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謎解きは進む
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「要するに天井に魔法をかけた者は、是が非でも壁を壊されちゃ困るわけですよ。だから偽の自然現象を装う魔法を天井に施し、更には壁自体にも魔法で仕掛けをして、メルトなどの魔法による壁の開通をも妨害した」
ザレドスが、ポピッカの推理を引き継いだ。
「……だけどさ、それは前に旦那が言った”第一の可能性”の補足に過ぎないだろう?
壁の向こうに空間がある事を知らせる透視の魔法は使えるのに、メルトなんかは受け付けねぇ。これは向こう側の状態は知って欲しいけど、壁を壊しては欲しくないっていうやつさ」
ゲルドーシュが食い下がる。
「そうなんだ、ゲル。だけどあの時ザレドスが指摘したように、その可能性は著しく低いとボクは思う。で、”第二の可能性”を言おうとした時にバウンサーズが襲ってきて、話が途切れてしまったというわけさ」
ボクは事の成り行きを話す。
「つまり第二の可能性が、今から明かされるという事ですわね。それは多分……」
ポピッカは、もう九分通り真相に辿りついたようである。
「えぇ、……ゲル、もう少しだけ私の話に付き合って下さい。きっと納得がいくと思いますから」
「何だ、わかってねぇのは、俺だけみたいだなぁ……。仕方ねぇ、説明を続けてくれ」
ザレドスの説得に、しぶしぶ従う戦士。
「そもそも私が天井の仕掛けに気がついたのは、先ほどゲルが二回、壁にタックルした時の事でした。二回目のタックルは、一回目の十倍の威力があったはずです。それにも関わらず、天井から落ちてくる石の粉の量が”同じ”に見えたんです。
おかしいでしょ? 普通は衝撃の強い方が、より多くの石粉が落ちてくるはずです。そこでスタンの協力のもと天井を調べてみると、案の定仕掛けがあったというわけですよ」
細工師の語りに、戦士はあらん限りの神経を使い集中する。
「で、壁に衝撃を与えると天井から石の粉が落ちくる現象は、全くの”インチキ”だったと判明したわけです。
つまり壁に衝撃を与えても、実は何も起こっていなかったって事ですね」
予想していた結果とはいえ、ザレドスの謎解きにボクも多少の興奮を覚える。
「い、いやちょっと待ってくれ。さっきザレドスが州兵の隊長から聞いたって話だがよ、壁に魔法で穴をあけようとしたら、壁が鳴動して広間全体も振動したって言ったじゃねぇか。あれはどうなるんだよ」
戦士が、すかさず反論した。
うーん。ゲルドーシュも意外と細かい事を覚えているなぁ。でもそれは決して悪い事ではないぞとボクは思う。
「それもインチキだったんですよ。実際に広間が振動していたんじゃなくて、壁の鳴動と連動して、そこにいる人たちがそう感じるような魔法、まぁ、幻覚の類の魔法が発動するようになっていたんです。さっきの調査で、その証拠も見つけました」
「そ、それじゃあ、これが最後だ。問題の壁はメルトなんかの魔法が使われると鳴動して広間全体に振動を起こすけど、透視の魔法を使った場合は、そういった事は起きないわけだろ?
旦那の言った第一の可能性が違うとすると、それはなんでなんだ?」
理にかなったゲルドーシュの質問である。それこそが、この謎の核心だ。でもボクにはその理由も既に予想は付いている。
「あぁ、ちょっと待って下さいまし」
「何だよ、ポピッカ、これからがいいところなのによ」
ポピッカを、キッと睨みつけるゲルドーシュ。
「ザレドスは、スタンのヒントを元に調査をしたわけですわよね。じゃぁ、そもそもスタンは何でこの事に気がついたんですの? それが分からないと、筋が通りませんわ」
確かにその通りだ。神父として教会を預かる身としては、こういった筋道論は大切だし、身に染みついているのだろう。
「どうでもいいじゃねぇか、そんな事。それより……」
「私もぜひ知りたいですね。私は調査をして幾つかの事実を発見しましたが、それはスタンのヒントに従ったに過ぎません。数学にたとえれば、途中の式をすっ飛ばして答えだけを教えられたような気分です。ちょっとモヤモヤしますね」
またもや僧侶と細工師の連合軍に、戦士は押され気味である。
「うーん、そうか。じゃぁ、説明するよ。ゲル、すまないがもうちょっとだけ付き合ってくれ」
ふてくされるゲルドーシュを尻目に、ボクは喋り出す。
「まず直感的に不思議に思ったのは、何で妨害者がバウンサーズを差し向けたのかって事なんだ。奴らの攻撃法は、どう考えても広間を傷つけるやり方だろ?
いくらトキシンワームの罠へおびき寄せる為だからといっても、妨害者は広間を崩落させたくはないだろうって前提だったんで、これはおかしいと思ったわけさ。
その事は、さっきザレドスも指摘していたよね。
妨害者の意図に違和感を覚えたボクは、コンシダレーションの魔法を使って、バウンサーズの動きや周辺をじっと観察したんだよ。
そうしたらさ、二つの異常さに気がついたんだ」
「ちょ、ちょ、コンシダレーションて何だ?」
ゲルドーシュが問いただす。
「私も聞いた事ありませんわ」
ポピッカが続く。そしてザレドスも右に同じという表情をした。
「あぁ、ザックリ言うと周りがスローモーションに見える魔法だよ。つまり意識が周りより相対的に早くなるんだ。だから短い時間でゆっくり考えられるし観察も出来る。
ただし、体は周りと同じスピードでしか動けない。それにマジックエッセンスをかなり消費するんで、おいそれとは使えないんだ」
「へぇ~、そりゃ便利だな。試験の時とかズルできそうじゃんか」
「そこは良心に従ってだな……」
ボクは戦士のもっともな意見をさりげなくいなす。
「私も知りませんでしたわ。ザレドスは?」
「私もです。全く聞いた事がありません」
僧侶に続き、細工師も不審全開の顔をする。
まずい! ついうっかりしてた。コンシダレーションは初歩の時間魔法で、使えるのはリンシード家の何人かだけだ。ここはうまく誤魔化さなくては……。
「え、そ、そうなの? あ、あぁ、もっとも僕がこの魔法を教えてもらったのは北の果ての大陸の、更にそのまた北端だったんで、あまり知られていないのかも知れないなぁ……ハハ……」
「ふーん、そうなんですか……」
ザレドスがますます怪訝な顔をする。
「ま、いいじゃねぇか。そのおかげで謎が解けたんだからさ。そんな事より旦那。さっき言ってた二つの異常ってなんなんだ?」
三人の視線がボクに集まる。
「一つ目は、バウンサーズがどんな動きをしようとも、何体同時に広間のあちこちにぶつかろうとも、降ってくる石の粉の量が全く同じだったという事なんだ。
普通はバウンサーズが当たった衝撃の大きさの違いで、石の粉が降ってくる量は変わるはずだろ」
「確かに……!」
ザレドスが興味深そうに頷く。
「二つ目は……、むしろこっちが本命なんだけどさ。天井全体を『問題の壁側』『出口の一本道側』に分けた場合、つまり便宜上、天井を部屋の真ん中から二つのエリアに区切った場合、石の粉は『問題の壁側』からしか降ってこなかったんだよ。
本当に線を引いたように、きっちり天井の半分の側からしか石の粉は降ってこなかったんだ」
「!」
皆の心に衝撃が走ったのが分かる。そうだろうとも、ボクだってそれに気がついた時は驚いたもの。
「全然気づきませんでしたわ……」
ポピッカが恐る恐る口を開く。
「いや、当然だと思うよ。あんな目まぐるしい攻撃を受けていたんだから、眼前の脅威に対処するので精一杯なのが普通だよ。
多分、妨害者もそこのところは見越していたんじゃないのかな。ただその時の発見が、さっき言った第二の可能性が正しいんだって確信を得るに至ったわけさ」
「おぉ! さすがに旦那だねぇ。あの状況でそんなに冷静でいられるなんて」
ゲルドーシュの賛辞に、ボクは少し照れくさくなる。
「なるほど、それで私に天井を調べるように言ったんですね。納得です」
好奇心旺盛な細工師も諒解したようだ。
「でもよ、インチキ魔法を施した奴は、何でそんな手抜きをしたんだろう?」
ゲルドーシュが再び疑問を呈する。
ザレドスが、ポピッカの推理を引き継いだ。
「……だけどさ、それは前に旦那が言った”第一の可能性”の補足に過ぎないだろう?
壁の向こうに空間がある事を知らせる透視の魔法は使えるのに、メルトなんかは受け付けねぇ。これは向こう側の状態は知って欲しいけど、壁を壊しては欲しくないっていうやつさ」
ゲルドーシュが食い下がる。
「そうなんだ、ゲル。だけどあの時ザレドスが指摘したように、その可能性は著しく低いとボクは思う。で、”第二の可能性”を言おうとした時にバウンサーズが襲ってきて、話が途切れてしまったというわけさ」
ボクは事の成り行きを話す。
「つまり第二の可能性が、今から明かされるという事ですわね。それは多分……」
ポピッカは、もう九分通り真相に辿りついたようである。
「えぇ、……ゲル、もう少しだけ私の話に付き合って下さい。きっと納得がいくと思いますから」
「何だ、わかってねぇのは、俺だけみたいだなぁ……。仕方ねぇ、説明を続けてくれ」
ザレドスの説得に、しぶしぶ従う戦士。
「そもそも私が天井の仕掛けに気がついたのは、先ほどゲルが二回、壁にタックルした時の事でした。二回目のタックルは、一回目の十倍の威力があったはずです。それにも関わらず、天井から落ちてくる石の粉の量が”同じ”に見えたんです。
おかしいでしょ? 普通は衝撃の強い方が、より多くの石粉が落ちてくるはずです。そこでスタンの協力のもと天井を調べてみると、案の定仕掛けがあったというわけですよ」
細工師の語りに、戦士はあらん限りの神経を使い集中する。
「で、壁に衝撃を与えると天井から石の粉が落ちくる現象は、全くの”インチキ”だったと判明したわけです。
つまり壁に衝撃を与えても、実は何も起こっていなかったって事ですね」
予想していた結果とはいえ、ザレドスの謎解きにボクも多少の興奮を覚える。
「い、いやちょっと待ってくれ。さっきザレドスが州兵の隊長から聞いたって話だがよ、壁に魔法で穴をあけようとしたら、壁が鳴動して広間全体も振動したって言ったじゃねぇか。あれはどうなるんだよ」
戦士が、すかさず反論した。
うーん。ゲルドーシュも意外と細かい事を覚えているなぁ。でもそれは決して悪い事ではないぞとボクは思う。
「それもインチキだったんですよ。実際に広間が振動していたんじゃなくて、壁の鳴動と連動して、そこにいる人たちがそう感じるような魔法、まぁ、幻覚の類の魔法が発動するようになっていたんです。さっきの調査で、その証拠も見つけました」
「そ、それじゃあ、これが最後だ。問題の壁はメルトなんかの魔法が使われると鳴動して広間全体に振動を起こすけど、透視の魔法を使った場合は、そういった事は起きないわけだろ?
旦那の言った第一の可能性が違うとすると、それはなんでなんだ?」
理にかなったゲルドーシュの質問である。それこそが、この謎の核心だ。でもボクにはその理由も既に予想は付いている。
「あぁ、ちょっと待って下さいまし」
「何だよ、ポピッカ、これからがいいところなのによ」
ポピッカを、キッと睨みつけるゲルドーシュ。
「ザレドスは、スタンのヒントを元に調査をしたわけですわよね。じゃぁ、そもそもスタンは何でこの事に気がついたんですの? それが分からないと、筋が通りませんわ」
確かにその通りだ。神父として教会を預かる身としては、こういった筋道論は大切だし、身に染みついているのだろう。
「どうでもいいじゃねぇか、そんな事。それより……」
「私もぜひ知りたいですね。私は調査をして幾つかの事実を発見しましたが、それはスタンのヒントに従ったに過ぎません。数学にたとえれば、途中の式をすっ飛ばして答えだけを教えられたような気分です。ちょっとモヤモヤしますね」
またもや僧侶と細工師の連合軍に、戦士は押され気味である。
「うーん、そうか。じゃぁ、説明するよ。ゲル、すまないがもうちょっとだけ付き合ってくれ」
ふてくされるゲルドーシュを尻目に、ボクは喋り出す。
「まず直感的に不思議に思ったのは、何で妨害者がバウンサーズを差し向けたのかって事なんだ。奴らの攻撃法は、どう考えても広間を傷つけるやり方だろ?
いくらトキシンワームの罠へおびき寄せる為だからといっても、妨害者は広間を崩落させたくはないだろうって前提だったんで、これはおかしいと思ったわけさ。
その事は、さっきザレドスも指摘していたよね。
妨害者の意図に違和感を覚えたボクは、コンシダレーションの魔法を使って、バウンサーズの動きや周辺をじっと観察したんだよ。
そうしたらさ、二つの異常さに気がついたんだ」
「ちょ、ちょ、コンシダレーションて何だ?」
ゲルドーシュが問いただす。
「私も聞いた事ありませんわ」
ポピッカが続く。そしてザレドスも右に同じという表情をした。
「あぁ、ザックリ言うと周りがスローモーションに見える魔法だよ。つまり意識が周りより相対的に早くなるんだ。だから短い時間でゆっくり考えられるし観察も出来る。
ただし、体は周りと同じスピードでしか動けない。それにマジックエッセンスをかなり消費するんで、おいそれとは使えないんだ」
「へぇ~、そりゃ便利だな。試験の時とかズルできそうじゃんか」
「そこは良心に従ってだな……」
ボクは戦士のもっともな意見をさりげなくいなす。
「私も知りませんでしたわ。ザレドスは?」
「私もです。全く聞いた事がありません」
僧侶に続き、細工師も不審全開の顔をする。
まずい! ついうっかりしてた。コンシダレーションは初歩の時間魔法で、使えるのはリンシード家の何人かだけだ。ここはうまく誤魔化さなくては……。
「え、そ、そうなの? あ、あぁ、もっとも僕がこの魔法を教えてもらったのは北の果ての大陸の、更にそのまた北端だったんで、あまり知られていないのかも知れないなぁ……ハハ……」
「ふーん、そうなんですか……」
ザレドスがますます怪訝な顔をする。
「ま、いいじゃねぇか。そのおかげで謎が解けたんだからさ。そんな事より旦那。さっき言ってた二つの異常ってなんなんだ?」
三人の視線がボクに集まる。
「一つ目は、バウンサーズがどんな動きをしようとも、何体同時に広間のあちこちにぶつかろうとも、降ってくる石の粉の量が全く同じだったという事なんだ。
普通はバウンサーズが当たった衝撃の大きさの違いで、石の粉が降ってくる量は変わるはずだろ」
「確かに……!」
ザレドスが興味深そうに頷く。
「二つ目は……、むしろこっちが本命なんだけどさ。天井全体を『問題の壁側』『出口の一本道側』に分けた場合、つまり便宜上、天井を部屋の真ん中から二つのエリアに区切った場合、石の粉は『問題の壁側』からしか降ってこなかったんだよ。
本当に線を引いたように、きっちり天井の半分の側からしか石の粉は降ってこなかったんだ」
「!」
皆の心に衝撃が走ったのが分かる。そうだろうとも、ボクだってそれに気がついた時は驚いたもの。
「全然気づきませんでしたわ……」
ポピッカが恐る恐る口を開く。
「いや、当然だと思うよ。あんな目まぐるしい攻撃を受けていたんだから、眼前の脅威に対処するので精一杯なのが普通だよ。
多分、妨害者もそこのところは見越していたんじゃないのかな。ただその時の発見が、さっき言った第二の可能性が正しいんだって確信を得るに至ったわけさ」
「おぉ! さすがに旦那だねぇ。あの状況でそんなに冷静でいられるなんて」
ゲルドーシュの賛辞に、ボクは少し照れくさくなる。
「なるほど、それで私に天井を調べるように言ったんですね。納得です」
好奇心旺盛な細工師も諒解したようだ。
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