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第一章始まりと星の古代迷宮
21フロアボス2
しおりを挟む「さて、準備はできたか蒼花、キュン」
「うん、大丈夫」
「大丈夫です」
俺達は装備を整え碑石の前にやってきた。今回から蒼花には俺とキュンが二人で作った杖を持たせてある。
「この碑石に大量の魔力を込めればいいんだな」
「はい、その通りですがどれくらいの量の魔力を込めればいいかはわかりませんが無限様なら大丈夫てすよ」
「魔力無限」
「なら早速やるか」
俺は碑石に手を置き魔力を込めると碑石がいきなり光始めた。
「………」
「無限様大丈夫でか?」
「嗚呼、問題ないがいつまで送り続ければいいんだ?」
「光が消えるまでかな?」
ピキ
「「「!!」」」
無限が碑石に魔力を込め続けると碑石の一部に罅が入った。
「!おい……これ大丈夫なのか?」
「流石に不味いんじゃない………」
「ですが途中で止められません」
ドゴン ボロボロ
碑石は跡形もなく壊れてしまった。
「・・・壊れたぞ……」
「………どうするの?」
「!いえ、これでいいんです!」
「ん!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
突如として壊れた碑石の奥から扉が出現した。
「キュン一体どう言うことだ」
「多分ですがこの碑石はスイッチみたいなもので魔力を込め続け壊れれば仕掛けが作動する仕組みなんですよ」
「けど魔力を込め続けるて相当な魔力が必要じゃないの」
「はい、ですが無限様の魔力量は無限ですから問題はなかったようですね」
「なら先に進むぞ」
「うん」
「はい」
無限達は出現した扉の中に入っていった。扉の先にたどり着いた無限達が目にしたのは一本の続くいた道その先には円型の大きなステージに周りは水の壁で囲まれていた。
「あそこがこの階層のフロアボスのステージてわけか」
「けどフロアボスまた二体なのかな」
「まだわかりませんが恐らくその可能性はあります」
「行くぞ」
俺達はステージに着くとステージの真ん中に一つの水瓶が置かれていた。
「水瓶?」
「すると今回のフロアボスは」
カチッ
「来るぞ」
無限は剣を構えた時水瓶に水瓶座のマークが水の壁には魚座のマークが出現すると水瓶座は水の球体に魚座は氷の球体に変化した。
「やっぱり水瓶座と魚座か」
「二つとも水に関係している」
「二つの球体からして水瓶座は水属性、魚座は氷属性ですね」
ピキ パシャーーン ビュゥゥゥ
「ゴォォォォォ!!」
「「シャァァァァ!!!」」
二つの球体が割れ水の球体からは全身が水に覆われたゴーレム、氷の球体からは二体の水色と白色の巨大魚が現れた。
「水のゴーレムに氷の魚しかも二体か面倒だな」
「ゴォォ!」
ザブン!!
ゴーレムが突然叫ぶと無限達が通って来た道が水の壁で塞がれてしまった。
「囲ましたね」
「うん、けど私達は倒すしか先には進めない」
「その通りだ………蒼花、お前達は水瓶座の相手を頼む俺とキュンは魚座を一体ずつ相手する」
「えっ!けど私……」
「大丈夫、昨日言ったろ…お前は強いそれに俺とキュンが作った杖がある」
「蒼花様ならできます」
「………うん、わかった」
「さぁ!!始めようか水瓶、魚」
「ゴォォォォォ!!」
「「シヤァァァァ!!」」
無限とキュンは二体の巨大魚、蒼花は水のゴーレムを相手をすることになった。
無限とキュンサイド
「さて、勢い良く泳いでいるな」
「そうですねどうしますか」
「初手は雷、万象雷撃!風、暴風斬牙(ぼうふうざんが)」
ドゴーーーーン
「やりましたか?」
「いや、どうやら水の壁が防いでいるな」
無限は万象雷撃と暴風斬撃で巨大魚に攻撃をしょうとしたが水の壁で防がれていた。
「!!無限様、この水の壁に鑑定眼を使ってみてください」
「わかった、鑑定眼………魔法吸収」
俺は鑑定眼で水の壁を見るとそこには外側に魔力吸収と表示されていた。
「はい、この水の壁の外側は魔法を吸収します。つまり魔法の攻撃はここからだと効かないて事です」
「なら水の中に入らないといけないって訳か」
「はい、ですが私はともかく無限様は水中での呼吸が」
「安心しろ創造すればいい」
「わかりました行きましょ!」
ザブン!!
「水中呼吸」
無限とキュンは水の壁に飛びこみ無限は魔法創造で水中呼吸で水の中でも呼吸ができるようにした。
さて、ここからが問題だな奴らの動きは速いそれに属性が氷だ周りを氷で覆われたら厄介だし水の中だと魔法も限られる…今回は時間との勝負だ。
「キュン、始めるぞ」
「はい、風、カマイタチ!」
「光、光刃千斬」
ビュゥゥゥゥゥ!! ザザザザザザザザザ
「シヤァァァァ!!」
「「!!」」
カチーン!!
水色の巨大魚が叫ぶけんだ瞬間光の刃と風の刃が凍りついた。
「風が凍った!」
「光の刃もなどうやら水に触れていればどんな攻撃も凍りつく」
「シヤァァァァ!!」
シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ
「光、全光の盾!」
「光、聖なる盾!」
もう一匹の白い巨大魚が無限達に向かって無数の氷柱を飛ばしてきた。無限とキュンはそれぞれ光の盾で氷柱を防いでいく。
「一匹は攻めもう一匹は守り手強いですね」
「シヤァァァァ!!」
「「!!」」
シュインシュインシュインシュインシュインシュイン
水色の巨大魚は大量の氷の魚を召喚するとその魚達は俺達に向かって来た。
「眷属ですね」
「そうだな………闇、獄摩葬(ごくまそう)」
ゾッ!
「「!!」」
パリンパリンパリンパリンパリンパリンパリンパリンパリンパリン
無限は十の闇の斬撃を魚達に飛ばす。魚達は避けるが避けた瞬間斬撃は四方八方に無数に分裂し魚達を次々と斬っていく。
「無限様……その魔法は一体」
「これは十の闇の斬撃をに飛ばし相手を葬る技だ。数が多い時は分散する威力は落ちるが数で押しきる。逆に相手と一対一だと十の斬撃一つでも当たれば全身に地獄の苦しみを味わい死に至る」
「恐ろしい技考えますね」
「だが、強敵だと防がれたり耐えられたりするかもな」
流石に巨大魚は警戒して遠くに逃げたかこれでもやれないか………。
チラ
無限は考え事をしながら少し蒼花の様子を見ていた。
「それでどうしますあの二匹の魚」
「そうだな水の中だと剣を振るっても威力が低いからな………ならあの技しかないよな」
「何か策でもありますか」
「キュン、少し時間を稼いでくれ剣に魔力を込めるのに時間をかけたい………」
「わかりました………蒼花様が心配ですか」
「!なんで急にそんなことを聞く」
「攻撃しながら蒼花様の方をチラチラと見ているのがバレバレですよ」
「悪かったな///」
「ですが蒼花様の方は少し苦戦していますね」
「………嗚呼、だが蒼花は一人でもフロアボスを一体でも倒せば少しは自信がつくだろ」
「そうですねでは、無限様頼みますよ」
「任せておけ」
蒼花サイド
「雷、サンダースピア!」
ピューーーン!!
「ゴォォォォォ」
ビリビリビリ
「全身が水だけど電気を通さない………純水」
「ゴォォォォォ!!」
「きゃあ!」
ドゴーーーーン!!
水のゴーレムは蒼花に攻撃しょうと攻撃したが蒼花はすぐさま避ける。
「危なかった……」
フロアボスの一体私でも倒せるのかな………けどここで私は…。
『蒼花お前は強い』
「貴方を倒す」
続く
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