70 / 396
*わだかまり
10
しおりを挟む
「心臓って…
どういう事だ?セツナ…」
「えっと…」
まぁそうなるわな。
言っちゃった当人は涼しい顔してるけど
こっちは熱とは別の汗が凄いんすけど!
マジで
“口留め”じゃなくて
“口封じ”にしておけば良かったな。
殺・煌月。
「陽向さんが転勤になったすぐあとに
七星、交通事故に遭ったんです」
「煌月ッ」
「意識が戻らなくて
しばらく集中治療室にいたんですが
幸いにも脳には異常がなく
でも心臓に損傷を負ってしまったので
今も後遺症で苦しい思いをしているんです」
やめる気ゼロどころか
全部言い切ったよコイツ!
何を血迷った!?
「俺の知らないところで
そんな事があったのか…?」
「え、えぇ…まぁ」
もうこれだけ全部話しちゃったら
MAX心配・不安げなこの人に
誤魔化せません。
嘘を付けません。
「確かに煌月の仰る通りです」
正直に話さざるを得ない。
「事故に遭った時の記憶は正直ないよ。
意識が戻った時は病院だったし。
心臓に関しても話は聞いるけど
特に日常生活に支障はないから気にしてない」
どういう事だ?セツナ…」
「えっと…」
まぁそうなるわな。
言っちゃった当人は涼しい顔してるけど
こっちは熱とは別の汗が凄いんすけど!
マジで
“口留め”じゃなくて
“口封じ”にしておけば良かったな。
殺・煌月。
「陽向さんが転勤になったすぐあとに
七星、交通事故に遭ったんです」
「煌月ッ」
「意識が戻らなくて
しばらく集中治療室にいたんですが
幸いにも脳には異常がなく
でも心臓に損傷を負ってしまったので
今も後遺症で苦しい思いをしているんです」
やめる気ゼロどころか
全部言い切ったよコイツ!
何を血迷った!?
「俺の知らないところで
そんな事があったのか…?」
「え、えぇ…まぁ」
もうこれだけ全部話しちゃったら
MAX心配・不安げなこの人に
誤魔化せません。
嘘を付けません。
「確かに煌月の仰る通りです」
正直に話さざるを得ない。
「事故に遭った時の記憶は正直ないよ。
意識が戻った時は病院だったし。
心臓に関しても話は聞いるけど
特に日常生活に支障はないから気にしてない」
0
お気に入りに追加
73
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる