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anniversary
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今回もこれを読んでくれてる人の中には、私に対して「なんだかんだ言ってまだ生きとるやん」て思う者もいるかもしれない。
…その通りだ、…どう思われても否定は出来ない、…私自身もそう思っているから。
それにしても不思議だ、…絶望や孤独…虚無感を抱いているハズなのに…死ねない。
もしかすると妻が私の中に入って感情をコントロールしているのか?…「これからもアンタと共に同じ景色や食べ物を味わいたい」て言っているのか?
それとも、単に自殺する事を怖がってる臆病な自分が出てるのか?
…確かに、…直前でビビって結局なにもせずに帰ってきてしまった事が何度もある。
死に方も死に場所も決意も用意も全て整ってるハズなのに。
それなのに…直前でビビるとは…情けない事極まりない。
妻に対しての愛は本当にあるんかいっ!
…でも、確かな事が一つある。
毎日毎日シュミレーションとイメージトレーニングしてるからこそ、日が経つにつれて徐々にでも決意と覚悟が固まってきている。
「もう…いつ逝ってもいい」とか、「時期を決めてる」心に決めながら今日を生きている。
それともう一つ、…目に映る妻と一緒に居た私の年齢は42までだ。
だから、私だけそれ以上の年齢を重ねたくはないのだ。
来月で私は43になる…だからもう決めているのだ。
あと…願わくば、臆病な自分を出さないようにするか、目に映らない妻が私の心を自殺しないようにコントロールしないでほしいものだ。
ただ…また私は悩んでしまってる…、妻との記念日が7月28日なのだが、その日というのは私の誕生日の後なのだ。
今回の記念日で私達は22年目となる。
毎年…記念日は2人で祝ってたから、やはり今年も祝いたい気持ちもあれば…今年が初めて目に映らない妻と過ごす記念日になるから、…それは辛いなぁと思う自分もいる。
だからと言って、そんな事ばかり考えてこのまま何もしないでいると…この先もずっとこの地獄のような独りの生活が待っている。
「スピリチュアルの世界」や「あの世とこの世」等の本には、…現在の苦しい状況から逃れようと思い自殺をしても楽にはならない……それどころか、今抱えてる以上の苦しみを永遠に味わう事になる…と書かれていた。
もしそれが本当だとして…自殺した者が永遠の苦しみを味わう事になるとしても、…私が今味わってる苦しみとは大差ないと思える。
私の全てだった妻がこの目に映らない以上…この世も私にとっては地獄なのだ。
両方の世が地獄なら、…せめて…私だけがぬくぬくと生きてたくはない。
今も思っているからな、…私がこの世にいつまでも居る事は妻にとっての裏切りなのだと。
これまでも私は妻を裏切った事は一度もない、…だからこれからも裏切りたくはない。
それにたとえ…あの世で妻に会えなくても、…この世でも会えないのだから結果は同じだ。
だから、妻と私自身に言いたい。
お願いだから、「私が自殺しないように心をコントロールする」のと、「臆病風に吹かれないように」
この2つだけは心から願う。
…その通りだ、…どう思われても否定は出来ない、…私自身もそう思っているから。
それにしても不思議だ、…絶望や孤独…虚無感を抱いているハズなのに…死ねない。
もしかすると妻が私の中に入って感情をコントロールしているのか?…「これからもアンタと共に同じ景色や食べ物を味わいたい」て言っているのか?
それとも、単に自殺する事を怖がってる臆病な自分が出てるのか?
…確かに、…直前でビビって結局なにもせずに帰ってきてしまった事が何度もある。
死に方も死に場所も決意も用意も全て整ってるハズなのに。
それなのに…直前でビビるとは…情けない事極まりない。
妻に対しての愛は本当にあるんかいっ!
…でも、確かな事が一つある。
毎日毎日シュミレーションとイメージトレーニングしてるからこそ、日が経つにつれて徐々にでも決意と覚悟が固まってきている。
「もう…いつ逝ってもいい」とか、「時期を決めてる」心に決めながら今日を生きている。
それともう一つ、…目に映る妻と一緒に居た私の年齢は42までだ。
だから、私だけそれ以上の年齢を重ねたくはないのだ。
来月で私は43になる…だからもう決めているのだ。
あと…願わくば、臆病な自分を出さないようにするか、目に映らない妻が私の心を自殺しないようにコントロールしないでほしいものだ。
ただ…また私は悩んでしまってる…、妻との記念日が7月28日なのだが、その日というのは私の誕生日の後なのだ。
今回の記念日で私達は22年目となる。
毎年…記念日は2人で祝ってたから、やはり今年も祝いたい気持ちもあれば…今年が初めて目に映らない妻と過ごす記念日になるから、…それは辛いなぁと思う自分もいる。
だからと言って、そんな事ばかり考えてこのまま何もしないでいると…この先もずっとこの地獄のような独りの生活が待っている。
「スピリチュアルの世界」や「あの世とこの世」等の本には、…現在の苦しい状況から逃れようと思い自殺をしても楽にはならない……それどころか、今抱えてる以上の苦しみを永遠に味わう事になる…と書かれていた。
もしそれが本当だとして…自殺した者が永遠の苦しみを味わう事になるとしても、…私が今味わってる苦しみとは大差ないと思える。
私の全てだった妻がこの目に映らない以上…この世も私にとっては地獄なのだ。
両方の世が地獄なら、…せめて…私だけがぬくぬくと生きてたくはない。
今も思っているからな、…私がこの世にいつまでも居る事は妻にとっての裏切りなのだと。
これまでも私は妻を裏切った事は一度もない、…だからこれからも裏切りたくはない。
それにたとえ…あの世で妻に会えなくても、…この世でも会えないのだから結果は同じだ。
だから、妻と私自身に言いたい。
お願いだから、「私が自殺しないように心をコントロールする」のと、「臆病風に吹かれないように」
この2つだけは心から願う。
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