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一章【憧れ】
3 読んだことある?
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しんとした部屋で宮城さんに腕を掴まれて一瞬時が止まった気がした。
「その続き、もっと過激だからやめといたら?」
パッと腕を解放されて、スケッチブックを取り上げられる。
「それって、、モデルがいて書いてるんですか?」
「気になる?」
「そりゃ。、、だって、、」
ヌードはともかくとして、男が自慰行為をしているところを見ていると言う事なんじゃ、、
「まぁ、ちゃんとモデルがいるよ。、、蒼くんさ、BL読んだことある?」
スケッチブックを無造作にデスクに置きながら、彼は少しだけ投げやりに聞いてきた。
「あ、いや。ーすみません。人気のタイトルの作者の名前を知っているくらいで、、」
正直読もうと思った事がない。男同士の恋愛ものなんて、そういうのが好きな女性が読むものだろ?書店で買って行くのも注文が入るのも女性客ばかりだ。あとは週末にやってくる、この目の前の男くらいだ。
「俺と友だちになりたいって言ったけど、俺がどんなの書いてるかわかってから言った方が良いよ。俺にとっては仕事だけど、生理的に受け付けない人も多いし。」
リビングに戻って宮城さんがまた少し突き放す言い方をする。
やっぱりこの人は他人に距離を詰められるのを良しとしない人だと思う。
俺が年下だからそうなのか、それとも正体を知って好奇心丸出しで近づいたせいなのか、、とにかく宮城さんは俺と自分に明確に線引きしているような気がしてそれが少しだけ悔しい。
結局このあと宮城さんとは当たり障りのないやり取りをして過ごして、少し気まずいまま帰路についた俺は次の日には九条ゆいの“期限付きの恋”を全部買った。
中学生の頃から好きだった同性の友だちに、これが会う最後と勇気を出して卒業式に告白したものの、高校が同じだったという失態?をおかした主人公が、相手に彼女が出来るまでという期限付きで秘密の恋人にしてもらう話だ。
高校生らしく大胆なのに繊細で、性への好奇心も旺盛で、好きな人の言動に一喜一憂したり恋愛対象の性別におおいに悩む姿が綺麗なイラストで描かれている。
全10巻のそのコミックをまとめて買った俺は数日かけてそれを読んだ。
しかし、、なんて言うか、ラブシーンだらけだ、、。しかもかなり過激な描写で男同士のキスやセックスが存分に描かれていて、、これをあの宮城さんが描いているのかと思うと妙な気分になりそうだった。
ページをめくりながら宮城さんのデッサンを思い出す。本当に目の前で自慰する男を見ながらデッサンしたんだろうか?
本では主人公が恋人の股間に顔を埋めてモノを口に含みながら、自分の硬くなったモノを自分で扱く。先端をちゅぷと含まれて恋人は快感に喘ぐ。
あ、やばい、、男同士の絡みに下半身が反応しそうだ、、
それにしても世の中の女の人って、こんなエロいの読んでたんだ、、
本当にコレ、宮城さんが描いてんだよな、、あの人も描きながら勃っちゃったりするんかな、、
そんなことを考えていたら、漫画の中の口でされてる恋人の顔が宮城さんの綺麗な顔と重なった。
口でされて眉を寄せる宮城さんを想像してしまって、心の中で「おいおいおいおい」と自分に突っ込んでみるものの手が自然と股間に伸びていた。
「うっわ、、やば」
なんで宮城さんで脳内再生して勃ててんだよ、俺。
いや、この漫画のエロさのせいなのはわかってるんだけど、宮城さんももしかしてこんなふうに?とか考えたら結構刺激的だったり、、
「っは、あ、、」
誤魔化しようのないほど硬く勃ったものを解放して右手で扱く。
どうしても漫画のイラストを宮城さんに変換してしまうけれど、自分の想像は自分だけのものだ。かすかな罪悪感には目を瞑ろう。
静かな家の自室でページをめくりながら、自分が口でされている想像と、宮城さんが感じている顔をどちらも想像しながら俺は自慰に耽った。
「うぁ、、いきそ、、」
自分の快感のためだけに右手で扱きあげ、急速に吐き出したい欲望が高まるのを感じながら目は漫画のストーリーを追う。
“はっ、、も、出る、、っっ!”
漫画の中の男が天井を仰いで恋人の口の中で達するのと同時に
「あ、、いく、、宮城さ、、」
口走ってハッと我に返った瞬間に、強烈な快感と共に勢いよく放ってしまった。
口を突いて出た彼の名前に、結局宮城さんでヌいてしまった事に焦ったが、それもこれもあの人がこんなエロいものを描いているという驚きのせいだ。
別に自分と宮城さんがこうなっている事を想像していったんじゃない。
BLを読んだ事があるのかと言われたからって、宮城さんの作品を読むんじゃ無かったな、、だから余計な想像をしてしまった。全く見知らぬ人だったらもう少し冷めた目線で見れたと思うのに。
けど、俺はそのあと数日間、男同士の絡みで何度もヌいた。そして結果的に宮城さんの書いた漫画はエロいだけじゃなくストーリーも面白かった。
思春期の高校生の話は自分にとってリアルで感情移入も出来た。その辺の繊細さは宮城さんが高校時代から描いていた作品だからなんだろう。
もしかして、宮城さんの恋愛対象は男なんじゃないかとさえ思う。
さすがに次会う時気まずいな、、
しかし俺の心配をよそに、次の週末珍しく店に宮城さんは現れないまま週が明けた。
「どうした?龍之介」
ハチが俺の伏せった机の前の席に座りながら俺を覗き込む。
「んー?」
「珍しく元気ないんじゃない?」
「いや、別に。」
「何かあったんじゃないの?学校の事?それともバイト?」
終わったばかりの物理の授業道具をノロノロとしまいながら、ハチの差し出すお菓子を口に放り込む。
「別に悩んでも何でもないんだけどさ、大学生の知り合いが出来たんだよ」
「お!?なになに?年上の女の人!?」
目を輝かせて聞いてくるハチ。
「ばーか、普通に男だよ。店の常連で、ちょっと仲良くなったんだけど、なんかイマイチ距離をとられてる気がすんだよなー。」
「なんだ男か。大学生から見たらたぶん高校生なんてガキじゃん?」
「やっぱそうだよなぁ。俺は普通の友だちくらいになりたいんだけどなぁ」
その時廊下からクラスの女子に呼ばれた。
「蒼くーん、ちょっといい?」
「なにー?」
返事をしながら立ち上がる俺に、ハチが「お、女子から呼び出し!」とニヤケて送り出す。
「あの、私ずっと蒼先輩の事好きでした。蒼先輩、付き合ってる人とか好きな人いますか?」
目の前で、目のくりっとした背の小さな女の子がおずおずと聞いている。
うわ、まさかのマジの告白だ!しかも可愛い。
「いや、彼女も好きな人もいないけど、、」
「じゃあ!よかったら私と付き合ってもらえませんか?」
「あー、、気持ちはすごい嬉しい!ありがとう。、、でも俺キミのこと全然知らないんだよね、、」
「知らないとやっぱりダメですか?」
上目遣いに見られて少したじろぐ。
「ダメっていうか、嫌じゃないの?だって初対面のキミのことを俺は何とも思ってないワケで、それでいきなり付き合うってなったら、、」
「むしろ嬉しいです!!付き合いながら私のこと知っていってもらえたら良いです。まずはそのチャンスとして彼女にして欲しくて、、お願いします!」
肩までの髪をサラサラと揺らしながらペコリと頭を下げる2年生のこの子を見ていて、告白してくれたことに正直だいぶ嬉しかったし、先日瑞樹が“彼女が出来ればハチと桃ちゃんも安心するかも”と言っていたのを思い出した。
「う、、ん、じゃあ、俺でよければ。」
「ほんとですか!!??ありがとうございます!!嬉しいです!」
こうして高校に入って二人目になる彼女が出来た。
これでハチと桃ちゃんは安心するだろうか?
「ところで俺のこと何で知ってるの?委員会とか一緒だった?」
「先輩去年の体育祭でリレーのアンカー走ってましたよね?その時に初めて先輩のこと知りました。」
「ああ!リレーね。そういえばアンカー走ったね俺。そっか、そんなに前からありがとうね。」
渡辺音羽と名乗った出来たてほやほやの彼女は2年生だった。
背が小さくて目が大きい。ボブの髪の毛はストレートで少し日本人形のようだと思った。見た目よりも明るく活発そうな雰囲気で、話しやすさと笑顔に好感がもてた。
教室に戻るとハチにめちゃくちゃ祝福されて、瑞樹の言う通り確かにホッとしているようにも見えた。
まぁ、良かったよな。可愛い彼女が出来て、親友と元カノのカップルに気もつかわれなくなるし。
あ、そうだ。宮城さんに報告しよう。連絡先を交換してもらったものの、気まずい雰囲気で別れたきりこれと言って連絡する用事もなかったからちょうどいい。
俺は昼休みに宮城さんに連絡するのに携帯を触っていて、どうやらハチは俺が早速彼女と連絡取り合っていると勘違いしたらしく一人でニヤニヤしていたのだった。
「その続き、もっと過激だからやめといたら?」
パッと腕を解放されて、スケッチブックを取り上げられる。
「それって、、モデルがいて書いてるんですか?」
「気になる?」
「そりゃ。、、だって、、」
ヌードはともかくとして、男が自慰行為をしているところを見ていると言う事なんじゃ、、
「まぁ、ちゃんとモデルがいるよ。、、蒼くんさ、BL読んだことある?」
スケッチブックを無造作にデスクに置きながら、彼は少しだけ投げやりに聞いてきた。
「あ、いや。ーすみません。人気のタイトルの作者の名前を知っているくらいで、、」
正直読もうと思った事がない。男同士の恋愛ものなんて、そういうのが好きな女性が読むものだろ?書店で買って行くのも注文が入るのも女性客ばかりだ。あとは週末にやってくる、この目の前の男くらいだ。
「俺と友だちになりたいって言ったけど、俺がどんなの書いてるかわかってから言った方が良いよ。俺にとっては仕事だけど、生理的に受け付けない人も多いし。」
リビングに戻って宮城さんがまた少し突き放す言い方をする。
やっぱりこの人は他人に距離を詰められるのを良しとしない人だと思う。
俺が年下だからそうなのか、それとも正体を知って好奇心丸出しで近づいたせいなのか、、とにかく宮城さんは俺と自分に明確に線引きしているような気がしてそれが少しだけ悔しい。
結局このあと宮城さんとは当たり障りのないやり取りをして過ごして、少し気まずいまま帰路についた俺は次の日には九条ゆいの“期限付きの恋”を全部買った。
中学生の頃から好きだった同性の友だちに、これが会う最後と勇気を出して卒業式に告白したものの、高校が同じだったという失態?をおかした主人公が、相手に彼女が出来るまでという期限付きで秘密の恋人にしてもらう話だ。
高校生らしく大胆なのに繊細で、性への好奇心も旺盛で、好きな人の言動に一喜一憂したり恋愛対象の性別におおいに悩む姿が綺麗なイラストで描かれている。
全10巻のそのコミックをまとめて買った俺は数日かけてそれを読んだ。
しかし、、なんて言うか、ラブシーンだらけだ、、。しかもかなり過激な描写で男同士のキスやセックスが存分に描かれていて、、これをあの宮城さんが描いているのかと思うと妙な気分になりそうだった。
ページをめくりながら宮城さんのデッサンを思い出す。本当に目の前で自慰する男を見ながらデッサンしたんだろうか?
本では主人公が恋人の股間に顔を埋めてモノを口に含みながら、自分の硬くなったモノを自分で扱く。先端をちゅぷと含まれて恋人は快感に喘ぐ。
あ、やばい、、男同士の絡みに下半身が反応しそうだ、、
それにしても世の中の女の人って、こんなエロいの読んでたんだ、、
本当にコレ、宮城さんが描いてんだよな、、あの人も描きながら勃っちゃったりするんかな、、
そんなことを考えていたら、漫画の中の口でされてる恋人の顔が宮城さんの綺麗な顔と重なった。
口でされて眉を寄せる宮城さんを想像してしまって、心の中で「おいおいおいおい」と自分に突っ込んでみるものの手が自然と股間に伸びていた。
「うっわ、、やば」
なんで宮城さんで脳内再生して勃ててんだよ、俺。
いや、この漫画のエロさのせいなのはわかってるんだけど、宮城さんももしかしてこんなふうに?とか考えたら結構刺激的だったり、、
「っは、あ、、」
誤魔化しようのないほど硬く勃ったものを解放して右手で扱く。
どうしても漫画のイラストを宮城さんに変換してしまうけれど、自分の想像は自分だけのものだ。かすかな罪悪感には目を瞑ろう。
静かな家の自室でページをめくりながら、自分が口でされている想像と、宮城さんが感じている顔をどちらも想像しながら俺は自慰に耽った。
「うぁ、、いきそ、、」
自分の快感のためだけに右手で扱きあげ、急速に吐き出したい欲望が高まるのを感じながら目は漫画のストーリーを追う。
“はっ、、も、出る、、っっ!”
漫画の中の男が天井を仰いで恋人の口の中で達するのと同時に
「あ、、いく、、宮城さ、、」
口走ってハッと我に返った瞬間に、強烈な快感と共に勢いよく放ってしまった。
口を突いて出た彼の名前に、結局宮城さんでヌいてしまった事に焦ったが、それもこれもあの人がこんなエロいものを描いているという驚きのせいだ。
別に自分と宮城さんがこうなっている事を想像していったんじゃない。
BLを読んだ事があるのかと言われたからって、宮城さんの作品を読むんじゃ無かったな、、だから余計な想像をしてしまった。全く見知らぬ人だったらもう少し冷めた目線で見れたと思うのに。
けど、俺はそのあと数日間、男同士の絡みで何度もヌいた。そして結果的に宮城さんの書いた漫画はエロいだけじゃなくストーリーも面白かった。
思春期の高校生の話は自分にとってリアルで感情移入も出来た。その辺の繊細さは宮城さんが高校時代から描いていた作品だからなんだろう。
もしかして、宮城さんの恋愛対象は男なんじゃないかとさえ思う。
さすがに次会う時気まずいな、、
しかし俺の心配をよそに、次の週末珍しく店に宮城さんは現れないまま週が明けた。
「どうした?龍之介」
ハチが俺の伏せった机の前の席に座りながら俺を覗き込む。
「んー?」
「珍しく元気ないんじゃない?」
「いや、別に。」
「何かあったんじゃないの?学校の事?それともバイト?」
終わったばかりの物理の授業道具をノロノロとしまいながら、ハチの差し出すお菓子を口に放り込む。
「別に悩んでも何でもないんだけどさ、大学生の知り合いが出来たんだよ」
「お!?なになに?年上の女の人!?」
目を輝かせて聞いてくるハチ。
「ばーか、普通に男だよ。店の常連で、ちょっと仲良くなったんだけど、なんかイマイチ距離をとられてる気がすんだよなー。」
「なんだ男か。大学生から見たらたぶん高校生なんてガキじゃん?」
「やっぱそうだよなぁ。俺は普通の友だちくらいになりたいんだけどなぁ」
その時廊下からクラスの女子に呼ばれた。
「蒼くーん、ちょっといい?」
「なにー?」
返事をしながら立ち上がる俺に、ハチが「お、女子から呼び出し!」とニヤケて送り出す。
「あの、私ずっと蒼先輩の事好きでした。蒼先輩、付き合ってる人とか好きな人いますか?」
目の前で、目のくりっとした背の小さな女の子がおずおずと聞いている。
うわ、まさかのマジの告白だ!しかも可愛い。
「いや、彼女も好きな人もいないけど、、」
「じゃあ!よかったら私と付き合ってもらえませんか?」
「あー、、気持ちはすごい嬉しい!ありがとう。、、でも俺キミのこと全然知らないんだよね、、」
「知らないとやっぱりダメですか?」
上目遣いに見られて少したじろぐ。
「ダメっていうか、嫌じゃないの?だって初対面のキミのことを俺は何とも思ってないワケで、それでいきなり付き合うってなったら、、」
「むしろ嬉しいです!!付き合いながら私のこと知っていってもらえたら良いです。まずはそのチャンスとして彼女にして欲しくて、、お願いします!」
肩までの髪をサラサラと揺らしながらペコリと頭を下げる2年生のこの子を見ていて、告白してくれたことに正直だいぶ嬉しかったし、先日瑞樹が“彼女が出来ればハチと桃ちゃんも安心するかも”と言っていたのを思い出した。
「う、、ん、じゃあ、俺でよければ。」
「ほんとですか!!??ありがとうございます!!嬉しいです!」
こうして高校に入って二人目になる彼女が出来た。
これでハチと桃ちゃんは安心するだろうか?
「ところで俺のこと何で知ってるの?委員会とか一緒だった?」
「先輩去年の体育祭でリレーのアンカー走ってましたよね?その時に初めて先輩のこと知りました。」
「ああ!リレーね。そういえばアンカー走ったね俺。そっか、そんなに前からありがとうね。」
渡辺音羽と名乗った出来たてほやほやの彼女は2年生だった。
背が小さくて目が大きい。ボブの髪の毛はストレートで少し日本人形のようだと思った。見た目よりも明るく活発そうな雰囲気で、話しやすさと笑顔に好感がもてた。
教室に戻るとハチにめちゃくちゃ祝福されて、瑞樹の言う通り確かにホッとしているようにも見えた。
まぁ、良かったよな。可愛い彼女が出来て、親友と元カノのカップルに気もつかわれなくなるし。
あ、そうだ。宮城さんに報告しよう。連絡先を交換してもらったものの、気まずい雰囲気で別れたきりこれと言って連絡する用事もなかったからちょうどいい。
俺は昼休みに宮城さんに連絡するのに携帯を触っていて、どうやらハチは俺が早速彼女と連絡取り合っていると勘違いしたらしく一人でニヤニヤしていたのだった。
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