上 下
46 / 116
第一章始まりと星の古代迷宮

45新たな仲間

しおりを挟む

これで話が終わったなさて、ここからどうするかだな。

「無限様少し疑問があるんですが」

俺は考えて事をしているとキュンが何かに疑問に思い俺に質問してきた。

「なんだキュン?」

「その束縛の鎖は何故、無限様が破壊できたのですか?」

「確かに悪魔さんが破壊できなかったのになんで?」

「嗚呼~それはな自然奥義、森羅万象桜のお陰だ」

「あの桜ですか?」

「嗚呼、説明したと思うがあれは毒、呪い、邪気を全て無にする。だから心臓に埋められた束縛の鎖の効果が無くなり破壊できたて事だ」

「成る程」

「流石、無限」

「さて、悪魔お前はこれからどうするだ?」

「…………不動無限様にお願いがあります」

「なんだ?」

ザッ!!

悪魔は無限に向かって立て膝をついて頭を下げた。

「おいおい、なんだ?」

「私をあなた様の従者にしてはいただけないでしょうか」

「従者だと」

「はい、私はあなた様の手で殺されるはずでした。ですがあなた様を殺そうとした私を救ってくれたそんなお心の広いあなた様に付き従いたいのです」

「………二人はどう思う?」

「……私は無限がいいならいいよ」

「私も構いません無限様に従います」

「そうか……けど俺は従者じゃなく仲間としてお前を受け入れたい、その方が俺は心強い」

「仲間………かしこまりました」

悪魔は笑顔で無限の提案を受け入れた。

「なら仲間になるんだし名前があった方がいいいよな」

「名を与えてくださるのですか」

「いつまでも悪魔て呼ぶのは面倒だからな」

そうだな………確かこいつのスキルは黄道十二宮だから…………そうだ。

「お前の名はゾディアだ」

「ゾディアですか?」

「無限、なんか意味あるの?」

「黄道十二宮は別名ゾディアックて呼ばれているからそこから取った」

「ゾディア…………このゾディア無限様に永遠の忠誠を誓い、仲間兼従者として貴殿方の力となりましょう」

「これからよろしく頼むゾディア」

「よろしくゾディア」

「よろしくお願いしますゾディア」

「はい、蒼花様、キュン様」

「さて、新たな仲間が出来たことだし星の古代迷宮をクリアしたことを祝って宴をするか」

「宴ですか!それはいいですね無限様」

「うん!やりたい」

「でしたら私の屋敷の庭でやりましょ」

「精霊帝王達や眷属達も呼んでやるぞ」

「料理の準備しないといけませんね」

「私がする」

「手伝います」

「なら俺も」

「無限は休んでいて!」

「そうですよいくら無限様いくらその包帯で治してもしても体力は戻ってません。今はゆっくり休んでください!」

「ダーク・ブレイクの影響で魔法の治癒が出来ないからその包帯を巻いています。今一日絶対安静です!」

無限は料理の手伝いをしょうとすると動くが蒼花達三人は無限に治療に専念して欲し為に全力で止められた。

「おぅ………わかったよ料理楽しみにしておくよ」

「では私は設営をしてきます。食材は調理場にあるものを好きに使ってください」

「じゃ私は料理してくるね」

「蒼花様手伝います」

三人はそれぞれ準備をするために部屋から出ていった。

「………まぁ……治療はできるんだけどな光、聖なる癒し」

無限は聖なる癒しをすると傷が少しづつ治り始め数分したら完全に治っていた。

「森羅万象桜でダーク・ブレイクの効果を無にしたのあいつら忘れているな…………まぁ、ゆっくりするかそれに」

無限はベットから降りて窓に近づき外の景色を見ながら微笑んでいた。

「ようやく攻略できたんだ………蒼花に答えを言わないとな」

数時間後ゾディアの屋敷の庭では宴会の準備が整っておりテーブルには料理が並べられており蒼花やキュン、ゾディア、精霊帝王達とゾディアの眷属達も集まっていた。

「キュン準備は終わっているか」

「無限様、準備は整っております」

「そうか」

「無限、もお体動いて大丈夫なの?」

「嗚呼、動けるぐらいまでは回復した」

「無限様、蒼花様、キュン様そろそろ始めましょ」

「わかったゾディア」

ザッ!!

「「「「「うぉぉぉ!!」」」」」

「うお!凄い歓声」

「皆さん静かに」

「皆ごめん静にして」

俺は会場に入ると歓声が一気に響き渡ると蒼花とゾディアが止めに入り静になった。

「では無限様、乾杯の挨拶をお願いします」

「無限、冷たいお茶」

「ありがとう蒼花」

俺は蒼花から冷たいお茶の入ったコップを受け取り全員の前にたった。

「えぇ~まずは精霊帝王達とゾディアの眷属達改めて俺は不動無限だ。今回の事で色々とあると思うがそんなのはもお終わった事だ。これから俺達はお互いに助け合い共に過ごす仲間だ今日はその歓迎の宴だ楽しもうじゃないか」

「聖獣の一体キュンもゾディアを仲間として迎え入れます」

「眷属達よ私は不動無限様に救われ更には名を頂きこれからゾディアと名乗ります。そしてこの方の仲間として共に進みます」

「「「「「主の身心のままに」」」」」

「精霊帝王の皆……私は無限やキュンと同じでゾディアを受け入れる……その………仲良くしてね」

「「「了解」」」

「「「「はい!」」」」

「話は以上!てなわけで乾杯!!」

「「「「「「乾杯!!」」」」」」

俺の乾杯の合図で宴が始まった。

「うめぇ!!」

「美味しいねこの料理」

「…………美味しい」

「これは美味しいな」

精霊帝王達とゾディアの眷属達はお互い仲良く宴を楽しんでいた。

「………楽しんでいるな」

「はい、無限食べて」

「ありがとう、旨そうだな」

俺は蒼花が皿に料理を持ってきて俺のとなりに座った。

パクッ

「どうかな………」

「この唐揚げ旨いな味がしっかりしていて俺の好きな味だ」

「嬉しい///」

俺は蒼花の料理を堪能しながら会場を見渡すと精霊帝王達やゾディアの眷属達は楽しんでいた。

「しかし…ようやく攻略できたな」

「そうだね……皆楽しそう」

「無限様、蒼花様楽しんでますか?」

「キュンか嗚呼…十分楽しんでるよ」

「私も楽しんでる」

無限と蒼花が話しているとキュンがやってきて二人の前に座った。

「そうですか無限様ようやく終わりましたね」

「嗚呼…………最初この迷宮に来たときはどうなるかわからなかったよな」

「うん………私は最初不安だったけど無限は攻略しょうとしてたね」

「まぁなここを出るためにはそうする他なかったからな本当に色々あった」

「そうですね………最初は平原で魔法の練習とかしましたよね」

「あの時無限やキュンに魔法の使い方を教えてもらて初めて魔法が使えた懐かしいね」

「本当に懐かしな………」

あれから約三ヶ月か長いようで短い時間だった。…………そろそろ約束を守らないとな。

「蒼花ちょっといいか」

「なに無限?」

「この宴会が終わった後話がある約束を果たしたい」

「!………うん、わかった」

「じゃあそれまで宴を楽しむか」

「じゃぁ料理を持ってくるね!」

「私は飲み物を」

「ゆっくりでいいぞ」

二人は無限の為に料理と飲み物を取りに向かった。

「蒼花様もしかしたら…」

「うん///…………」

宴が始まり数時間後、宴会で楽しみすぎたのか俺と蒼花以外、全員眠っていた。

「皆寝ちゃったね」

「そうだな…………蒼花ここじゃなんだ少し歩いたところの芝生で星を見ながら話そう」

「うん///」

続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる

けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ  俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる  だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った

最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした

服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜 大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。  目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!  そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。  まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!  魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった

さくらはい
ファンタジー
 主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ―― 【不定期更新】 1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。 性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。 良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。

『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる

農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」 そんな言葉から始まった異世界召喚。 呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!? そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう! このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。 勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定 私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。 ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。 他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。 なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~

雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?

桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」  その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。  影響するステータスは『運』。  聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。  第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。  すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。  より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!  真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。 【簡単な流れ】 勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ 【原題】 『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

処理中です...