【完結】最後に笑ったのは誰だったのだろうか。

「最後に笑うのは貴方様なのですよ。何かあってもどんなことがあっても最後に笑うのは貴方様なのです」

 あの時、占い師は私が引いたカードをめくりそう言った。

 そのカードには笑っている大きな口の絵が書いてあった。

最後に笑うというのはどういうことなのか、まだ幼かった私にはよくわからなかった。

架空の異世界の物語です。
さて、本当に最後に笑えるのでしょうか。

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