50 / 57
本編
第49話
しおりを挟む
ふへーなんか、うん、すごいわとしか感想持てないな…なんていうか外国に来た感半端ないよ…お城とか大きいし…っとこんなこと考えてる時間無いんだった!万能薬…どこにあるんだろ…衛兵さんに聞いてみよう
そう思った僕はすぐさま回れ右をして宿舎に入ろうとしてた衛兵さんを引き止めた
「あの!すみません、教えて欲しいことがあるんですけど…」
「ん?なにか困り事か?」
「えっと、万能薬っていうものを探してるんですけど…」
「万能薬?それなら少し高くなるがそれぞれの宿舎に1個は常備してる。金貨15枚だ」
「わー!ありがとうございます!このご恩はかならず!」
と言いながら金貨を出すとお兄さんは苦笑して僕に着いてくるようにと言って宿舎に入っていった。
それを追いかけて宿舎に入って客室?みたいなとこに案内された。
「じゃ、俺は万能薬持ってくるから休んでてくれ」
「はい!ほんとにありがとうございます!」
とぺこりとお礼を言うと頭を下げたせいで2人とも起きてしまった。
「あっ、ごめん。あおくんはこっちね!クロくんは起きる?それともまだ寝る??」
「クロはもう起きる!あおはまだ寝ててね」
「ん、ごめん…あらんお兄ちゃん…」
「大丈夫だよ。あと少しでお薬届くからね」
「あり…がと」
と言って眠ってしまった。
うん、弱ってる時のあおくんめっちゃくちゃ可愛い…目は潤んでるし…頬は赤いし!と1人であおくんのこと眺めてたらいつの間にか衛兵さんが部屋に戻ってきた
「あらんお兄ちゃん人来たよ」
「はっ!ほんとだ。すみませんありがとうございます!」
薬を受け取りあおくんを起こして薬を飲ませると呼吸が穏やかになった
「うん、これでもう大丈夫だと思うが一応魔力ポーションも置いてくな。この子の具合が良くなるまでここには居ていいから帰る時は声掛けてくれ」
「はい!本当にありがとうございます!でもそろそろお暇しようと思います!薬本当にほんとうにありがとうございました!」
と言いまだ少し怠そうなあおくんを抱き上げクロくんと一緒に宿舎を出た
「んー、どうする?まだ早朝の4時ごろだと思うよ」
「クロは眠くない!でもあおが心配だから宿に行く?」
「あおももう大丈夫!魔力満タンになったよ!」
背中の重さが消えていつの間にか元気になっていたあおくんがクロくんとは違う方の手を握ってきた。
「りょーかい!さてここでお二人にご報告!」
「なーに?あらんお兄ちゃん休みたいとか?」
「…違いますー!ゆうくんから貰ったお金がほぼ無くなりました!」
「…えー!?どーすんの!ってかゆうりお兄ちゃんいくら持たせてくれたの?」
「金貨15枚ちょいぐらいだったはず」
「……ギリギリすぎない?ゆう兄ちゃん、いやクロたちお金そんな稼げてない??」
「いや、ただ単に持ってきてるお金がそれぐらいなだけだったからだと思う」
「なら、あおたち3人でギルドの依頼受けよ!あの騒動のおかげで全員Cランクになってるんだよ!」
「クロはさんせー!薬草採取よりは魔物討伐がいいなー!」
2人とも依頼の話で盛り上がって話してるししかも時々キラキラした目で見てくるから多分確定で受けなきゃなんだよなぁ…可愛いからいいんだけど!でも少し不安だな…まぁ、とりあえずギルドに行って依頼見てみるしかない!
「わかった。ギルド行ってみよっか、ただし!危ないと思ったらすぐに僕にくっつくことね!転移で逃げるから!」
「りょーかい!ふふっ!この状況で思っちゃいけないかもだけどあおね、いつかクロと一緒にあらんお兄ちゃん独り占めしてみたかったんだ!」
うっ…!この子なんて可愛いことを…!嬉しすぎてほんとに泣きそう…しかも僕を挟んでクロくんと一緒に僕とゆうくんの良いとこ言い合ってるし…可愛すぎてほんとにこの子達に会えてよかった…と思って聞きながら歩いてたら王都にあるギルドについた。
そう思った僕はすぐさま回れ右をして宿舎に入ろうとしてた衛兵さんを引き止めた
「あの!すみません、教えて欲しいことがあるんですけど…」
「ん?なにか困り事か?」
「えっと、万能薬っていうものを探してるんですけど…」
「万能薬?それなら少し高くなるがそれぞれの宿舎に1個は常備してる。金貨15枚だ」
「わー!ありがとうございます!このご恩はかならず!」
と言いながら金貨を出すとお兄さんは苦笑して僕に着いてくるようにと言って宿舎に入っていった。
それを追いかけて宿舎に入って客室?みたいなとこに案内された。
「じゃ、俺は万能薬持ってくるから休んでてくれ」
「はい!ほんとにありがとうございます!」
とぺこりとお礼を言うと頭を下げたせいで2人とも起きてしまった。
「あっ、ごめん。あおくんはこっちね!クロくんは起きる?それともまだ寝る??」
「クロはもう起きる!あおはまだ寝ててね」
「ん、ごめん…あらんお兄ちゃん…」
「大丈夫だよ。あと少しでお薬届くからね」
「あり…がと」
と言って眠ってしまった。
うん、弱ってる時のあおくんめっちゃくちゃ可愛い…目は潤んでるし…頬は赤いし!と1人であおくんのこと眺めてたらいつの間にか衛兵さんが部屋に戻ってきた
「あらんお兄ちゃん人来たよ」
「はっ!ほんとだ。すみませんありがとうございます!」
薬を受け取りあおくんを起こして薬を飲ませると呼吸が穏やかになった
「うん、これでもう大丈夫だと思うが一応魔力ポーションも置いてくな。この子の具合が良くなるまでここには居ていいから帰る時は声掛けてくれ」
「はい!本当にありがとうございます!でもそろそろお暇しようと思います!薬本当にほんとうにありがとうございました!」
と言いまだ少し怠そうなあおくんを抱き上げクロくんと一緒に宿舎を出た
「んー、どうする?まだ早朝の4時ごろだと思うよ」
「クロは眠くない!でもあおが心配だから宿に行く?」
「あおももう大丈夫!魔力満タンになったよ!」
背中の重さが消えていつの間にか元気になっていたあおくんがクロくんとは違う方の手を握ってきた。
「りょーかい!さてここでお二人にご報告!」
「なーに?あらんお兄ちゃん休みたいとか?」
「…違いますー!ゆうくんから貰ったお金がほぼ無くなりました!」
「…えー!?どーすんの!ってかゆうりお兄ちゃんいくら持たせてくれたの?」
「金貨15枚ちょいぐらいだったはず」
「……ギリギリすぎない?ゆう兄ちゃん、いやクロたちお金そんな稼げてない??」
「いや、ただ単に持ってきてるお金がそれぐらいなだけだったからだと思う」
「なら、あおたち3人でギルドの依頼受けよ!あの騒動のおかげで全員Cランクになってるんだよ!」
「クロはさんせー!薬草採取よりは魔物討伐がいいなー!」
2人とも依頼の話で盛り上がって話してるししかも時々キラキラした目で見てくるから多分確定で受けなきゃなんだよなぁ…可愛いからいいんだけど!でも少し不安だな…まぁ、とりあえずギルドに行って依頼見てみるしかない!
「わかった。ギルド行ってみよっか、ただし!危ないと思ったらすぐに僕にくっつくことね!転移で逃げるから!」
「りょーかい!ふふっ!この状況で思っちゃいけないかもだけどあおね、いつかクロと一緒にあらんお兄ちゃん独り占めしてみたかったんだ!」
うっ…!この子なんて可愛いことを…!嬉しすぎてほんとに泣きそう…しかも僕を挟んでクロくんと一緒に僕とゆうくんの良いとこ言い合ってるし…可愛すぎてほんとにこの子達に会えてよかった…と思って聞きながら歩いてたら王都にあるギルドについた。
0
お気に入りに追加
46
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
その日君は笑った
mahiro
BL
大学で知り合った友人たちが恋人のことで泣く姿を嫌でも見ていた。
それを見ながらそんな風に感情を露に出来る程人を好きなるなんて良いなと思っていたが、まさか平凡な俺が彼らと同じようになるなんて。
最初に書いた作品「泣くなといい聞かせて」の登場人物が出てきます。
※完結いたしました。
閲覧、ブックマークを本当にありがとうございました。
拙い文章でもお付き合いいただけたこと、誠に感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願い致します。
男だけど女性Vtuberを演じていたら現実で、メス堕ちしてしまったお話
ボッチなお地蔵さん
BL
中村るいは、今勢いがあるVTuber事務所が2期生を募集しているというツイートを見てすぐに応募をする。無事、合格して気分が上がっている最中に送られてきた自分が使うアバターのイラストを見ると女性のアバターだった。自分は男なのに…
結局、その女性アバターでVTuberを始めるのだが、女性VTuberを演じていたら現実でも影響が出始めて…!?
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
全寮制男子高校生活~行方不明になってた族の総長が王道学園に入学してみた~
雨雪
BL
スイマセン、腐男子要素どこいった状態になりそうだったんでタイトル変えました。
元、腐男子が王道学園に入学してみた。腐男子設定は生きてますがあんま出てこないかもです。
書いてみたいと思ったから書いてみただけのお話。駄文です。
自分が平凡だと本気で思っている非凡の腐男子の全寮制男子校での話。
基本思いつきなんでよくわかんなくなります。
ストーリー繋がんなくなったりするかもです。
1話1話短いです。
18禁要素出す気ないです。書けないです。
出てもキスくらいかなぁ
*改稿終わって再投稿も終わったのでとりあえず完結です~
真冬の痛悔
白鳩 唯斗
BL
闇を抱えた王道学園の生徒会長、東雲真冬は、完璧王子と呼ばれ、真面目に日々を送っていた。
ある日、王道転校生が訪れ、真冬の生活は狂っていく。
主人公嫌われでも無ければ、生徒会に裏切られる様な話でもありません。
むしろその逆と言いますか·····逆王道?的な感じです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる