隣人はクールな同期でした。

氷萌

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*それぞれの変化。

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そんなにサラっと言われると困る…。
しかも複雑…。
早乙女さんからマンションに戻る話を聞いたせいか
アタシのためっていうのを
妙に意識するし…


「あ、そうだ。
 俺の帰ってきた祝いに
 一杯付き合えよ」

「え?」

「どうせ暇だろ?」

「おい、暇って言うな」


あんな話をしたあとだって言うのに
コイツはいつも通りだなぁ。
気にしてないのか?
それともアタシが気にしすぎなのか?


「あ、でも俺の部屋
 今なにもないからお前の部屋な」

「え!?
 アタシの部屋!?」

「なんだよ、そんな驚いて」

「いぃぃぃぃや?
 べ、別に驚いてないけどッ」


驚くわ!
よりによって
どうしてこういう(いろんな意味で)悩んでるときに
アタシの部屋を選択するかなぁ。


「片付けが終わったら
 酒だけ持って行くから。
 なんか作っておけよ」


勝手に言うだけ言って
荷物を持ってバタンとドアを閉められた。


・・・・マジで?

部屋に来ると?
それも料理まで作れと?

こっちの気も知らないで
本当に煌月ってヤツは…


 
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