隣人はクールな同期でした。

氷萌

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*収束なはずです。

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「…ふぅ。
 やっと終わったぁ~」


パソコンから目を離し大きく伸びをしながら
物凄い脱力感。

なんとか四苦八苦しながらも
ファッション雑誌を終わらせる事が出来た。けども。
今回は結構メンタル的にハードだったな…


苦手な分野を担当する事になり
不覚にもアイツにドキっとしてしまうし
そして早乙女さんには怒りを買い
会社も巻き込んで大事になって
ついでに悪い噂が大きく広まり
誰も手伝ってはもらえないという支障も出てしまった。


「さすがにキツかったぁ…」


気にしないようにはしていたつもりでも
聞こえてくる噂は耳に入ってくるし
嫌われる事は誰だってイヤだ。


「今日は飲んで帰るかな」


金曜日の夜だし
めちゃくちゃ酔ってやろうかな。
ヤケ酒ってヤツを。
まだ全然食欲は戻らないけど
今日は飲めそうな気がするんだよね。

煌月はいないけど…
まぁ、いっか。


「セツナ~」


もうこうやって彼が登場してきても
なんら驚かないし溜め息も出ないくらい
当たり前みたいになってしまった。

 
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