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外伝

6 ソランジェ・ウルトラミックス*

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※ここから気の済むまでがっつりR18です。飛ばしても繋がるようになる予定です。



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「ひっ‼︎や、らめ…さわ、うな…」

「おっふ」

 口が回らない。まだ、意識ははっきりしているが、少しずつ霧がかかってふわふわして行く。最悪なことに、気分が悪くないので危機感が湧いてこない。 
 
「リィン…可愛い!」

「アルト!そんな事言ってないで!リィン、流石に床に寝ているのはどうかと思うんだ……」

 コーディが背中に手を回す。手が触れた瞬間、ゾクゾクっと快感が走る。

「ひっ!」

「リィン?」

 両足の膝の裏にもう片方の手を差し込まれ、また身が震える。

「やっ、こーりぃ、らめぇ!」

 酷い…まだしっかりしている頭の中は、ショックでいっぱいだ。きちんと喋っているつもりなのに、酷い舌ったらずもいい所な発音しか出来ない。誘っていると言われてもしょうがない。

「…リィン…」

「こぅ…りぃ…?」

 見上げると、うちのワンコ殿はもう転職しておいでだった。欲に濡れた目で見られる。それだけで、ひくんと、体が揺れる。ああ、気持ちが悪い、自分の反応が最悪だ。

 少し乱暴にベッドの上に落とされると

「ひゃんっ‼︎」

 そんな声が漏れた。もうダメだ、お手上げである。

「あぁ、リィン!ごめん僕の可愛いひと、約束をしてしまった僕を許してくれ、可愛いひと」

 頭の上の視界の中、逆さまにコーディの顔が見える。

「僕もどうかしていると思うけど、君がいつまでも僕を許してくれないから、こんな約束に乗ってしまったんだ。」

 殿下は壊れかけると口数が増える。

「ねぇ、僕の可愛いひと」

 くしゃりと壊れた笑みを浮かべる。

「アルトに抱かれて、元気な赤ちゃんを産んでちょうだい?」

「こぅりぃ…あとれ、おぉえて…およぉ……」

 振り上げようとした腕は少しだけ持ち上がったが、力尽きてベッドにぽすんと落ちた。
 足元の方が沈み、アルトがベッドに登って来たのが分かる。ああ、くそ!意識が霞んでくる。

「なんだか、悪い事をしているみたいだな、俺」

 言っていることと、やっている事は裏腹にアルトはボタンに手をかける。

「抵抗もできない幼気な少女を犯すような、そんな気持ちだ」

 私の上衣のボタンが外れて行く。2つ、3つ…。

「いや、それよりイイよ!何せいつも冷たいお空につーんと1人で浮いているお月さまが、落ちてきたんだからね」

 月は落ちやしない。相変わらず俗な事を言う!つまらん、やり直しだ。

「嫌がって暴れて、油断したら寝首を掻かれそうな猛獣が、罠に嵌ってこの通りなんだから!」

 全てボタンを外され、上衣がベッドの下に捨てられる。インナーをベロリとめくられると、胸の先端がすれて

「っあんっ‼︎」

 声が上がる。ああ、霧が深くなる。意思で押さえている熱が暴れ出す。

「ねぇ?ここ、気持ち良いの?最近寝てないんでしょ?コーディにもお預けさせてるんでしょ?」

 きゅっとつまみ上げられて、びくんと背をそらす。

「ひぅんっ‼︎い、いらぃ…!」

「あはっやっぱりイイんだ!」

「あぅとぉ…!やめぇ……」

「おー怖い怖い♡」

 アルトの手が腰のベルトにかかる。

「やら、やめれぇ…!」

「嫌ならもっとちゃんと嫌がってよ!本当は欲しいんだよね、体は正直だもんね。うは、ガッチガチじゃん!」

 ずるりと下肢の衣服を全て剥ぎ取られる。寒さで不安感があるかと思ったが、高まる熱のせいで、それほどでもなかった。

「ねぇ、嫌がるココにさぁ、無理矢理ぶち込んでも良いかな?って思ったんだけどね?でも処女じゃないでしょう?」

 するりと穴を撫でられる。それだけで体は跳ねた。何せ知っているのだ、あの痛みを。

「やらぁ、あぅとぉ…やらよぉ!」

 正常な意識が侵食され、境目が分からなくなる。私は、私は…?

「傷ついちゃった時用のポーションとかもあるんだよね。ソランジェはどこを目指してるんだろ?まあ、今回は要らないかなぁ?」

「いらい、やらぁ…」

 思い出して涙がこぼれる。本格的にタガが外れて来た…あれ?何か我慢する必要ってあったっけ?

「痛くしないから、泣かないで。じゃあ先にこっちにしようね」

「なに、しょれ…」

「痛くないように、お口の緊張をほぐしてくれるお水なんだって。ちょっと冷たいけど、我慢してねー?」

「ひ、ひぅ…っ!」

 冷たさに声が上がる。心配そうに頭を撫でてくれるコーディと目があった。

「こぅりぃ…こあい…、あぅと、なにして、う?」

「大丈夫、痛くないようにしてるだけ…だから…」

「しょう…なの…?ひゃんっ!」

 中に指が入ってくる。ぐちゅり、と音を立てながら侵入してくる長い中指に声が上がる。

「あ、あ、あ…!や、やら…」

「やじゃないでしょ?あっという間に飲み込んじゃって、可愛い穴だなぁ」

 ぐちゅぐちゅとかき回す音が嫌に響く。ああ、どうしよう。散々熱が回った中を擦られるのが

「きもちいいよぉ……」

 指が一瞬止まって、アルトのびっくりした顔が見えた。なにかおかしなことを言ったかな…?そんなことないよね?

「あは、あはは…月が堕ちた!」

 少し寂しげにしてから、さも愉快そうに笑う。嬉しいのか悲しいのか良く分からない顔だ。
 別の瓶を取り出して、栓を抜く。何も言わずに後孔の中に注ぎ込んだ。ああ、知っている、そのオレンジのやつ…。
 トロリと粘性を持った液体は、すぐに粘膜から吸収されるらしい。じわじわと体に染み込む感じがしたあと、中で何かがぱちっと弾けたような感覚があった。
 ソレルが知ったなら

「それが、ソランジェミラクルマジックなのだな?」

 と、言うやつだ。

「そりぇ、あかちゃん、できちゃうやちゅ…らめ、あぅとぉ、らめぇ…!」

「ダメじゃなくて、その為でしょう!」

 イヤイヤと首を振っても、大した抵抗にもならない。

「や、らめぇなのぉ、こぅりぃ、こぅりぃ!」

「待たせてもかわいそうだし、ヤっちゃうね!可愛い声を聞かせて」

 ぎゅっと先端を押し付けられると穴は素直に口を開いて、飲み込み始める。

「あっ!あっ、あっ…はひ、はひるぅ…どうひよ、きもひ、いいよぉ…」

 押し開かれるのが良い、狭い中をゆっくりと進みながら、自分では絶対に届かない触って欲しい場所まで埋め込まれて行く。

「ふふ…良いね、あったかくて。久しぶりなのに、気持ち良いのを知ってる」

「あふ…ふかいぃ…」

 内臓を押し上げる圧迫感に、はふっとため息がもれる。それでも頭の中がじんじんして、もっと欲しいとねだり始める。

「あぅと、して?」

 もう、何でも誰でも良い、ただ気持ち良くなりたかった。

「いっ、いっ!あんっ…あんっ!」

 焦れに焦れた体はすぐに快感を拾い集め、流された。
 
 






 
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