隣人はクールな同期でした。

氷萌

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*不安は度重なります。

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そして主治医の先生から聞かされた
アタシの今の状態について。


「心臓だけど…
あの事故のあとのが再発してるよ」

「え…?」

「しっかり精密検査をしないと
詳しくはなんとも言えない。
 ただ、今現在であまり良い状態じゃないから
 検査入院して様子を見たほうがいい」


え…待って?
再発…?
え…どういう事?


「先生…
 なんの話…です?」


いきなり突き付けられた現実に
アタシは自分の耳を疑った。

もう何年も経っているのに
再発って…心臓が良くない状態って…
先生の言ってる言葉に
状況が掴めない。


「いきなりの事でパニックになるだろうけど
あまり興奮しないで。
余計に心臓に負担が掛かるから」


そう言われても
そんな簡単に受け入れられるような話じゃない。


「ご両親には連絡してあるから
 揃ったらもう1度、今後の事を話し合おう」


頭の整理が追いつかないまま
いつの間にか話をは進んでいき
県外に住んでいる両親(アタシは引っ越して1人暮らしなので)が
煌月同様、真っ青な顔して病院に駆け付けた。

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