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閑話 尊の意欲
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尊・「瀬蓮、鍛錬を頼む」
瀬・「尊様は本当に武術に長けておられる」
尊・「俺はスキルを武術で使ってるからな。それでも瀬蓮には到底及ばないけどな。」
瀬・「不肖ながら、私は各種武道から暗殺術まで幅広く身に着けています故」
尊・「……俺は暗殺術は覚えなくていい」
瀬・「尊様はどのような武術を身につけたいと?」
尊・「あの店とあの2人を守れるような武術だなぁ」
瀬・「なんと志が気高い!ご兄弟も守りたいとは素晴らしい!」
はたから見るとおっさんが涙ぐんでいる。
尊・「あの二人が手術中は店を守るのは俺だからな」
感動を続ける瀬蓮。
尊・「悟がラテアートを描いてるときは無防備になるし、兄貴はめったに人前に出ないからひ弱だし?」
そんな会話をしている二人だが、会話をしながら手も足も出ている。感動で涙を流しているのに瀬蓮は投げ技を仕掛けたりもする。
結局どんな武術をしたいのかわからないが、とりあえず瀬蓮の鍛錬は尊にされた。
瀬・「人体の急所を覚えると楽ですよ?」
尊・「股間とかか?」
瀬・「それは極端ですね(笑) 女性にはあまり効かないですよ?ほら、これでいいんですよ。首の後ろを手刀でとんとついて終わりです」
瀬蓮は言うが速いかで、尊の首の後ろを手刀でとんとついた。
尊・「はぁ、今回も負けたー。しかも気絶した」
瀬・「瀬蓮もまだまだですね。私ももっと鍛錬しなくては」
尊・「いやぁ、いいんじゃないか?基礎体力が落ちなければ」
尊様は向学心というのでしょうか?強くなりたいという気持ちが強いようでよく私が指導をしております。
その理由がご兄弟を守りたいというなんとも健気な理由で瀬蓮は感激です!瀬蓮の全てを伝授したいのですが、暗殺術はいらないと断られました。殺人はしたくないという事でしょうか?お優しい。
瀬蓮、これからも体力を落とさないよう精進をし、出来る限りを尊様へ伝授したいと思う所存でございます。
瀬・「尊様は本当に武術に長けておられる」
尊・「俺はスキルを武術で使ってるからな。それでも瀬蓮には到底及ばないけどな。」
瀬・「不肖ながら、私は各種武道から暗殺術まで幅広く身に着けています故」
尊・「……俺は暗殺術は覚えなくていい」
瀬・「尊様はどのような武術を身につけたいと?」
尊・「あの店とあの2人を守れるような武術だなぁ」
瀬・「なんと志が気高い!ご兄弟も守りたいとは素晴らしい!」
はたから見るとおっさんが涙ぐんでいる。
尊・「あの二人が手術中は店を守るのは俺だからな」
感動を続ける瀬蓮。
尊・「悟がラテアートを描いてるときは無防備になるし、兄貴はめったに人前に出ないからひ弱だし?」
そんな会話をしている二人だが、会話をしながら手も足も出ている。感動で涙を流しているのに瀬蓮は投げ技を仕掛けたりもする。
結局どんな武術をしたいのかわからないが、とりあえず瀬蓮の鍛錬は尊にされた。
瀬・「人体の急所を覚えると楽ですよ?」
尊・「股間とかか?」
瀬・「それは極端ですね(笑) 女性にはあまり効かないですよ?ほら、これでいいんですよ。首の後ろを手刀でとんとついて終わりです」
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尊・「はぁ、今回も負けたー。しかも気絶した」
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尊・「いやぁ、いいんじゃないか?基礎体力が落ちなければ」
尊様は向学心というのでしょうか?強くなりたいという気持ちが強いようでよく私が指導をしております。
その理由がご兄弟を守りたいというなんとも健気な理由で瀬蓮は感激です!瀬蓮の全てを伝授したいのですが、暗殺術はいらないと断られました。殺人はしたくないという事でしょうか?お優しい。
瀬蓮、これからも体力を落とさないよう精進をし、出来る限りを尊様へ伝授したいと思う所存でございます。
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