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1章 生徒会

#4なよなよした生徒会のメンバー

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優「なあ、昨日突然居なくなってどうしたんだ?」

優は教室の席に座ったまま、新に昨日の事を聞いた

新「急にトイレに行きたくなってね」

優「トイレで○○ってたのか?」

優の発言に新の目は丸くなった

新「い、いや…そういうのはしてないかな?」

優「俺らは男だろ~妄想で何回かシてんじゃないか?」

燐「……」

燐は教科書を優の机に向かって、少し強く叩いた

優・新「!」

燐「そろそろ授業が始まりますよ」

燐はそう言って、席に戻った










新「燐、これらの資料は?」

授業が終わり、新と燐は生徒会室に戻り、燐は資料をさばきながら、新は両手で山ができるくらい資料を持っている

燐「それはまだ確認していないので、左側の資料の上に置いてください」

燐が言うと、新は言われた場所に資料を置き、燐が資料をさばいている

燐「新さん」

新「なに?」

燐「さっき教室で優さんと話していましたが、あんなことやこんな事に興味があるんですか?」

新「……まあ、あるかないかでいうとあるよ」

燐「良かったです♪」

燐「最近お父様から早く孫が見たいってよく言われるので」

上流高校の生徒達は高校生ではあるが、両家と両家の子供の同意があれば子孫を残す事ができる

新「ま、孫」

新は一瞬固まっていた

燐「さて、資料が終わりましたから、行きましょうか」

燐は資料を山のように持ち、言った

燐「ひにゃッ!?」

燐が生徒会室を出た瞬間、青の制服を着た生徒とぶつかった

???「ご、ごめんなさい!」

燐「大丈夫ですよ。雫さん」

燐にぶつかった子は生徒会メンバーの一人花咲雫だった

雫「でも、資料が…」

燐「拾うので大丈夫ですよ」

燐は散らばった資料を拾った

雫「わ、私も持つよ」

雫も散らばった資料を拾い始めた










燐「雫さんのおかげで早く終わりました」

雫「ほ、ホント?」

燐「はい」

雫「で、でも私が居ない方が早かったと思うよ」

雫は自分に自信がなく、マイナスな発言をしてしまった

燐「それでも手伝ってくれて嬉しかったです」

新「僕と会長だけなら時間かかってたからね」

だが燐と新はマイナスな発言を聞いても、嫌な顔はしなかった

雫「そうなんだ」

雫は二人の言葉を聞いて、笑った










燐「今日はお疲れ様です」

放課後になり、ほとんどの生徒が帰ってから、燐と新は下校した

新「お疲れ様」

燐「♪」

燐は生徒会長のスイッチを切って、新の腕に抱きついた

新「お疲れ様」

新は燐の頭を撫でた

燐「えへへ♪」










新「じゃあ僕はこっちだから」

今日、新は燐の家に泊まらず、今日は自分の家に帰ることになっている

燐「…お気をつけて」

燐は新を手を振って見送ってから、自分の家に帰った
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