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*隣人は優しい男でした。
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だって自分の気持ちにだって気付かなかったくらいだし…
「陽向さんとアメリカ行きの話
どうすんだ?」
「うん…わかってる。
ちゃんと話す」
「それがいいな…」
アタシもアタシで
ちゃんと彼には言わないといけない。
せっかく待っていてくれてるのに…
ごめんなさい、陽向さん…
「七星…」
「んー?」
「ありがとうな…」
「何がよ?」
「俺こそずっと
お前に支えられてきた。
両親が死んだときも
七星に救われたんだ…」
「煌月…」
「だから今度は
俺が支える番だ」
「ん?」
「大きい手術…するんだろ?」
「え…どうしてそれを…」
「七星の両親が教えてくれた。
体の事も…」
知らない間に
お母さん達から聞いていたんだ…
煌月が言うように
先生から伝えられたのは
アタシの心臓は
自分で思っている以上に悪くて
すぐにでも手術が必要だという事。
術後のリハビリも含めて
時間が掛かるという事。
突然、衝撃の事実を突きつけられて
凍り付くほどの恐怖だった。
ううん、今でもまだ不安しかない。
「陽向さんとアメリカ行きの話
どうすんだ?」
「うん…わかってる。
ちゃんと話す」
「それがいいな…」
アタシもアタシで
ちゃんと彼には言わないといけない。
せっかく待っていてくれてるのに…
ごめんなさい、陽向さん…
「七星…」
「んー?」
「ありがとうな…」
「何がよ?」
「俺こそずっと
お前に支えられてきた。
両親が死んだときも
七星に救われたんだ…」
「煌月…」
「だから今度は
俺が支える番だ」
「ん?」
「大きい手術…するんだろ?」
「え…どうしてそれを…」
「七星の両親が教えてくれた。
体の事も…」
知らない間に
お母さん達から聞いていたんだ…
煌月が言うように
先生から伝えられたのは
アタシの心臓は
自分で思っている以上に悪くて
すぐにでも手術が必要だという事。
術後のリハビリも含めて
時間が掛かるという事。
突然、衝撃の事実を突きつけられて
凍り付くほどの恐怖だった。
ううん、今でもまだ不安しかない。
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