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フリーズ中
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鏡くんは
充実感をかみしめるように
大きく両手を開いて
深呼吸した
「祐貴
一つ解けたね~
僕は嬉しいよ
祐貴の顔がこんなに晴れて見える」鏡くん
俺、晴れてるか?
ま、いっか
文の事
一つ終えたような充実感はあるし
「祐貴
もう一つ
聞く?」鏡くん
そっか
まだ今から悩むことがもう一つあったんだ
忘れてた
その話って
どんなものなんだろう?
さっきみたいに
苦しい話なのかな?
「そうだね
苦しいか
そうでないかは
祐貴のとらえ方次第になるのだけど
一応、悩みだからね
簡単なものではないと思うよ」鏡くん
俺は
胸に手を当てて冷静に考える
知るべきか?
知らないべきか?
「・・・もう話していい?
祐貴
悩みすぎ!!
悩むの好きなの?」鏡くん
鏡くんはおちゃらけた笑顔でこちらを見る
「好きじゃないけど
普通、悩むよ
考えるよ」祐貴
「そっか
人間は
考える生き物だからね
知恵こそが武器
それだけで
食物連鎖のトップに君臨しているんだからね
考えなくなってしまったら
せっかくの武器が
もったいないもんね~」鏡くん
真面目な話してるのか?
常にふざけているから
どこかで落ちを待ってしまう
「おいおい、そんなもん期待するなよ!!
僕はコメディアンじゃないんだから
それより
どうするの?」鏡くん
俺は彼の顔を見つめ
しばらく考えて
「聞く」祐貴
決めた
「良いんだね
祐貴」鏡くん
頷く
「本当に
良いんだね」鏡くん
「早く言えよ!!」祐貴
俺が、そう言うと
鏡くんはにこりと笑って
また
大学ノートを手に持った
ペラペラペラペラッ
ノートをめくる音
俺はその様子を
しかめた顔で見る
鏡くんは
また
真剣な表情で
「祐貴
好きな子ができるよ」神様
えっ?
なんだ拍子抜け
好きな子ができるって
別に悪い事じゃないじゃん!!
文の事がヘビーだったから
どうしても最悪の状況を考えてしまっていたけど
そんな事ではない
気持ちが楽になった
「祐貴
嬉しそうだね」鏡くん
鏡くんはこちらを見る
「嬉しいよ
そんな事なら
もっと苦しい感じ
想像してたから」祐貴
「新しい恋に向けて
祐貴
もしかして
ときめいちゃったりしてる?」鏡くん
鏡くんはニコニコしてこちらをじっくり見る
俺はにやけ顔で
「そりゃ
ちょっとは・・・ねぇ」祐貴
すると鏡くんは険しい表情になって
「普通ならね~
良い悩みかもしれないけど
これはね・・・むずいよ
祐貴」鏡くん
俺はその言葉で
真剣な顔になる
「相手の名前聞く?」鏡くん
俺は頷くと
鏡くんは立ち上がって
一呼吸
スーッと息を吐くと
その名前を言った
「真奈美」鏡くん
その言葉に
俺はフリーズした
充実感をかみしめるように
大きく両手を開いて
深呼吸した
「祐貴
一つ解けたね~
僕は嬉しいよ
祐貴の顔がこんなに晴れて見える」鏡くん
俺、晴れてるか?
ま、いっか
文の事
一つ終えたような充実感はあるし
「祐貴
もう一つ
聞く?」鏡くん
そっか
まだ今から悩むことがもう一つあったんだ
忘れてた
その話って
どんなものなんだろう?
さっきみたいに
苦しい話なのかな?
「そうだね
苦しいか
そうでないかは
祐貴のとらえ方次第になるのだけど
一応、悩みだからね
簡単なものではないと思うよ」鏡くん
俺は
胸に手を当てて冷静に考える
知るべきか?
知らないべきか?
「・・・もう話していい?
祐貴
悩みすぎ!!
悩むの好きなの?」鏡くん
鏡くんはおちゃらけた笑顔でこちらを見る
「好きじゃないけど
普通、悩むよ
考えるよ」祐貴
「そっか
人間は
考える生き物だからね
知恵こそが武器
それだけで
食物連鎖のトップに君臨しているんだからね
考えなくなってしまったら
せっかくの武器が
もったいないもんね~」鏡くん
真面目な話してるのか?
常にふざけているから
どこかで落ちを待ってしまう
「おいおい、そんなもん期待するなよ!!
僕はコメディアンじゃないんだから
それより
どうするの?」鏡くん
俺は彼の顔を見つめ
しばらく考えて
「聞く」祐貴
決めた
「良いんだね
祐貴」鏡くん
頷く
「本当に
良いんだね」鏡くん
「早く言えよ!!」祐貴
俺が、そう言うと
鏡くんはにこりと笑って
また
大学ノートを手に持った
ペラペラペラペラッ
ノートをめくる音
俺はその様子を
しかめた顔で見る
鏡くんは
また
真剣な表情で
「祐貴
好きな子ができるよ」神様
えっ?
なんだ拍子抜け
好きな子ができるって
別に悪い事じゃないじゃん!!
文の事がヘビーだったから
どうしても最悪の状況を考えてしまっていたけど
そんな事ではない
気持ちが楽になった
「祐貴
嬉しそうだね」鏡くん
鏡くんはこちらを見る
「嬉しいよ
そんな事なら
もっと苦しい感じ
想像してたから」祐貴
「新しい恋に向けて
祐貴
もしかして
ときめいちゃったりしてる?」鏡くん
鏡くんはニコニコしてこちらをじっくり見る
俺はにやけ顔で
「そりゃ
ちょっとは・・・ねぇ」祐貴
すると鏡くんは険しい表情になって
「普通ならね~
良い悩みかもしれないけど
これはね・・・むずいよ
祐貴」鏡くん
俺はその言葉で
真剣な顔になる
「相手の名前聞く?」鏡くん
俺は頷くと
鏡くんは立ち上がって
一呼吸
スーッと息を吐くと
その名前を言った
「真奈美」鏡くん
その言葉に
俺はフリーズした
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