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後日・その他
6 ツンキノと4人の子供達*
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「ね、本気で……」
「良いだろう?」
いいも何も、力の抜けた体はゼルに好きなようにされている。いつもは書類を置く、大きくて豪華な執務机の上に寝かされて、足を持たれている。
「仕事中の息抜きにここでヤった事を思い出せば楽しいだろう?」
「た、楽しくなんてな、ぁんっ!」
ほぐれきった孔に一気に入れられて、
全部吹き飛んだ。
「あっ!あっ!あっ!だめっ!だめぇゼルぅ!ああ!」
「いつもより反応が良いな、気持ちいい?」
「うんっ、あっ!あっでもっでもっもっと、もっと奥にぃ……!」
背中に当たる卓が硬いとか、もうそんなのどうでも良くて、与えられる刺激を全部受け止める。もっと欲しい。
「この奥にしたら、また卵が出来ちゃうだろう?良いのか?」
「いい!いいの!」
たまご、たまご……俺、いっぱいがんばるよ。
「たまご、いっぱい、産みたいの……だから、ね。」
だから、もっと可愛いがってください……
「あんっ!!奥ぅ!」
言葉は声になっていたかどうか分からないが、正しく伝わってしまっていたようだ。
ぐりっと押し開かれて、目の前に星が飛ぶ。
「言われなくても可愛いがってやるからな?」
「あっ、あっ、あん!あっーーっ!」
それ以上意味のある言葉は喋る事ができなかった。
エドヴァルド様を執務室まで迎えに行かれた旦那様が戻られた。かなり時間がかかったが、腕にくったりと気を失った奥様を抱いていらっしゃる。
深々とおじきをする。
「湯あみの準備は出来てございます」
「ご苦労。今日はもう良い」
「畏まりました」
部屋の扉を開け、2人を通し静かに締める。
「デレてました!」
「ツンがデレて帰ってきましたよ!」
メイド詰所に駆け込んだ!もう遅い時間なのに、仲間達はまだ待っていた!
「昼間のツンキノコ可愛いかったですね!」
「私も見たかったわー!ツンキノコ!」
「一生懸命ツンツンしてて、最高でしたよ!」
メイドたちの声は聞こえない。
「でもやっぱりデレキノコでしょう!」
「デレっていうより、どろっとしてましたよ。相当やられたんでしょうね?」
「あらやだ!夜勤の子、誰かお願いして執務室の掃除しないと。警備の人に開けて貰わないとだわ」
「えっ?!なんて言って開けて貰うんですか?!旦那様と奥様が執務室で盛っちゃったから、掃除したいですって?」
流石に私達一流メイドでもそれは恥ずかしいです!
「大丈夫よー。掃除用具持って執務室行けば、何も言わずに開けてくれるわよ。向こうだって見てたでしょ」
「そうですねー!じゃあ3人くらいで行ってきます。明日の業務の支障はきたしませんよ!」
そう言ってから、はた、とメイドは言葉を続けた。
「明日はお二人ともべッドから出て来ませんかね?」
違いない!夜勤のメイドは掃除用具を持って執務室へ行き、警備で立っている兵士に声をかけて、掃除を完璧にこなす。
それから、夜勤の料理番に明日の献立はベッドでも食べやすいものに変更してもらい、まだ起きていそうな宰相に報告する。明日の執務はキャンセルになりそうですよ、と。
「新しい卵が出来ますね」
「帝国は安泰!私達の仕事も安泰よー」
夜なのにメイド達はとても元気だった。
「良いだろう?」
いいも何も、力の抜けた体はゼルに好きなようにされている。いつもは書類を置く、大きくて豪華な執務机の上に寝かされて、足を持たれている。
「仕事中の息抜きにここでヤった事を思い出せば楽しいだろう?」
「た、楽しくなんてな、ぁんっ!」
ほぐれきった孔に一気に入れられて、
全部吹き飛んだ。
「あっ!あっ!あっ!だめっ!だめぇゼルぅ!ああ!」
「いつもより反応が良いな、気持ちいい?」
「うんっ、あっ!あっでもっでもっもっと、もっと奥にぃ……!」
背中に当たる卓が硬いとか、もうそんなのどうでも良くて、与えられる刺激を全部受け止める。もっと欲しい。
「この奥にしたら、また卵が出来ちゃうだろう?良いのか?」
「いい!いいの!」
たまご、たまご……俺、いっぱいがんばるよ。
「たまご、いっぱい、産みたいの……だから、ね。」
だから、もっと可愛いがってください……
「あんっ!!奥ぅ!」
言葉は声になっていたかどうか分からないが、正しく伝わってしまっていたようだ。
ぐりっと押し開かれて、目の前に星が飛ぶ。
「言われなくても可愛いがってやるからな?」
「あっ、あっ、あん!あっーーっ!」
それ以上意味のある言葉は喋る事ができなかった。
エドヴァルド様を執務室まで迎えに行かれた旦那様が戻られた。かなり時間がかかったが、腕にくったりと気を失った奥様を抱いていらっしゃる。
深々とおじきをする。
「湯あみの準備は出来てございます」
「ご苦労。今日はもう良い」
「畏まりました」
部屋の扉を開け、2人を通し静かに締める。
「デレてました!」
「ツンがデレて帰ってきましたよ!」
メイド詰所に駆け込んだ!もう遅い時間なのに、仲間達はまだ待っていた!
「昼間のツンキノコ可愛いかったですね!」
「私も見たかったわー!ツンキノコ!」
「一生懸命ツンツンしてて、最高でしたよ!」
メイドたちの声は聞こえない。
「でもやっぱりデレキノコでしょう!」
「デレっていうより、どろっとしてましたよ。相当やられたんでしょうね?」
「あらやだ!夜勤の子、誰かお願いして執務室の掃除しないと。警備の人に開けて貰わないとだわ」
「えっ?!なんて言って開けて貰うんですか?!旦那様と奥様が執務室で盛っちゃったから、掃除したいですって?」
流石に私達一流メイドでもそれは恥ずかしいです!
「大丈夫よー。掃除用具持って執務室行けば、何も言わずに開けてくれるわよ。向こうだって見てたでしょ」
「そうですねー!じゃあ3人くらいで行ってきます。明日の業務の支障はきたしませんよ!」
そう言ってから、はた、とメイドは言葉を続けた。
「明日はお二人ともべッドから出て来ませんかね?」
違いない!夜勤のメイドは掃除用具を持って執務室へ行き、警備で立っている兵士に声をかけて、掃除を完璧にこなす。
それから、夜勤の料理番に明日の献立はベッドでも食べやすいものに変更してもらい、まだ起きていそうな宰相に報告する。明日の執務はキャンセルになりそうですよ、と。
「新しい卵が出来ますね」
「帝国は安泰!私達の仕事も安泰よー」
夜なのにメイド達はとても元気だった。
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