赤ん坊を拾ったのは戦闘型のアンドロイドでした

1章 幼い傭兵

本格的な訓練の始まり

フェイリア「さて、訳を聞こうか？」

オルフェが寝た後、フェイリアはバーシに言ったが､フェイリアの言葉には少し､怒気が混じっている

バーシ「フェイリア～怒っていると綺麗な顔が台無しだぞ？」

フェイリア「ほう、まだ余裕があるか」

怒気が混ざっているが、あまり顔は変わっていない

フェイリアは怒気が混じった声のまま、近づいてきた

バーシ「あ、ちょっ」

その後、夜中にバーシの叫び声が聞こえた










バーシ「すまなかった」

フェイリア「謝ってくれたら大丈夫だ」

フェイリア「私はもう､失いたくないからな」

フェイリアは着ているコートを掴み、悲しそうな顔をしている











オルフェ「おかあさん、おはよう…」

オルフェは起きてきたが、いつもより元気がない

フェイリア「おはよう､どうした？」

フェイリアは朝ごはんを作っていたが、一旦止めて、オルフェに近づいた

フェイリア「どこか悪いのか？」

フェイリアは自分のセンサーでオルフェを見た

オルフェ「ううん。ぼくって弱いんだなって思って」

フェイリア「……」

フェイリア「確かにお前は弱い、だが無理をしてもすぐには強くならない。無理せずに頑張れ」

フェイリアは少し荒い撫でかたで､オルフェの頭を撫でた

オルフェ「うん！」

フェイリア「朝ごはんを食べたら私の依頼についてくるか？」

オルフェ「いいの？」

オルフェは首をかしげた

フェイリア「ああ。安心しろ､お前は守るさ」










フェイリア「いいか、ロボットの弱点は」

フェイリアは適当な２脚のロボットを捕まえ、足の関節部を砕き、ビームの発射部分を壊して言った

フェイリア「関節部とコアだ」

オルフェ「コア？」

フェイリア「コアとはロボットの弱点。正確に撃ち抜けば一発で仕留める事ができる」

フェイリアは片手で銃を持ちながら、正確にコアを狙った

フェイリア「このように、コアを狙えば一発で倒せる」

フェイリアが動かなくなった２脚ロボットを見せた

フェイリア「もちろん。反動は来るから、両手で持つ事をおすすめする」

オルフェ「分かった」

フェイリア「もしコアを狙えなかったら関節部を破壊してからならやりやすい」

オルフェ「うん」










フェイリア「スナイパーライフルは高所から狙うのが基本だ」

フェイリアはすぐにセッティングを行った

フェイリア「後は狙うだけだ」

フェイリアはスコプでロボットを狙い。撃った

オルフェ「分かった！」

フェイリア「(さっきの弾はなんだ？)」

フェイリアのセンサーはロボットに撃った弾と別の場所から銃弾がロボットに向かっている事に気づいた










フェイリア「…最後にナイフだが、これはロボットには効かない。主に自衛のためだ」

フェイリアはさっきの事を忘れ、説明した

オルフェ「うん」

それからフェイリアの説明をオルフェは真剣に聞いた











オルフェ「すぅ…すぅ」

フェイリア「……よく寝ている」

フェイリアはオルフェの頭を優しく撫でた