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2章 学園生活

初めての学園

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リム「お兄ちゃ~ん♪」

エンデ「どうしたの?リム」

エンデが練習場で剣を振っていると、上機嫌なリムが来た

リム「お昼食べよ♪」

エンデ「そうだね」

エンデは剣を戻してから、リムと一緒に家に戻った





エンデ「……兄ちゃん?何してるの?」

エンデが家に戻り、お昼ご飯を食べた後、部屋に戻ると、レインが何かの準備をしていた

レイン「なにって、入学の準備だぞ?」

エンデ「それなら言ってくれよ。俺がするのに」

レイン「大丈夫。エンデはゆっくりしていて」

エンデ「は~い」

エンデ「(レインはああ言ったら俺が泣くまで止まらないからなぁ)」

クラン「準備が終わるまで、お姉ちゃんといよっか」

クランは暇そうにしているエンデを抱きしめた

エンデ「(……当たってるんだよな)」

エンデ(良)はクランに抱きしめられたが、良に胸が当たっている

エンデ「(まあ、嫌じゃないけど)」

エンデ(良)は嫌がっておらず、クランに抱きついた

クラン「ふふ、可愛い」

リム「クラン!お兄ちゃんを取らないで!!」

ほっぺを膨らませた状態のリムがクランに言った

クラン「やーだ。愛しの弟を離したくない~」

クランはエンデを抱きしめたまま、リムから離れた

リム「むぅ!」

エンデ「(なんでコイツ、俺を離したくないんだ?)」

エンデ(良)はクランの事で困惑した

エンデ「兄ちゃん助け……て?」

エンデはレインに助けを求めたが、

レイン「ん?」

レインはカメラを持って、写真を撮っている

クラン「ありがと、レイン♪」

レイン「どういたしまして♪」

エンデ「(ダメだこりゃ)」





エンデ「良し」

レイン「エンデ、忘れ物はない?」

エンデ「うん。大丈夫」

エンデは背中に背負った鞘(さや)に剣を入れた

クラン「リム、忘れ物はない?」

リム「大丈夫♪」

あれから数日経ち、カイザー学園への入学の日になり、二人は忘れ物がないか、確認した

リム「お兄ちゃん、早く行こ♪」

リムはいつも以上に上機嫌になっている

エンデ「わ、分かった」

レイン「心配だね」

クラン「そうだね」

二人はエンデとリムの背中を見て、二人を心配している

クラン「…レイン。お前は学園に通わないのか?」

クランは少し心配しながら聞いた

レイン「僕は王都にあるギルドからスカウトがきたからね。そこで知識も学ぶよ」

レイン「姉ちゃんはどうするの?」

クラン「私も王都からのギルドからスカウトが来たからね」





エンデ「リム。今日から頑張ろうね」

リム「うん!お兄ちゃん!!」

二人今、学園の正門をくぐった
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