隣人はクールな同期でした。

氷萌

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*収束なはずです。

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「あれだけいつも一緒にいるんだから
 少しは彼女の気持ちを理解しなよ。
 鈍いにも程がある」

「おまッ」

「ちゃんと謝りな!
 マジで女を泣かすなんて
 男としてやっちゃダメっしょ」

「…わかってる。
 だけど
 アイツがした事は、やりすぎだ」


確かに世間一般だとそう考えるかもしんない。

他人から聞けば“たかがそれだけ”だろうけど
子供の頃からずっと本気で大好きな人が
目の前で他の女と2人きりで
ナニしてるかわからない状況を目の当たりにしたら
人によってはブチ切れて暴れだすか
大泣きしながら絶望に陥るか
突拍子もない事をしてしまうか…

そんなのわかんないよ?


「でも早乙女さんは…
 それぐらいアンタの事が好きなんだよ」


それは否定しちゃいけない。

その方向が
こうなってしまったんだと思う…たぶん。

って偉そうな事を言ったけれど
そもそも自分もまだ何も解決してない。


まだ引っ越しだって…


「そうだ…
 引っ越し…」


思い出して口にしたら
もちろん煌月も聞いていた。


 
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