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15話 学期末は色々あります。イベントが。
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2月…それはモテ男にとっては悪夢の日が待ってる月。そう、バレンタインデー。
「リョウ君って嫌いな食べ物ある?むしろ、好きな食べ物何?」
――ハルカの手料理ってクリスマス前の再来か?
「リョウ君は甘いもの、苦手とかない?」
「リョウ君、何色好きなの?」
――ハルカが好きな色
「リョウ君、好きな動物は?」
――ハルカが好きな動物
「翔はどう思う?俺、よく生肉食べるよな」
――それはケルリンだが、ケルリンの食糧確保には丁度いい
「ああ、生焼けどころか火を通さない純粋な生肉な」
「キャー!なんか、生き血をすするヴァンパイアみたいでミステリアスー‼」
――物は言いようだな
@玄関
「初詣、一緒に行きたかったというと思ったか‼見ろ、この新しい水晶を!これでもう不自由しないぞ」
――俺は逆に開放される感じだ
「音がないんだよなぁ」
――俺は音声係か?
「今日は以上ですね?では失礼しますよ」
それで玄関を閉めようとして…
「あ、そういえばなんか11月のこと知ってる感じしたんだけど気のせいでしょうか?」
「それは、そのうちわかるよ」
と言われ、腹が立ち結構な音を立てて玄関を閉めた。
「翔。なんかあったの?」
――あ、リョウはまずい
「すっごいしつこいショーバイみたいな感じ。やっと帰ったとこ」
「ふーん」
――誤魔化せたよな?
当日
リョウの靴箱にチョコがビッチリ。
「靴箱に食べ物ってなんか嫌な感じしないか?」
「お決まりだからな」
机の引き出しなどその周りはチョコ&付属品がビッチリ。
「手作りのマフラーとか使わない場合、処分に困るよな」
――使わないと決まってるから困るのだ
「お決まりなんだよ、少女漫画でなかった?」
体操着を入れてるロッカーも蝶番が壊れてる…。
「血糖値あがるよね、全部食べたら」
チョコだけと思いきや、生肉が親切にも保冷剤入りで‼有難くケルリンにあげよう。3キロくらい生肉確保できたので上々。リョウに質問の返しに『生肉好き』を言ってもらった甲斐がある。
「そう言えば、カラーコンタクト。使い捨てだから、無くなりそうだよ。買いに行くの付き合って」
――もう一人で行けるだろ?
「あ、美容室にも行きたいなぁ。生え際が変な感じになってきた。ママと行こうかな」
――そうしろ。美容室でも俺は暇だコンタクト売り場の店員さんの群れには俺いた方がいいかもな
「行くだけなら、コンタクト行けるかもだけど。その他で心配だから俺もついて行くよ」
と結局コンタクト仕入れは俺も行くことに
「母さん、カラコンとかやめろよ妊婦なんだからな!自重しろよ」
美容室は一人で行って、またカットモデルをやって美容室代はかからずに交通費のみで帰ってきた。
――最近王から連絡ないな。水晶買ったのか?それはよいことだ、なんかほっと一息
3月のホワイトデー、翔はハルカにのみ1個用意した。内容は俺も教えてもらってない。俺はホワイトデー、何もすることない…。
――水晶を王が見てるならリョウの想い人がわかったんじゃないか?
案の定…@玄関
「あの娘はどんな娘なんだ?見た目はわかっているぞ、私もドストライクだ」
「俺の幼馴染でハルカって名前です。性格は天然。裏表がない良い子ですよ」
「それで、なんでお前さんは好きになんないんだ?」
「いっつも近くにいると、異性というよりもはや家族なんですよね。なんか妹って感じです。俺の方が一ヶ月遅く生まれてるんですけど」
「フーム。そういうものなのか」
「玄関、閉めますよ」
そう言い玄関を閉めた。親父にも言った方がいいのかな?でも子どもの色恋に口出されるのはゴメンだな。
4月 高校3年生になった。ら、いきなり進路相談を家庭に丸投げされた。
結果、俺は国公立大学の法学部(できればここから通いたい)で、リョウはハルカを連れてチキョウ。となった。
俺は親父の事務所でバイトして何となく法律関係の仕事に興味持ったって話だけど、リョウ…どうするんだ?
親父曰く、
「翔、目指すなら高みを目指せ。で、リョウだが…まずはハルカの気持ち次第だぞ。翔は努力で何とかなるから努力しろ。リョウは努力で何とかなるもんじゃないからなぁ」
@玄関
「リョウが今月18歳になりましたー‼めでたい。チキョウにいれば大パレードだよ」
――ここは地球だ
「いつもなら、パーティーって母さんが騒ぎそうだけど申し訳ない、来月臨月で大変なとこだからパーティーしないんだ」
――王がちょっと凹んでる
「賛美は自分で言った方がいいんじゃないか?リョウここに呼ぼうか?」
「いや、見てるだけで今は十分だ」
――片思いの女子かよ、王が
「じゃ、閉めるぞー」
「リョウ君って嫌いな食べ物ある?むしろ、好きな食べ物何?」
――ハルカの手料理ってクリスマス前の再来か?
「リョウ君は甘いもの、苦手とかない?」
「リョウ君、何色好きなの?」
――ハルカが好きな色
「リョウ君、好きな動物は?」
――ハルカが好きな動物
「翔はどう思う?俺、よく生肉食べるよな」
――それはケルリンだが、ケルリンの食糧確保には丁度いい
「ああ、生焼けどころか火を通さない純粋な生肉な」
「キャー!なんか、生き血をすするヴァンパイアみたいでミステリアスー‼」
――物は言いようだな
@玄関
「初詣、一緒に行きたかったというと思ったか‼見ろ、この新しい水晶を!これでもう不自由しないぞ」
――俺は逆に開放される感じだ
「音がないんだよなぁ」
――俺は音声係か?
「今日は以上ですね?では失礼しますよ」
それで玄関を閉めようとして…
「あ、そういえばなんか11月のこと知ってる感じしたんだけど気のせいでしょうか?」
「それは、そのうちわかるよ」
と言われ、腹が立ち結構な音を立てて玄関を閉めた。
「翔。なんかあったの?」
――あ、リョウはまずい
「すっごいしつこいショーバイみたいな感じ。やっと帰ったとこ」
「ふーん」
――誤魔化せたよな?
当日
リョウの靴箱にチョコがビッチリ。
「靴箱に食べ物ってなんか嫌な感じしないか?」
「お決まりだからな」
机の引き出しなどその周りはチョコ&付属品がビッチリ。
「手作りのマフラーとか使わない場合、処分に困るよな」
――使わないと決まってるから困るのだ
「お決まりなんだよ、少女漫画でなかった?」
体操着を入れてるロッカーも蝶番が壊れてる…。
「血糖値あがるよね、全部食べたら」
チョコだけと思いきや、生肉が親切にも保冷剤入りで‼有難くケルリンにあげよう。3キロくらい生肉確保できたので上々。リョウに質問の返しに『生肉好き』を言ってもらった甲斐がある。
「そう言えば、カラーコンタクト。使い捨てだから、無くなりそうだよ。買いに行くの付き合って」
――もう一人で行けるだろ?
「あ、美容室にも行きたいなぁ。生え際が変な感じになってきた。ママと行こうかな」
――そうしろ。美容室でも俺は暇だコンタクト売り場の店員さんの群れには俺いた方がいいかもな
「行くだけなら、コンタクト行けるかもだけど。その他で心配だから俺もついて行くよ」
と結局コンタクト仕入れは俺も行くことに
「母さん、カラコンとかやめろよ妊婦なんだからな!自重しろよ」
美容室は一人で行って、またカットモデルをやって美容室代はかからずに交通費のみで帰ってきた。
――最近王から連絡ないな。水晶買ったのか?それはよいことだ、なんかほっと一息
3月のホワイトデー、翔はハルカにのみ1個用意した。内容は俺も教えてもらってない。俺はホワイトデー、何もすることない…。
――水晶を王が見てるならリョウの想い人がわかったんじゃないか?
案の定…@玄関
「あの娘はどんな娘なんだ?見た目はわかっているぞ、私もドストライクだ」
「俺の幼馴染でハルカって名前です。性格は天然。裏表がない良い子ですよ」
「それで、なんでお前さんは好きになんないんだ?」
「いっつも近くにいると、異性というよりもはや家族なんですよね。なんか妹って感じです。俺の方が一ヶ月遅く生まれてるんですけど」
「フーム。そういうものなのか」
「玄関、閉めますよ」
そう言い玄関を閉めた。親父にも言った方がいいのかな?でも子どもの色恋に口出されるのはゴメンだな。
4月 高校3年生になった。ら、いきなり進路相談を家庭に丸投げされた。
結果、俺は国公立大学の法学部(できればここから通いたい)で、リョウはハルカを連れてチキョウ。となった。
俺は親父の事務所でバイトして何となく法律関係の仕事に興味持ったって話だけど、リョウ…どうするんだ?
親父曰く、
「翔、目指すなら高みを目指せ。で、リョウだが…まずはハルカの気持ち次第だぞ。翔は努力で何とかなるから努力しろ。リョウは努力で何とかなるもんじゃないからなぁ」
@玄関
「リョウが今月18歳になりましたー‼めでたい。チキョウにいれば大パレードだよ」
――ここは地球だ
「いつもなら、パーティーって母さんが騒ぎそうだけど申し訳ない、来月臨月で大変なとこだからパーティーしないんだ」
――王がちょっと凹んでる
「賛美は自分で言った方がいいんじゃないか?リョウここに呼ぼうか?」
「いや、見てるだけで今は十分だ」
――片思いの女子かよ、王が
「じゃ、閉めるぞー」
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