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第一章始まりと星の古代迷宮
26不死身の魔物
しおりを挟む蒼花とキュンが魔法が使えない中、火山地帯を探索して数日がたった。キュンがこの階層の魔力を吸収している魔物がいると言ったのでキュンがその魔物の気配感じながら探しているが………そいつがいるところが。
「火山だとは面倒なところにいるなそいつ」
「暑い」
「流石に火山にいるとはエンチャントした装備が少しずつ効かなくなってきましたね」
魔力を吸収する魔物はこの第三階層の中でも三つの火山が連なっている火山の中心の頂上にいた。
俺達は頂上に到着すると火口が見えておりその中に炎に包まれた卵があった。
「あれか」
「はい、どうやらあの卵の中にいる魔物がこの第三階層の魔力を全て吸収しているようです」
「あの卵の中に強力な魔物がいるのかな」
「多分そうだろ」
パチ
「「「!!」」」
バゴーーン
「ピェェェェェェェェ!!!」
「あれは…………」
「まさか…厄介のが現れましたね」
「…………鳳凰か」
炎に包まれた卵から孵化したのは翼の一つ一つが炎を纒っい全身が紅色に輝く鳥……鳳凰が現れた。
「鳳凰…またの名を不死鳥…………少しヤバイなキュン鳳凰て聖獣か神獣じゃないのか」
「確かに鳳凰は本来なら私と同じ聖獣ですがこの鳳凰は違います魔の力を感じます」
「なるほど…蒼花、行けるか?」
「うん、大丈夫」
「そうか…………なら」
ザッ
無限達は鳳凰に向かって無限は剣と手に手甲を装備して蒼花は杖を持ってキュンも鳳凰に睨み付けるように構えた。
「ピェェェェェェ!!!」
鳳凰は直ぐ様真上に飛び上がり炎の羽根を飛ばしてきた。
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン
「身体強化」
ドーーーーン
「はぁぁぁぁぁ!!」
キンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン
無限は身体強化を使い鳳凰に向かって飛びながら剣を使い炎羽根を全て斬り落とす。
これなら剣が届く。
ドクン
「!!ぐぅ」
ザキン
俺は鳳凰にあと一歩で届きそうな所体が急に力が抜けてしまい鳳凰に少し斬った後下に落下してしまう。
「くそ!」
「無限!」
「無限様!不味いですこのままだと火口の中に!」
何で近づいたら力が抜けたいや抜き取られたような感覚……………………そうかあいつは魔力を吸収している。俺が身体強化を発動させていたし魔力を使っていたから俺の魔力を吸収したんだ。
「無限速くこれに捕まって!!」
「!!」
ガシ!
「「せぇーーの!!!」」
シュタ
「助かった蒼花、キュン」
蒼花はとっさに無限に向かってロープを投げると無限は直ぐにロープに捕まると蒼花とキュンは直ぐにロープを引っ張ると無限は直ぐに元の位置に戻れた。
「危なかったねあのまま火口に落ちるところだったよ」
「嗚呼、途中で身体強化が完全に切れた」
「やはり無限な魔力でも近づけば無限様も魔力が使えなくなりますか」
「けどどうするの無限も魔法が使えないなんて………」
「…………」
さて、どうするあいつに近づくと俺も魔力を吸われて魔法が使えないそれにあいつの剣で斬った所がもお再生している。
「ピェェェェェェ!」
「あれは不味い!」
ボォォォォォォ!!
「光、全光の盾!」
キーーーーーーーン
「ぐぅ………」
「無限!」
ピキッ
鳳凰は無限達に向かって口から炎を放射してきた。無限はそれに対して光魔法全光の盾を発動させたが魔力が少ししか使えないため防御力が通常よりも弱くなっており皹が入ってしまう。
「無限、無理しないで」
「そうは言ってもな」
俺は盾を維持しようと奮闘するそれを支えようと蒼花は無限を後ろから支える。
流石に魔力が少ない分維持が難しいそれよりもこの後どうするかだ。
「無限様魔力を少し分けていただけますか」
「………策があるのか」
「はい!」
「…………わかった魔力をお前にやる」
「では盾を解除したら蒼花様を連れて少し後ろへ私が奴の隙きをついて攻撃します」
「わかった」
「蒼花様は無限様のサポートを」
「わかった」
「よし、盾を解除する行くぞ」
俺はキュンに魔力を分けて盾を解除した瞬間蒼花をお姫様抱っこしてその場から下がった。
「むっ///!無限///!」
「蒼花すまないが今はこうした方が速い」
キュンは無限達が後ろに行ったのを確認すると鳳凰と睨みあっていた。
「流石が無限様の魔力暖かいですね。では鳳凰に似た魔物よ…………」
キュンは無限から魔力をもらい一時的だが魔法が使えるようになっていたそして鳳凰に威圧感を放った。
「私は無限様のパートナー聖獣キュンその力の一部を見せてあげましょう」
キュィィィィィ!!
「!!ピェェェェェェェェェェ!!!」
「光、聖光の咆哮」
ピキーーーーーン ドォーーーーーーーーン
キュンは鳳凰に向かって光の咆哮を放つ鳳凰は逃げるまもなくその光の波動を喰らってしまいその場は爆発してしまい周りが煙に包まれてしまう。
ドサァ
「はぁ…………はぁ…………」
流石に百年ぶりにこれを使うのは体力を奪われますね。本来の魔力があれば造作もない魔法なんですが無限様の魔力でなんとかできましたね。
「これで魔力が少しでも戻れば」
「ピェェ…………ェェェ!」
「!!やはり回復していますか」
煙が晴れるとキュン目の前には所々傷だらけの鳳凰がたっていた。
「この階層の魔力を吸収して回復ですか」
「ピェェェェェェ!!!」
ボッォォォォォォゥ!!
鳳凰は口から周りの炎を吸い上げ始め大きな炎の球体を生み出していた。
「火の魔法プロミネンスですか…………無限様今です!」
ダッダッダッダッダッ
「キュン後は任せろ」
「ピェェ!」
鳳凰がプロミネンスをキュンに放とう炎を吸い上げている時キュンの後ろから無限が鳳凰に向かって走ってきた。
「魔力を剣に圧縮………これなら行けるか」
「ピェェェェェェ!!」
ボォーーーーーーーー!!
「無限様!」
鳳凰は無限に向かってプロミネンスを放つ無限はそれに恐れずただ鳳凰に向かって一直線に走っていく。
「蒼花!!」
「光、精霊の盾!」
キーーーーーーーン
「ピェェ!?」
「タイミングバッチリだ」
俺は蒼花と一緒に離れた後キュンの様子を見て作戦をたてていた。
数分前
「無限どうする…キュンだけで倒せるの?」
「蒼花、キュンが魔法を放って鳳凰が弱まったら俺が奴を剣で斬るサポートを頼む」
「私魔法が使えないよ」
「俺が魔力を多く渡すそれでサポートを頼むできるか?」
「……できる任せて」
「よし、行くぞ」
現在蒼花は無限の魔力を使い精霊の盾を発動させていた。
「無限!そろそろ魔力が切れるよ」
「十分だ」
チャンスは一度きりこれを逃すな。
「ピェェェェ!!!」
「無限様!今です」
蒼花の精霊の盾の効力が消えたと同時にプロミネンスも消え鳳凰は物理的な攻撃をしょうと翼を広げるが無限は鳳凰の目の前にたどり着き剣を構えた。
カチカチカチカチ
「氷、氷牢絶麟(ひょうろうぜつりん)」
ザキン!!
「ピェェ………ピェェェェェェ!!」
無限は鳳凰の胴体を剣で斬った。鳳凰は無限に斬られたと思い直ぐ様近くにいる無限の魔力を吸収上げ傷口を回復しようとした。
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
鳳凰は魔力を吸収し始めた瞬間体が徐々に凍り始めた。
「氷牢絶麟……俺の魔力が尽きない限り凍り続ける氷の牢獄。俺の魔力は無限そこで絶望を味わいながら凍りつけ」
「ピェェェ」
カチーーーーーーーーーーーン バコーーーーン
「魔力を過剰に吸収した影響か、過剰な回復は毒になる自滅だな」
鳳凰は全身が凍りつき少しすると崩れ消えてしまった。
「これでこの階層の魔力が戻ったな」
続く
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