」
「!………うん、わかった」
「じゃあそれまで宴を楽しむか」
「じゃぁ料理を持ってくるね!」
「私は飲み物を」
「ゆっくりでいいぞ」
二人は無限の為に料理と飲み物を取りに向かった。
「蒼花様もしかしたら…」
「うん///…………」
宴が始まり数時間後、宴会で楽しみすぎたのか俺と蒼花以外、全員眠っていた。
「皆寝ちゃったね」
「そうだな…………蒼花ここじゃなんだ少し歩いたところの芝生で星を見ながら話そう」
「うん///」
続く
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