隣人はクールな同期でした。

氷萌

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*それぞれの変化。

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「じゃぁ結婚も受け入れるのか」

「え、えッ!?」


驚いて思わず2度聞き。


「へぇ。
 コレも事実か」

「まさかそれも勘とか言うんじゃ…」

「あの人から
 そんな踏み込んだ話は聞かねぇからな」


コイツ…『すでに知っていたぜ』的な言い方で
誘導尋問が自然すぎて怖いんすけど。


「それで?
 どうすんだよ」

「そんなのアンタに関係ないんだから
答えるワケないじゃん」


もうその手には騙されないって。


「…関係ねぇ…か」


なんだか急に萎らしくなったけど…
え、なに?
アタシなんかマズイ事でも言った?


「俺、部屋に戻るわ」

「え、でも今さっき来たばっかなのに?」

「眠くなった。」


まだ全然飲んでないのに、どうして急に?


「七星さぁ…」


何か文句ありげに
じーっと人の顔を睨む煌月。


「…なによ」


怒られるんすか?アタシ。


「…はぁ。
 まぁお前は気付かねぇわな」

「は?」

「なんでもねぇよ。
 飯、ごちそーさん。
 おやすみ」


そう勝手に完結させると
残った缶ビールの中身を一気飲みし
部屋を出ていってしまった。


・・・なんだったんだ?
 






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