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魔法学園へ
43 そんな事しなくても
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「すぐ、終わらせるからっ」
「ちょ…ちょっと!殿下っ!」
カイウス殿下は手早く俺の服を脱がせてゆく。え?どう言う事だ?!俺は慌てて、殿下の体を引き離そうとする。
「ちょっと!何をしてるんですか」
「だ、大丈夫!優しくするから。最初ちょっとちくっとするだけだから!」
駄目だ!なにか勘違いして、錯乱してる。殿下は俺の話をなにも聞いていない。必死に抵抗するも服のボタンが弾け飛び、ズボンを引き下ろされる。
小さな子供に注射をする病院の先生みたいなことを言っている。意味が分からない。
俺とアジィ様がそういう関係だからと言って、カイウス殿下と俺は決してそういう関係ではない。
俺は尻で毒の成分を判断する訳でもない!きちんと、解毒剤やら何やらを持参してきたのに、物凄い勘違いをされている。
「ホントに話を聞いてくださいっ!なんで殿下とやらなきゃいけないんですかっ!離して!」
「すまないとは思っている!だが、私はここで死ぬ訳には行かないのだ!すまん、すまんー!」
先っぽを押しつけられたのが分かる。耐えろ、耐えるんだ!俺の尻穴君!君はやれば出来る子だ!しっかり口を噤んできちんとお断りしなさい!ちゃんと君には遊んでくれる人もいるだろう、殿下の殿下と遊ばなくても、アジィ様が君の事を可愛がって……
「あんっ!」
ぬっ、ほぼ力任せに押し込まれるが、苦もなく飲み込んでしまう。
「は、はひっ……はひっちゃ……た」
「……っふ、」
「で、殿下、ぬいて……」
「中に、中に出すんだろう…?」
「ち、ちがっ…っあっ!あんっ!」
奥を突かれて甲高い声が出る。ああ、駄目だ。もう何も考えられないーー。
「おい、カイウス。シュガーが来ただろ、どうだったんだ?なかなか戻ってこないから……うお?!」
「あふっ、あんっ!あっ…っあっ!あっ……!」
「っふ…っ出る…っ」
「あ、あ、出して…くだ、あっ!あっーーーーっ!」
中でビクビクとふるえ、熱くてキツい憎悪と愛が入り混じった未体験の毒の呪いが腹の奥に広がる。
何回注がれても、凄い。これが王族の
受ける呪いというか毒なのか。何百年とも、何人もの積み重なった毒が、ぐるぐると渦を巻く。
俺が男でお妃様でもないのに、嫉妬なのかどうなのか分からないが、これをなんの耐性もない女性が受けてまともでいられるとは思えない。
やはり王族はどこか壊れているに違いない。こんなものを体の中に持ち続けているなんて。
「おいっ!何してんだっ!」
「…ふぇ……?あ、アジィさま…?」
初めて味わう毒を噛み締めていたら、突然アスティード様のご尊顔が目の前いっぱいに広がった。
「だから!ナニをしているんだ!お前たち!」
「え、何って毒の事を……」
「なんで毒の事を調べるのに、ヤってるんだよ!」
俺とカイウス殿下の間に入って引き離す。乱暴に引き抜かれて体が跳ねる。
「あん…っ」
「お前も残念そうにするな!」
「でも…凄いんですよ…王族って長い歴史の中で色々取り込んでるんですね…。何人もの愛憎が渦巻いて、気持ち悪いほどの呪いと毒です。熟成された高級なお肉…お酒?まったりとして、それでいてビリリと痺れるくらいの…」
満足顔で語る俺に、アスティード様は呆れ顔、カイウス殿下は真剣に聞いていた。
「すると、私が盛られた毒とは、その王家特有の呪いなのか」
「あ、違いますね。ただの経口毒です。お茶にでも入れられたんでしょ」
「え?」
カイウス殿下はきょとんと目を見開いた。
「3.4日前くらいですかね?それくらいに飲んだ物に入ってたのではないですか?毒の種類は一般的な物ですよ。つまらない単一性の三流品。精製も甘いし、味も雑味があって、まずい。偽張蘭人参ならもっと甘くなるのに、まぁ下手くその調毒ですね。」
心臓を過度に動かして、死に至らしめるタイプだ。少しだけ飲めば、ドキドキと胸が高鳴ったと勘違いできる媚薬に混ぜられるやつだ。
俺にとってはつまらない毒。なんせ少し深い森に行けば群生してるから、採取も簡単だし。
「分かるのか…?」
「当たり前でしょ?要ります?解毒剤。安いですよ。」
「どうして分かったのだ?」
また不思議な事を聞く。
「殿下とキスしたでしょう?唾液の残存具合からそれくらいかなと。あと引くんですよね、あの人参」
ぺろりと舌を出して見せる。キスする気なんて全くなかったけれど、殿下が持っていた呪毒の素晴らしさに酔って、なされるままに全て受け入れてしまった。
「そんな事まで分かるのか…」
「?分かりやすいですからね。少し残ってるので、飲まされた毒の方は解毒した方がいいと思いますよ…呪毒は大事にしてください」
俺はボタンが飛んで無くなったシャツを羽織り、ズボンを探す。それにしても美味しかった。クセになりそうな熟成…アスティード様はそういう類いの呪いは受けていないのが残念だ。
またアレを貰えるなら、ホイホイついていってしまいそうだ。
「何故だ?そんな昔からの危ない毒なら消してしまいたい!」
「それはやめておいた方がいいですね。死んじゃいますよ」
なぜ毒を消すと死ぬのかと、カイウス殿下とアスティード様は顔を見合わせてから
「説明してくれ」
そう言って俺の方を見た。
「まず、今回新しく飲まされた毒は殿下の命を狙ったもので、死んでもおかしくない物だったでしょう。それが死なずに済んだのは、昔から体内にある毒の耐性によるものです。知らず知らずにつけられた耐性に命を救われた、そんな所です」
「そ、そうだったのか……」
「かなり昔からの取り込んでいるようですから、無理に解毒してしまうと、毒に慣れた体の方がついていけなくなるでしょうね。たくさんの王族の方の憎しみも含んでいますが、あなたを守ろうとする愛もあるみたいです、きっと役に立ってくれますよ」
嫉妬と憧憬、憎悪と愛情。たくさんの人たちの感情の残り香が凝り固まって出来ている。長い時を生きた毒はなんて素晴らしいものだろう!
このタイプは色々な王家にあるのかもしれない。別の王族に関わるチャンスがあれば、試してみたいものだ。
「なるほど……よく分かった。ありがとうシュガー。色々わかって良かった」
「ありがとう……じゃねぇぞ、カイウス!何でシュガーと寝てるんだよ!」
……それね、うん、俺も聞きたい。どうせ説明不足と勘違いのせいだろうけどね?
カイウス殿下とアスティード様のやり取りを聞きながら、気怠い体に衣服を身につけた。
「ちょ…ちょっと!殿下っ!」
カイウス殿下は手早く俺の服を脱がせてゆく。え?どう言う事だ?!俺は慌てて、殿下の体を引き離そうとする。
「ちょっと!何をしてるんですか」
「だ、大丈夫!優しくするから。最初ちょっとちくっとするだけだから!」
駄目だ!なにか勘違いして、錯乱してる。殿下は俺の話をなにも聞いていない。必死に抵抗するも服のボタンが弾け飛び、ズボンを引き下ろされる。
小さな子供に注射をする病院の先生みたいなことを言っている。意味が分からない。
俺とアジィ様がそういう関係だからと言って、カイウス殿下と俺は決してそういう関係ではない。
俺は尻で毒の成分を判断する訳でもない!きちんと、解毒剤やら何やらを持参してきたのに、物凄い勘違いをされている。
「ホントに話を聞いてくださいっ!なんで殿下とやらなきゃいけないんですかっ!離して!」
「すまないとは思っている!だが、私はここで死ぬ訳には行かないのだ!すまん、すまんー!」
先っぽを押しつけられたのが分かる。耐えろ、耐えるんだ!俺の尻穴君!君はやれば出来る子だ!しっかり口を噤んできちんとお断りしなさい!ちゃんと君には遊んでくれる人もいるだろう、殿下の殿下と遊ばなくても、アジィ様が君の事を可愛がって……
「あんっ!」
ぬっ、ほぼ力任せに押し込まれるが、苦もなく飲み込んでしまう。
「は、はひっ……はひっちゃ……た」
「……っふ、」
「で、殿下、ぬいて……」
「中に、中に出すんだろう…?」
「ち、ちがっ…っあっ!あんっ!」
奥を突かれて甲高い声が出る。ああ、駄目だ。もう何も考えられないーー。
「おい、カイウス。シュガーが来ただろ、どうだったんだ?なかなか戻ってこないから……うお?!」
「あふっ、あんっ!あっ…っあっ!あっ……!」
「っふ…っ出る…っ」
「あ、あ、出して…くだ、あっ!あっーーーーっ!」
中でビクビクとふるえ、熱くてキツい憎悪と愛が入り混じった未体験の毒の呪いが腹の奥に広がる。
何回注がれても、凄い。これが王族の
受ける呪いというか毒なのか。何百年とも、何人もの積み重なった毒が、ぐるぐると渦を巻く。
俺が男でお妃様でもないのに、嫉妬なのかどうなのか分からないが、これをなんの耐性もない女性が受けてまともでいられるとは思えない。
やはり王族はどこか壊れているに違いない。こんなものを体の中に持ち続けているなんて。
「おいっ!何してんだっ!」
「…ふぇ……?あ、アジィさま…?」
初めて味わう毒を噛み締めていたら、突然アスティード様のご尊顔が目の前いっぱいに広がった。
「だから!ナニをしているんだ!お前たち!」
「え、何って毒の事を……」
「なんで毒の事を調べるのに、ヤってるんだよ!」
俺とカイウス殿下の間に入って引き離す。乱暴に引き抜かれて体が跳ねる。
「あん…っ」
「お前も残念そうにするな!」
「でも…凄いんですよ…王族って長い歴史の中で色々取り込んでるんですね…。何人もの愛憎が渦巻いて、気持ち悪いほどの呪いと毒です。熟成された高級なお肉…お酒?まったりとして、それでいてビリリと痺れるくらいの…」
満足顔で語る俺に、アスティード様は呆れ顔、カイウス殿下は真剣に聞いていた。
「すると、私が盛られた毒とは、その王家特有の呪いなのか」
「あ、違いますね。ただの経口毒です。お茶にでも入れられたんでしょ」
「え?」
カイウス殿下はきょとんと目を見開いた。
「3.4日前くらいですかね?それくらいに飲んだ物に入ってたのではないですか?毒の種類は一般的な物ですよ。つまらない単一性の三流品。精製も甘いし、味も雑味があって、まずい。偽張蘭人参ならもっと甘くなるのに、まぁ下手くその調毒ですね。」
心臓を過度に動かして、死に至らしめるタイプだ。少しだけ飲めば、ドキドキと胸が高鳴ったと勘違いできる媚薬に混ぜられるやつだ。
俺にとってはつまらない毒。なんせ少し深い森に行けば群生してるから、採取も簡単だし。
「分かるのか…?」
「当たり前でしょ?要ります?解毒剤。安いですよ。」
「どうして分かったのだ?」
また不思議な事を聞く。
「殿下とキスしたでしょう?唾液の残存具合からそれくらいかなと。あと引くんですよね、あの人参」
ぺろりと舌を出して見せる。キスする気なんて全くなかったけれど、殿下が持っていた呪毒の素晴らしさに酔って、なされるままに全て受け入れてしまった。
「そんな事まで分かるのか…」
「?分かりやすいですからね。少し残ってるので、飲まされた毒の方は解毒した方がいいと思いますよ…呪毒は大事にしてください」
俺はボタンが飛んで無くなったシャツを羽織り、ズボンを探す。それにしても美味しかった。クセになりそうな熟成…アスティード様はそういう類いの呪いは受けていないのが残念だ。
またアレを貰えるなら、ホイホイついていってしまいそうだ。
「何故だ?そんな昔からの危ない毒なら消してしまいたい!」
「それはやめておいた方がいいですね。死んじゃいますよ」
なぜ毒を消すと死ぬのかと、カイウス殿下とアスティード様は顔を見合わせてから
「説明してくれ」
そう言って俺の方を見た。
「まず、今回新しく飲まされた毒は殿下の命を狙ったもので、死んでもおかしくない物だったでしょう。それが死なずに済んだのは、昔から体内にある毒の耐性によるものです。知らず知らずにつけられた耐性に命を救われた、そんな所です」
「そ、そうだったのか……」
「かなり昔からの取り込んでいるようですから、無理に解毒してしまうと、毒に慣れた体の方がついていけなくなるでしょうね。たくさんの王族の方の憎しみも含んでいますが、あなたを守ろうとする愛もあるみたいです、きっと役に立ってくれますよ」
嫉妬と憧憬、憎悪と愛情。たくさんの人たちの感情の残り香が凝り固まって出来ている。長い時を生きた毒はなんて素晴らしいものだろう!
このタイプは色々な王家にあるのかもしれない。別の王族に関わるチャンスがあれば、試してみたいものだ。
「なるほど……よく分かった。ありがとうシュガー。色々わかって良かった」
「ありがとう……じゃねぇぞ、カイウス!何でシュガーと寝てるんだよ!」
……それね、うん、俺も聞きたい。どうせ説明不足と勘違いのせいだろうけどね?
カイウス殿下とアスティード様のやり取りを聞きながら、気怠い体に衣服を身につけた。
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