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第一章始まりと星の古代迷宮

19水の試練2

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蒼花がイルカの魔物と戦いを始めた頃無限とキュンも同じく無限はクジラとアザラシが合わさった魔物とキュンはカジキの魔物と戦いを始めていた。

「グァァァァ!!」

「さて、始めようか」

俺は剣を抜刀の構えをすると魔物は勢いよく突っ込んできた。

「グァァァァ!!」

「光、聖獣の太刀」

ザキーーン

「グァ!?」

「!皮膚硬い」

無限は光、聖獣の太刀で魔物を斬ろうとするが魔物の皮膚が硬くダメージが少ししかはいらなかった。

「グァァ!」

バシャァン!!! スイーー

水の中に入ったかしかも速いな………なら。

「雷、総殺稲妻(そうさついなづま)」

バン バン バン バン バン

「グァァァァァァ!」

「よし、出てきたな」

無限は水中全体に稲妻を落とし魔物に当てると魔物は陸に上がってきた。

「グァァァァ!!」

「さて、雷が効くなら雷、雷豪帝!」

ドゴーーーーーーーーーン 

「グァァァァァァァァァ!」

「さて、どうかな」

「グッ………グァァァァ」

俺は魔物に向かって雷豪帝をぶつけると魔物は相当のダメージを喰らっているがまだ倒しきれてなかった。

「結構ダメージは入っているがタフだなまぁ、フロアボスより弱いか」

「グァァァァ!!」

ボーーーーーーーー!!

「!!雷、黒雷一閃!」

ドーーーーーーーン!

無限は魔物が水流を放って来たのに対し黒い雷で迎え撃った。

「相討ち………ではなさそうだな」

「グァ………」

「流石に雷のダメージが効いてきたか……あんまり時間はかけたくないからな」

カチ

「次で決めるとしょう」

「グァァァァ!!」

「雷、万象雷撃(ばんしょうらいげき)!!」

ザキン!!!

「グァァァァ!!」

バタン!!!

無限は雷の斬撃を魔物に喰らわせ魔物はそのまま倒れ消えてしまった

「討伐完了とさて、後はキュンと蒼花だな」

その頃キュンは

チーーーン

「………」

「全くこの私に水中で勝てるなんて甘いんですよ」

カジキの魔物はキュンにあっさり負けていた。

数分前

「シャァァァ!」

「やはり角で攻撃ですか………水、水爪」

ザン

キュンはカジキの魔物が角で突進してきたのを見計らい素早く躱し爪に水の力を宿しカジキの魔物を斬りつけた。

「シャァ!」

「少し弱かったですね次で決めますよ光、聖獣閃光(せいじゅうせんこう)」

ザキン!!!

「シャァ………………」

キュンは光の速さでカジキの魔物を両断し倒してしまった。

「全く私に水中で勝てるなんて甘いんですよ」

キュンはそのまま泳ぎ魔力栓の部屋にたどり着いた。

現在

「て、事があった」

『凄いね無限とキュンは………』

『いえ、私は得意な環境でしたので』

「………さて、そろそろ魔力栓を使うぞ」

『うん』

『はい!』

俺は魔力栓に近づくと魔力栓の裏側に車輪がついていた。

「これを回すのか」

一様使い方を確認してかれ念話で二人の準備を確認した。

『無限準備できたよ』

『こちらも大丈夫です』

「よし、せーーのでいくぞ」

『わかった』

『わかりました!』

「それじゃあ」

俺は一呼吸してから魔力栓の車輪をつかみ

「「『『せーーの』』!!」

回した。

ガコン ピキーーン ゴゴゴゴゴ 

「水が止まったな」

無限は蒼花とキュンと同時に魔力栓についている車輪を回すとマーライオンの口から水が止まり周りの水が引いていった。

「ふぅ~これで後は最初の部屋の石碑に魔力を込めればいいか」

しかし今回は一日で攻略できるかもしれない

『無限とキュンは凄いね………』

………いや、今日はやめておこう。

無限はそのまま最初の部屋に戻った。

最初の部屋

「私が最初かな」

「蒼花様!」

「キュン!」

蒼花は最初の部屋に戻ってくるとそこにはキュンが待っていた。

「蒼花様ご無事でよかったですよ」

「うん、大丈夫……キュンも無事でよかった。それより無限は?」

「まだ戻られいません」

「えっ…」

「私も先に戻られていると思ったのですが…」

「戻る途中で何かあったのかも」

ダッ!

蒼花は無限が入っていった部屋に向かおうと駆け出した。

「蒼花様どちらへ!」

「無限を迎えに行く」

「駄目です!無限様は全体マップがありますから必ず戻ってこれます」

「でも…」

「なんだ俺が最後か?」

「「!!」」

無限side

俺は最初の部屋に戻ってくると目の前に蒼花がいた。

「無限!」

「どうした蒼花そんなに慌てて何かあったのか?」

「無限が遅かったから心配したの………」

「嗚呼~成る程な遅れて悪かった。俺の入った扉はな魔力栓がある部屋行くのに迷宮になってていてな一様全体マップがあったからゆっくり歩いていたんだ」

「私こそごめん。キュンもごめんね」

「いえ、気にしていませんので大丈夫ですよ」

「さて、今日はここで休もう疲れたしな」

「そうですね魔力もそうありませんし疲れました~」

「そうだね私もゆっくり休みたい、お風呂に入りたい」
 
「なら飯にするか」

「「賛成!!」」

「さてと部屋を作るか」

俺はここに部屋を作ろうとすると蒼花が小声で話しかけてきた。

「無限…///ご飯の後で話があるんだけど……いい///?」

「嗚呼、大丈夫だ」

「ありがとう」

それを言った蒼花はキュンの所に行った。

………しかし蒼花俺達がいない時に何かあったな念話の時少し落ち込んでいるような声していたからな…まぁ、話を聞いてやるか。

無限はそのまま最初の部屋の一部に自分達の部屋を作り中に入った。

「さて、なに作るか」

「無限様、この階層の魚が途中途中でいたんですが一様アイテムボックスで捕っていますがどうします?」

「俺も自動解体で解体してアイテムボックスにいれてある今回は魚三昧だな」

「では、私は魚をこのバケツにいれておきます」

「頼む、さて俺は足りない食材を異界ショピングで買うか」

無限とキュンはキッチンに入り料理の準備をしていた因みに蒼花は疲れていたためにお風呂に入っている。

「よし、食材買ったしやるか」

「では、私は結果を張りに行きますね」

「頼む」

俺は異界ショピングで足りない食材を買いテーブルに並べキュンは結果を張りに外に向かった。

「鯛にカンパチ、サバ、アジか…よし、作るメニーは決まった」

無限は調理を始めた。

「やっぱり自動解体は役に立つな魚を卸さなかくてすむからなまずはアジは塩胡椒をして、サバは料理酒に浸けておく」

無限はバットにアジは塩胡椒、サバは料理酒を浸けておく

「次に鯛は皮を炙って洗っておいた米に水だしの素と醤油、みりん、水を入れてその上に鯛を乗せて炊飯器で炊いておくと………カンパチは刺身にするか」

カンパチは刺身に切って皿に大根のつまと大葉を乗せその上に切ったカンパチを乗せた。

「次は鍋に水味噌、醤油、みりん、生姜を入れて料理酒に浸けておいたサバを一回拭いてからいれて煮込む」

無限はサバを鍋で煮込んでいく

「そしてアジは小麦粉、卵、パン粉を浸けて油で揚げて野菜も作らないとな………ほうれん草のお浸しでいいか」

無限はアジフライを作り終えその後ほうれん草のお浸しを作り始めた。

「よし、鯛めしも完成したしこれで全部だな」

テーブルにはアジフライ、カンパチの刺身、鯖の味噌煮、鯛めし、鯛めし、ほうれん草のお浸しが乗っていた。

因みにほうれん草のお浸しはほうれん草を湯がいて水で冷やし水を絞ったあと醤油、みりん、で味付けし皿に盛り付け上から鰹節を乗せ完成。

「さて、運ぶか」

続く
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