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本編
第53話
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<あお視点>
ん?この集まってきた精霊さんってまさか四大精霊!?さすが神子っていうかなんというか…ってかこの魔力の膨れ方ちょっとやばいような…と思ってると馬車が現れ、あらんお兄ちゃんは倒れて精霊さんたちも倒れた。あらんお兄ちゃんはクロに支えられたがすぐにゆうりお兄ちゃんが出てきて抱きしめてる。うん、あらんお兄ちゃんは大丈夫かな?それよりも精霊さんだよね。
「クロ、さっきの魔法で精霊さんが倒れちゃったからあお少し様子見てくる」
「わかった、じゃあ、クロはみんなに状況説明しとくね」
と言ってあおとは反対方向に走っていった。
精霊さんの近くにつくとルナちゃんがもう馬車から出てきていた
「ルナちゃん、この子達さっきの魔法で…」
「うん、わかってる…ってやばっ!この子達四大精霊じゃ…あおお兄ちゃんちょっと魔力借りるね」
「う、うん!いいけど…………ってホントにちょっとだね」
うーん、体感的に10分の1ぐらい?ってあれ?この感覚って…まさか…!
「よし!これでよし!あおお兄ちゃんありがとう!この子達を助けてくれて」
「い、いやあおは特に何もしてないけど…君たちはいいの?」
とすっかり元気を取り戻した精霊さんたちに聞いてみると頷いてる
「この子達あらんお兄ちゃんの力になりたいみたいなんだけど私みたいに人型をとるのは迷惑かなって思ったみたいであおお兄ちゃんと契約することにしたみたい」
「それはありがたいけど…ルナちゃんの時は目に見えて分かったけど改めて精霊契約って基本的に何ができるの?」
「あ、説明してなかったね。んーあらんお兄ちゃんが起きてからでいい?5人でお話しできる時に話す!」
「たしかに!そのほうがいいね、あとは、なんでこの子達まで倒れちゃったの?」
「それはあらんお兄ちゃんの魔力だけじゃ足りなかったから本来自分自身では使えるはずのない魔法を使ったから。精霊ってほんとは魔法を自分では使えないの。魔力を人間からもらって魔法にする。それが本来精霊に与えられた使命みたいなものなんだけど四大精霊以上の精霊は自然に関与しコントロールできる。今回の転移は水・土・火・風の上位精霊が集まってできた奇跡だと思う」
「ふむ…?ってことは魔力不足…?」
「その認識でいいかな?多分あらんお兄ちゃんが命令したんだと思う。無理に神子の願いを叶えようとして生命力を消費させたって感じ。まぁ、私はその気持ちわかるな~あらんお兄ちゃんの魔力なんか心地いいし」
「あはは、それはわかるよ、あおも魔力譲渡の時、ふわぁ~って気持ちになる」
「ふふっ、でも無理したらあらんお兄ちゃんは悲しんじゃうからあおお兄ちゃんも君たちも無理しちゃだめだからね!」
うんうんと4人?の精霊さんとうなずき、近づいてきたクロに駆け寄った
「あお!大丈夫だった?」
「うん!ちゃんと復活したよ!」
「まぁ、少し無理やりだったけどね」
「よかった!とりあえずみんなには説明とゆう兄ちゃんの魔力補給が終わってあとはあらんお兄ちゃんが起きるのを待ってる」
「あおお兄ちゃん、ゆうりお兄ちゃんに魔力譲渡してくれる?多分あと一回分であらんお兄ちゃん目覚めると思う」
と言われたのでゆうりお兄ちゃんのほうを見るとあらんお兄ちゃんを馬車に寝かせて戻ってきてた。なら…
「ゆうりお兄ちゃーーーん!」
と叫びながらゆうりお兄ちゃんに向かって全力で走りジャンプすると難なく受け止めてくれた
「こーら、危ないだろ?って…お?これって…」
「ふふん。ゆうりお兄ちゃんを癒してあげようと思って!さっ!あらんお兄ちゃんに魔力渡してきて?」
というと、「わかった」と言ってあおのおでこにちゅってして馬車の中に戻っていった
「ううぅ…ゆうりお兄ちゃんってあんましてくれないのに…」
とキスされたとこを手で押さえながら一人喋ってると二人が近づいてきた。
「あお、ずるい!ゆう兄ちゃん、あんましてくれないのに!」
「あはは、今回のこれはあおお兄ちゃんにしかできないから…ってほらゆうりお兄ちゃんが呼んでるよ」
「ほんとだ。んーこれは馬車に入れってことかな?」
「やたー!あらんお兄ちゃんに会える!」
喜びながら馬車に入るとあらんお兄ちゃんは起きていて3人が馬車に入るのを待ってクロに話しかけた
「んーと、今どんな状況になってる?」
「みんなに説明は一通りしたよ?話聞いてないのはルナちゃんとゆう兄ちゃんだけだよ」
「りょーかい!なら二人に改めて説明するね」
とあらんお兄ちゃんは今まであったこととこれからどうしたいかを簡単に説明した。
ん?この集まってきた精霊さんってまさか四大精霊!?さすが神子っていうかなんというか…ってかこの魔力の膨れ方ちょっとやばいような…と思ってると馬車が現れ、あらんお兄ちゃんは倒れて精霊さんたちも倒れた。あらんお兄ちゃんはクロに支えられたがすぐにゆうりお兄ちゃんが出てきて抱きしめてる。うん、あらんお兄ちゃんは大丈夫かな?それよりも精霊さんだよね。
「クロ、さっきの魔法で精霊さんが倒れちゃったからあお少し様子見てくる」
「わかった、じゃあ、クロはみんなに状況説明しとくね」
と言ってあおとは反対方向に走っていった。
精霊さんの近くにつくとルナちゃんがもう馬車から出てきていた
「ルナちゃん、この子達さっきの魔法で…」
「うん、わかってる…ってやばっ!この子達四大精霊じゃ…あおお兄ちゃんちょっと魔力借りるね」
「う、うん!いいけど…………ってホントにちょっとだね」
うーん、体感的に10分の1ぐらい?ってあれ?この感覚って…まさか…!
「よし!これでよし!あおお兄ちゃんありがとう!この子達を助けてくれて」
「い、いやあおは特に何もしてないけど…君たちはいいの?」
とすっかり元気を取り戻した精霊さんたちに聞いてみると頷いてる
「この子達あらんお兄ちゃんの力になりたいみたいなんだけど私みたいに人型をとるのは迷惑かなって思ったみたいであおお兄ちゃんと契約することにしたみたい」
「それはありがたいけど…ルナちゃんの時は目に見えて分かったけど改めて精霊契約って基本的に何ができるの?」
「あ、説明してなかったね。んーあらんお兄ちゃんが起きてからでいい?5人でお話しできる時に話す!」
「たしかに!そのほうがいいね、あとは、なんでこの子達まで倒れちゃったの?」
「それはあらんお兄ちゃんの魔力だけじゃ足りなかったから本来自分自身では使えるはずのない魔法を使ったから。精霊ってほんとは魔法を自分では使えないの。魔力を人間からもらって魔法にする。それが本来精霊に与えられた使命みたいなものなんだけど四大精霊以上の精霊は自然に関与しコントロールできる。今回の転移は水・土・火・風の上位精霊が集まってできた奇跡だと思う」
「ふむ…?ってことは魔力不足…?」
「その認識でいいかな?多分あらんお兄ちゃんが命令したんだと思う。無理に神子の願いを叶えようとして生命力を消費させたって感じ。まぁ、私はその気持ちわかるな~あらんお兄ちゃんの魔力なんか心地いいし」
「あはは、それはわかるよ、あおも魔力譲渡の時、ふわぁ~って気持ちになる」
「ふふっ、でも無理したらあらんお兄ちゃんは悲しんじゃうからあおお兄ちゃんも君たちも無理しちゃだめだからね!」
うんうんと4人?の精霊さんとうなずき、近づいてきたクロに駆け寄った
「あお!大丈夫だった?」
「うん!ちゃんと復活したよ!」
「まぁ、少し無理やりだったけどね」
「よかった!とりあえずみんなには説明とゆう兄ちゃんの魔力補給が終わってあとはあらんお兄ちゃんが起きるのを待ってる」
「あおお兄ちゃん、ゆうりお兄ちゃんに魔力譲渡してくれる?多分あと一回分であらんお兄ちゃん目覚めると思う」
と言われたのでゆうりお兄ちゃんのほうを見るとあらんお兄ちゃんを馬車に寝かせて戻ってきてた。なら…
「ゆうりお兄ちゃーーーん!」
と叫びながらゆうりお兄ちゃんに向かって全力で走りジャンプすると難なく受け止めてくれた
「こーら、危ないだろ?って…お?これって…」
「ふふん。ゆうりお兄ちゃんを癒してあげようと思って!さっ!あらんお兄ちゃんに魔力渡してきて?」
というと、「わかった」と言ってあおのおでこにちゅってして馬車の中に戻っていった
「ううぅ…ゆうりお兄ちゃんってあんましてくれないのに…」
とキスされたとこを手で押さえながら一人喋ってると二人が近づいてきた。
「あお、ずるい!ゆう兄ちゃん、あんましてくれないのに!」
「あはは、今回のこれはあおお兄ちゃんにしかできないから…ってほらゆうりお兄ちゃんが呼んでるよ」
「ほんとだ。んーこれは馬車に入れってことかな?」
「やたー!あらんお兄ちゃんに会える!」
喜びながら馬車に入るとあらんお兄ちゃんは起きていて3人が馬車に入るのを待ってクロに話しかけた
「んーと、今どんな状況になってる?」
「みんなに説明は一通りしたよ?話聞いてないのはルナちゃんとゆう兄ちゃんだけだよ」
「りょーかい!なら二人に改めて説明するね」
とあらんお兄ちゃんは今まであったこととこれからどうしたいかを簡単に説明した。
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