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イルブランドが熱心に、葵の秘部を舐めている。クリトリスを舐めながら、秘部に指を入れてぐりぐりと刺激する。秘部からは、止め処なく蜜が溢れる。
「あぁ! ちょっ、もう、むりぃ!」
かれこれ、三十分以上そこを愛撫されている。しつこ過ぎる。体全体が敏感になって、ビクビクしている。逃げようとすると、太ももを抱き込まれて押さえつけられる。葵は、泣きながら喘ぐ道しか残されていない。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
全身じっとりと汗をかいた頃に、ようやく彼がそこから舌を離す。離れた後も、葵の秘部はひくひくしている。ようやく終わった愛撫にほっとしていたら、彼はサイドテーブルから何かを取り出す。再び、葵の股の間に戻って来る。彼が大きな手で隠していた物を、葵の秘部に当てる。その時、それが何かを理解する。
「まって! こらっ! なに入れるつもりよ!」
股を閉じる。
「仕方ないだろう。おまえの膣は狭く、私のモノは大きい。となれば、段階をおいて慣れさせるしかない」
彼は男根を模した張り型を持っている。イルブランドのモノよりはだいぶ小さいサイズである。
「初心者用の物を用意した。素材も柔らかいから、痛くは無いはずだ」
彼が張り型を指で曲げると、ぷるんと張り型は跳ねる。葵はベージュ色の張り型を睨む。
「いやです!」
「なら、私のモノを挿れるぞ」
「それはもっと嫌です!」
イルブランドがため息をつく。
「君の性格は、私もだんだん把握して来た。こう言う時は……」
どこから取り出したのか、赤いロープをイルブランドが取り出す。葵は危機を察して逃げようと体をひねる。しかし、指パッチンの音の後に葵の体は赤いロープで縛られてしまう。
「ぐえっ」
腕を後ろ手に縛られ、足も開いたまま固定されてしまう。しかも、お腹側も縛られている。見下ろしたら、亀甲縛りになっている。
(この世界にもあるのか、亀甲縛り……!)
「縛ってしまえば、おまえも逃げられない」
「んーー! んーーー!!」
おまけに、口まで縛られてしまった。葵は呻いて、不満を訴える。
「少し、大人しくしていてくれ」
葵の秘部に彼の手が触れる。何かぬめった液体のような物が塗り込められている。
「うぅ……」
秘部に張り型の先端が押し当てられる。
「私だって、最初に道具を使うのは不満なのだぞ。できる事ならば、私のモノを入れたかったのだが……こう狭くてはな」
そう言いつつ張り型が、中に入って来る。
「ん……」
指よりも太いそれは、秘部の中を押し広げて入って来る。
「んん……」
葵が想像していた程は、痛くない。
「指でよく慣らしておいたおかげだな、問題無く飲み込んで行く」
指で届くのよりも奥に、張り型が入る。
「あんっ」
感じた事の無い、甘い刺激がお腹の奥に広がる。
「今の声は良いな」
思わずもれた甘い声に、葵は眉を寄せる。顔に血が集まるのを感じる。
「うむ、張り型は全て入ったぞ。しばらく、ほぐしてやろう」
彼が、張り型を前と後ろに動かす。
「ううっ、んっ」
力が抜ける。お腹の奥を突かれるたびに、甘い刺激が響く。
「良い反応だ」
彼は、葵の太ももを撫でながら角度を変えて秘部の中を責める。意識がとろんとして来る。葵は目を閉じて体を任せる。もう、抵抗する力が出なかった。
たっぷり、張り型で奥を突かれた後にようやくそれは引き抜かれる。縄が解かれて、イルブランドが葵を抱きしめキスをする。快楽の余韻が残ったまま、葵はキスを受けた。
***
葵はついに、ヤスパースにBL色強めのマンガ原稿を見せてしまった。
「素晴らしい!!」
じっくりと原稿を読んでいたヤスパースが叫ぶ。
「本当に、本当にアオイ様は素晴らしいです! このような、素晴らしい作品を生み出すなんて!!」
「私もヤスパースさんが、BLの良さをわかってくれて嬉しいです」
「BL?」
「えっと、男性同士の恋愛みたいなモノです」
「なるほど、そういう事なのですね」
彼女は、原稿を再びじっくり見る。
「同性モノの作品を好む方達は、魔界にもいますが、これ程の素晴らしい絵で表現された物を見るのは初めてです」
「え、それどう言うことでうすか!!」
葵は思わず食いつく。
「この世界にも、同性愛を扱った作品があるのですか!!」
「え、えぇありますよ」
さすが魔界。
「そ、そう言う作品も巷に出回っているんですか?」
「神話劇でも扱いますし、小説でもそういった物を専門に書いている作家はおります」
葵は天を仰ぐ。
「ジーザス」
「葵様は同性愛の作品がお好きなのですか?」
「はい」
力強く頷く。
「でしたら、今度、それらの作品をお持ちしますね」
イルブランドに読んで貰った本には、そういった作品は無かった。
「ヤスパースさんは、同性愛ものに抵抗は無いんですか?」
「え? 私は、恋愛対象が女性なので、あまり抵抗は無いですね」
それに葵の方が驚く。
「そうなんです!?」
「はい」
「でも、イルブランド様の絵で喜んでましたよね?」
「綺麗な絵に喜ぶのは普通の事ですよ」
ヤスパースはにっこり笑う。
「あ、でもご安心ください。アオイ様の事はけしてそのような邪な目では見ておりませんので! 私にはすでに妻がおりますので!」
ヤスパースさん既婚者だったのか。
「あ、はい。それは大丈夫です」
葵は頷く。
「ところでアオイ様、このマンガの翻訳は間違っている点が、ざっと十二個程あるのでお勉強しましょうか」
教師の顔で彼女はにっこり笑う。
「ひっ、すいません」
マンガを描いたら、とにかく持てるだけの知識を使ってこちらの言葉で翻訳して書いている。最近は自分のマンガの翻訳が、授業課題の一つになってしまっている。大変な、羞恥プレイだった。
***
またもや、葵は縛られて張り型を秘部にぐいぐい押し込まれていた。
「んー……」
この間のよりも張り型は太い。縄で縛った葵を後ろから抱き込んで、イルブランドは胸を揉みつつ張り型を動かす。片足だけあげるような縛り方をされているので、股は閉じられない。首筋に、彼の唇が触れる。
「はぁ、んん」
口はまたロープで塞がれているので、喋れず、喘ぐ事しかできなかった。お腹の奥を、張り型で突かれる度に甘い刺激がお腹の奥に広がる。快楽が広がり、体が震える。彼が、葵の体を抱きすくめて硬い股間がお尻に当っているのを感じる。秘部の奥を刺激されながら、葵は体を震わせる。
「っ」
何度目かわからないが、逝ってしまう。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
力無く息をして、目を閉じる。彼が張り型を引き抜いて、葵の秘部に顔を埋める。
「っ」
濡れた秘部に彼の舌が触れる。擦られて赤くなった秘部を柔らかい舌が触れる。
「はぁ、んん」
垂れた蜜を舐め、腫れた陰茎を舐める。舌先が中に潜り込み、中を探った後、クリトリスを舐める。
「ふっ、んっ」
縛られて、逝き疲れた葵は、されるがままになっている。彼は起き上がり、葵の秘部に自分の物を押し当てる。それに葵は驚く。
「んーーんーー!!」
首を振って、抗議する。
「すまないが、もう我慢はできそうにない」
彼が葵の太ももを押さえ、自分のモノを突き入れる。
「んっ!」
先程の張り型よりも太い、彼のモノが入って来る。
「かはっ」
体を反って、息を吐く。先端が入ったけれど、それ以上太すぎて入らない。それを彼が、角度を変えて挿れる。
「うう、んん」
葵は眉を寄せて秘部を割り開かれる痛みに、眉を寄せる。随分と慣らして来たが、それでも彼のモノは大き過ぎたのだ。秘部が限界まで押し広げられるのを感じる。
「……はぁ、はぁ、あぁ」
半ばで挿入が止まる。
「これ以上は無理か」
腰を抱えられ、背中を反って葵は荒く息をする。まだ奥まで到達していないのに、体は彼のモノで縫いとめられたように動かせない。
「仕方ない、このまま少しずつ割り開くか」
彼が、腰を動かして、葵の中を突く。
「んっ」
葵は眉を寄せる。頭の中に強烈な刺激が響く。たぶん気持ちが良いのだと思う。ただ、情報が多すぎて混乱している。
「大丈夫だ、時間をかければ全て入る」
イルブランドが葵の頬を撫でる。そんな心配はしていないのだが、彼の方は今日完全に挿入する気のようである。葵は、眉を寄せる。体を揺すられながら、感じる強い快感に、自然と涙が浮かんだ。
最中に胸を吸ったり、首に痕をつけられたりしながら、長い間彼は葵のお腹をゆっくりと突く。少しずつ、彼のモノが奥に入って来るのを葵は途切れそうになる意識の中で感じる。最初は痛かったのだが、痛みには慣れ、代わりに全身に快感を感じている。どこを触られても体がビクビクと反応する。
「はっ、あぁ」
そろそろ気を失ってしまいそうだ。どれくらいそうしていたのかわからないが、彼が体を起こして葵の腰を強く引き寄せる。
「!」
秘部の最奥に彼のモノが触れる。
「うむ、入ったぞ」
大きすぎる彼のモノを全て飲み込んだ葵の秘部は、内蔵が上に押し上げられて悲鳴を上げている。
「あ、あぁ」
彼が葵の腰を押さえて、今度は強く挿入を始める。
「あっ、あっ、あ、んんっ」
強い挿入に葵は自然と声があがる。頭の中で火花がバチバチ散っている。ずっと、逝っている気がする。膣が収縮して彼のモノを締める。
「おまえの秘部は名器だな。私のモノとピタリと合う」
彼が喜んでいる声が聞こえるが、葵は目を開ける事もできず体を反る。
「ああああ!」
一際大きく逝ってしまう。しかし、彼は止まってくれない。
「もう少し耐えてくれ」
彼は、その後も激しく腰を打ち付け続ける。葵がその後、五回逝って本当に気を失うと思った時に彼はようやく強く深く葵の奥に男根を突き入れて逝った。
「ーーーー!」
葵は悲鳴をあげる気力もなく、体をのけぞり彼のモノを秘部の中で受け止めて気を失った。
寝苦しくて目を開けると、葵の目の前に白い胸板があった。葵をぎゅっと抱きしめたまま、彼は眠っている。少しみじろぎしたが、彼は全く離してくれなかった。葵はあきらめて眠りについた。寝苦しかったので、黒猫に押しつぶされる夢を見た。
***
葵はヤスパースにでき上がったBL原稿をどんどん見せていた。
「素晴らしいです、はぁ! 素晴らしいです!!」
彼女は、鼻血を出す勢いで喜んでくれる。
「ありがとうございます! 私も、ヤスパースさんにいただいた小説を楽しく読ませていただきました!!」
この世界にも立派にBL文化が育っているようだった。さすがに性に奔放な魔界。普通に男同士のエロもあるが、触手ものとか、媚薬ものとか、獣相手とか結構幅が広い。葵はそれらを、にっこり笑顔で辞書を片手に読んだ。おかげで葵の語学力は飛躍的にアップしている。わからないところがあれば、授業の時にヤスパースに聞く。
「アオイさん!」
突然、ヤスパースに肩を掴まれる。
「これを本にしませんか!?」
突然の言葉に葵は驚く。
「そ、それをですか!?」
「えぇ、これ程素晴らしい作品ならきっと理解してくださる方が他にもいるはずです」
「で、でも……」
葵は眉を寄せる。
「どうしましたか」
「あの、生物はまずいと思うんですよ」
「ナマモノ?」
生物とは、現実にいる人を使ったBLの事である。ご本人様に迷惑をかけないように、細心の注意がいる。
「ふむ、確かに題材がイルブランド様とルーセルでしたね……」
「ですから、別のモノを題材にしてみようと思うのです」
「ふむ?」
葵は、トランク鞄の中から別の原稿を取り出す。
「以前この国の神話劇を見ました。少しだけ、同性愛の要素が入っていたのでそこを元に妄想を広げて描いてみたんです」
三〇ページ程の原稿を手渡す。彼女はそれを読み始める。ゆっくり一枚、一枚原稿をめくる。
「な、なんと」
息を呑み、食いいるようにマンガを読む。向こうの世界にいる時に、葵は人に直接原稿を見せた事が無い。同人の知り合いはいたが、みんなネット上の知り合いだったので、直接原稿を読んでいるところを見た事が無い。
「こ、これは素晴らしいですよアオイ様」
ヤスパースは頬を赤くしてアオイを見る。
「ステファーとピラダの愛の神話は有名で、二人を題材にした絵は沢山見た事があります。このマンガなら、きっと皆も受け入れやすいでしょう」
「そ、そうですか?」
褒められると嬉しい。
「アオイ様、是非この原稿を私にお預けください。立派な本にしてみせます!」
ヤスパースが、アオイの手を両手で握って迫って来る。
「は、はい。是非お願いします!」
「ありがとうございます!」
街の書店に本が並ぶのは恥ずかしいが、葵のマンガがもしも評価されれば、他にマンガを描く人が現れるかもしれない。そうしたら、いずれ他の人の描くマンガが魔界で読めるかもしれない! そんな期待が葵にはあった。
つづく
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