171 / 396
*収束なはずです。
11
しおりを挟む
瞬間移動の如く
あっという間にソファに座らされていて
アタシは放心状態。
心拍数は別の意味で急上昇してくれてるし
いったい何が起きたんだ…?
「七星…お前
ちゃんと飯食ってんのか?」
「…え?」
「さっきも思ったけど…痩せたのか?
軽すぎだぞ。
俺の謹慎中にダイエットでもしてたのか?」
「なッ…」
女性に向かって遠慮もなく体重の事を聞くと!?
しかも“さっき”って…いつどこで思ったんだよッ
「もともと太ってたみたいな言い方しないでくれるかなぁ。
食欲なかっただけで
ダイエットなんかしなくても痩せるわ」
って思わず言ってしまってから
『おっと、マズイ事を口走った気が…』とまたも後悔。
「食欲なかったって…
まさか“あの一件”で食ってねぇのか!?」
ほら、そこ拾っちゃうんだよこの男は。
「…別にそれが原因ってワケじゃないけど…」
と、ボソボソっと呟いてみたモノの
そんなのを聞き入れるようなヤツじゃない。
「食ってねぇ上に大量飲酒したのか?」
この様子だと…
また怒られるな。
それもガミガミ来るヤツだ。
あっという間にソファに座らされていて
アタシは放心状態。
心拍数は別の意味で急上昇してくれてるし
いったい何が起きたんだ…?
「七星…お前
ちゃんと飯食ってんのか?」
「…え?」
「さっきも思ったけど…痩せたのか?
軽すぎだぞ。
俺の謹慎中にダイエットでもしてたのか?」
「なッ…」
女性に向かって遠慮もなく体重の事を聞くと!?
しかも“さっき”って…いつどこで思ったんだよッ
「もともと太ってたみたいな言い方しないでくれるかなぁ。
食欲なかっただけで
ダイエットなんかしなくても痩せるわ」
って思わず言ってしまってから
『おっと、マズイ事を口走った気が…』とまたも後悔。
「食欲なかったって…
まさか“あの一件”で食ってねぇのか!?」
ほら、そこ拾っちゃうんだよこの男は。
「…別にそれが原因ってワケじゃないけど…」
と、ボソボソっと呟いてみたモノの
そんなのを聞き入れるようなヤツじゃない。
「食ってねぇ上に大量飲酒したのか?」
この様子だと…
また怒られるな。
それもガミガミ来るヤツだ。
0
お気に入りに追加
77
あなたにおすすめの小説
誘惑の延長線上、君を囲う。
桜井 響華
恋愛
私と貴方の間には
"恋"も"愛"も存在しない。
高校の同級生が上司となって
私の前に現れただけの話。
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
Иatural+ 企画開発部部長
日下部 郁弥(30)
×
転職したてのエリアマネージャー
佐藤 琴葉(30)
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
偶然にもバーカウンターで泥酔寸前の
貴方を見つけて…
高校時代の面影がない私は…
弱っていそうな貴方を誘惑した。
:
:
♡o。+..:*
:
「本当は大好きだった……」
───そんな気持ちを隠したままに
欲に溺れ、お互いの隙間を埋める。
【誘惑の延長線上、君を囲う。】
純真~こじらせ初恋の攻略法~
伊吹美香
恋愛
あの頃の私は、この恋が永遠に続くと信じていた。
未成熟な私の初恋は、愛に変わる前に終わりを告げてしまった。
この心に沁みついているあなたの姿は、時がたてば消えていくものだと思っていたのに。
いつまでも消えてくれないあなたの残像を、私は必死でかき消そうとしている。
それなのに。
どうして今さら再会してしまったのだろう。
どうしてまた、あなたはこんなに私の心に入り込んでくるのだろう。
幼いころに止まったままの純愛が、今また動き出す……。
甘い失恋
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
私は今日、2年間務めた派遣先の会社の契約を終えた。
重い荷物を抱えエレベーターを待っていたら、上司の梅原課長が持ってくれた。
ふたりっきりのエレベター、彼の後ろ姿を見ながらふと思う。
ああ、私は――。
元カノと復縁する方法
なとみ
恋愛
「別れよっか」
同棲して1年ちょっとの榛名旭(はるな あさひ)に、ある日別れを告げられた無自覚男の瀬戸口颯(せとぐち そう)。
会社の同僚でもある二人の付き合いは、突然終わりを迎える。
自分の気持ちを振り返りながら、復縁に向けて頑張るお話。
表紙はまるぶち銀河様からの頂き物です。素敵です!
○と□~丸い課長と四角い私~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
佐々鳴海。
会社員。
職場の上司、蔵田課長とは犬猿の仲。
水と油。
まあ、そんな感じ。
けれどそんな私たちには秘密があるのです……。
******
6話完結。
毎日21時更新。
私の心の薬箱~痛む胸を治してくれたのは、鬼畜上司のわかりづらい溺愛でした~
景華
恋愛
顔いっぱいの眼鏡をかけ、地味で自身のない水無瀬海月(みなせみつき)は、部署内でも浮いた存在だった。
そんな中初めてできた彼氏──村上優悟(むらかみゆうご)に、海月は束の間の幸せを感じるも、それは罰ゲームで告白したという残酷なもの。
真実を知り絶望する海月を叱咤激励し支えたのは、部署の鬼主任、和泉雪兎(いずみゆきと)だった。
彼に支えられながら、海月は自分の人生を大切に、自分を変えていこうと決意する。
自己肯定感が低いけれど芯の強い海月と、わかりづらい溺愛で彼女をずっと支えてきた雪兎。
じれながらも二人の恋が動き出す──。
濃厚接触、したい
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
とうとう我が社でもテレワークがはじまったのはいいんだけど。
いつも無表情、きっと表情筋を前世に忘れてきた課長が。
課長がー!!
このギャップ萌え、どうしてくれよう……?
******
2020/04/30 公開
******
表紙画像 Photo by Henry & Co. on Unsplash
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる