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22、本性①*
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激しい雨音が響いている。
「穢れた存在」
「穢れた存在」
「穢れた存在」
耳元で酷い言葉が囁かれる。
体中を無数の手が這いずり回る。
体を貫かれる。
そこから体の中をぐちゃぐちゃに掻き回される。
喉が枯れて悲鳴を上げることも出来ない。
謝っても懇願しても終わることのない地獄。
何度も何度も何度も何度も繰り返される。
そしてまた、貫かれる。
「っ……!」
悍ましい悪夢から逃げるようにして、楓は飛び起きた。
呼吸が激しく乱れている。
鼓動が早い。
(苦しい。苦しい。苦しい)
目を閉じて胸を押さえる。
冷たい汗が幾筋も頬や背中に伝い落ちる。
首に掛けているお守り代わりの指輪を、服の上から握り締める。
その時、楓は自分に近付いてくる気配を察した。
康介だと思った。
いつもそうしてくれているように、彼の温かくて力強い腕に包まれるのだと思った。
しかし──
「ああ、起きたね」
「えっ……?」
ぞっと背筋が凍った。
およそ康介とはかけ離れた、冷たく骨張った手の感触が背中から伝わってきたのだ。
思わず目を開ける。
「な……に……? ここは……」
開けた視界に映るのは、見たことのない部屋の光景だった。
狭い部屋にベッドとクローゼットがあるだけの、シンプルな空間だった。
自宅の寝室ではない場所に寝かされていたことを知って、楓は混乱する。
「何で……なにこれ……」
訳がわからず、とにかくその場から逃げようとする。
が、強い力で抱き竦められて、そのままベッドの上に体を押し付けられてしまう。
押し倒される形になり、楓は恐怖心で硬直した。
「せ、先生⁉︎」
自分の上に覆い被さる男を見て、楓は驚きの声を上げる。
中岡だった。
中岡の顔が眼前に迫っていたのだ。
その顔は学校で見ていた“気難しい顔の先生”ではない。
下卑た笑みを浮かべて楓を見る、ケダモノの姿だと思った。
「どこに行くんだ? 君の居場所はここなんだよ」
「な、何を言ってるんですか。それに、ここは一体?」
「ここは私の自宅アパートだ」
「先生のアパート? どうして?」
「言っただろう? 私は君を守りたいんだ。
君を悪い奴から守る為にはこうするしかなかったんだよ」
「え……」
訳がわからないまま、楓は記憶を手繰る。
放課後、いつものように視聴覚室で補習を受けていた。
しかし、体調が悪くなって途中で取やめになった。
その際、中岡に指摘されたのだ。
先の事件にて、自分が受けた本当の暴力のことを。
それで錯乱した挙句、気を失った。
(その間に先生の自宅アパートに運ばれていたってこと? でも何で?)
なぜ、こんな事になっているのか。
本当に訳がわからず楓はますます混乱した。
「ここなら安全だからね。君はこれからずっと私と一緒に居るんだよ」
「え? え?」
「君は何も考えなくて良い。私と二人で幸せに暮らすんだ」
「は?」
「この部屋から出ることは許さないよ。学校にも行かせない。
君はずっとここに居るんだ」
見たことのない顔でニタニタと笑う中岡に、楓は言いようの無い気持ち悪さを覚えた。
そんな中、彼の頬に中岡の手が添えられる。妙にねっとりとした感触だった。
「ああ、やっと手に入れた」
恍惚に満ちた顔で中岡が言う。
「君を初めて見た時から、こうなる日を夢見ていたんだよ。
でも、ずっと我慢していたんだ。私には教師という立場があったからね」
「じゃあ、何で今更……」
「昨日のことだ」
「え……」
「君があの大男に襲われているのを見た時にね、興奮したんだよ。この上なく」
「えっ?」
「あの男に組み敷かれ、
いいように弄ばれている君を想像したら興奮が収まらなくなった。
それと同時に腹が立った。あんな奴に奪われてなるものかってね。
だから決めたんだよ。何としてでも君を手に入れるって」
「そんな……」
「でもまさか、こんなに早くチャンスが訪れるとはねえ」
「先生が……そんなことを思ってたなんて……」
──色々と良くしてくれて、ありがたいと思っていたのに。
──見た目は気難しいけど、実際は良い先生なんだと思っていたのに。
──昨日だって、危ないところを助けてくれて感謝さえしていたのに。
中岡の本心を知って、楓はただただ悲しくなった。
「ああ、良いねえ。可愛い泣き顔だ。もっとよく見せてくれよ」
愉しそうに笑う中岡の思い通りになりたくなくて顔を背ける。
そんな事には構わず、中岡は楓の服に手を伸ばした。
制服のシャツが乱暴に破られて、外れたボタンが床に散らばる。
これから自分が何をされるのか察知して、楓は慌てて体を起こそうとした。
が、中岡にのし掛かられている状態では思うように動けない。
そんな中、中岡の手が突然ピタリと止まった。
険しい顔で、彼はある一点を睨み付ける。
「何だ、これは」
破られたシャツの下、晒された肌の上には、細い鎖が銀色に光っていた。
楓の首に掛けられていたネックレス……その先端にある指輪を見て、中岡は目に怒りを宿した。
「プラチナじゃないか。こんな高いものを、一体誰に貰ったんだ?」
「それは……」
「既に心に決めた相手でもいるのか? そいつに貰ったのか?」
「そ、それは……」
「そうか、父親だな」
「──!」
「あの男の君を見る目は異常だったからな」
「なっ……」
「私には分かるんだ。あいつは父親ヅラしたケダモノだ」
「康介さんを侮辱しないで下さい!」
中岡の言葉に、思わず楓は反論した。
珍しく目を吊り上げて怒りを顕にする。
が、その直後、逆上した中岡によって頬を打たれた。
そして中岡は指輪を掴み取り、力任せに鎖を引きちぎる。
「こんなもの、捨ててやる」
奪い取った指輪を睨みつけて憎々しげに呟く。
ベッドから降りて、すぐ側の窓を開けた。
途端に冷気が部屋の中に押し寄せる。
その時、中岡は背後からその腕を掴まれた。
「やめて! 返して下さい。その指輪だけは……!」
楓だった。
慌ててベッドから降りた楓が、指輪を取り返そうと必死になって中岡の腕に掴みかかっていたのだ。
その行為は中岡を酷く苛立たせた。
「黙れ!」
「ぎゃっ」
怒鳴ったかと思うと、中岡は腕に絡みつく楓を乱暴に振り払った。
更に、床に崩れ落ちた楓の腹に何発か蹴りを入れる。
「大人しくしてろ!」
「あぐっ……やめ……」
動かなくなった楓にもう一発蹴りを入れて、中岡は改めて窓の前に立つ。
そして、外に向かって手の中の指輪を放り投げた。
真っ暗な空の下に指輪が消えてゆく。
その様をただ見つめることしかできず、楓はボロボロと涙を流した。
心の拠り所を失った思いだった。
「さてと」
窓を閉めた中岡がゆらりと振り返る。
床に倒れていた楓を抱き上げて、再びベッドの上に横たえた。
「すまなかったね。痛かったろう?
でも、君が私の言う事を聞かないのが悪いんだよ」
先ほどとは打って変わって、怖いぐらいの猫撫で声だった。
楓の口元に滲んでいた血を手で拭い、その指をびちゃびちゃと舐め回す。
美味しそうに味わう中岡の顔は狂人のそれだった。
「君が従順な良い子だというのはよく知ってるからね。
私の言う事をちゃんと聞いてさえいれば、痛いことはしないからね」
愛おしむように両手で楓の顔を包む。
それから、胸へとその手を滑らせる。
途端に、それまで放心状態だった楓の目に正気が戻った。
「嫌だ、嫌だ! 離して……離して下さい!」
ありったけの力で抵抗した。
非力である為、中岡はものともしていなかったが、それでも楓はもがいた。
その際、勢い余ってベッドから転げ落ちた。
転げ落ちた先にあるクローゼットの扉に体をぶつけてしまう。
痛みで呻く楓だったが、次の瞬間、痛みなど吹き飛んだ。
「穢れた存在」
「穢れた存在」
「穢れた存在」
耳元で酷い言葉が囁かれる。
体中を無数の手が這いずり回る。
体を貫かれる。
そこから体の中をぐちゃぐちゃに掻き回される。
喉が枯れて悲鳴を上げることも出来ない。
謝っても懇願しても終わることのない地獄。
何度も何度も何度も何度も繰り返される。
そしてまた、貫かれる。
「っ……!」
悍ましい悪夢から逃げるようにして、楓は飛び起きた。
呼吸が激しく乱れている。
鼓動が早い。
(苦しい。苦しい。苦しい)
目を閉じて胸を押さえる。
冷たい汗が幾筋も頬や背中に伝い落ちる。
首に掛けているお守り代わりの指輪を、服の上から握り締める。
その時、楓は自分に近付いてくる気配を察した。
康介だと思った。
いつもそうしてくれているように、彼の温かくて力強い腕に包まれるのだと思った。
しかし──
「ああ、起きたね」
「えっ……?」
ぞっと背筋が凍った。
およそ康介とはかけ離れた、冷たく骨張った手の感触が背中から伝わってきたのだ。
思わず目を開ける。
「な……に……? ここは……」
開けた視界に映るのは、見たことのない部屋の光景だった。
狭い部屋にベッドとクローゼットがあるだけの、シンプルな空間だった。
自宅の寝室ではない場所に寝かされていたことを知って、楓は混乱する。
「何で……なにこれ……」
訳がわからず、とにかくその場から逃げようとする。
が、強い力で抱き竦められて、そのままベッドの上に体を押し付けられてしまう。
押し倒される形になり、楓は恐怖心で硬直した。
「せ、先生⁉︎」
自分の上に覆い被さる男を見て、楓は驚きの声を上げる。
中岡だった。
中岡の顔が眼前に迫っていたのだ。
その顔は学校で見ていた“気難しい顔の先生”ではない。
下卑た笑みを浮かべて楓を見る、ケダモノの姿だと思った。
「どこに行くんだ? 君の居場所はここなんだよ」
「な、何を言ってるんですか。それに、ここは一体?」
「ここは私の自宅アパートだ」
「先生のアパート? どうして?」
「言っただろう? 私は君を守りたいんだ。
君を悪い奴から守る為にはこうするしかなかったんだよ」
「え……」
訳がわからないまま、楓は記憶を手繰る。
放課後、いつものように視聴覚室で補習を受けていた。
しかし、体調が悪くなって途中で取やめになった。
その際、中岡に指摘されたのだ。
先の事件にて、自分が受けた本当の暴力のことを。
それで錯乱した挙句、気を失った。
(その間に先生の自宅アパートに運ばれていたってこと? でも何で?)
なぜ、こんな事になっているのか。
本当に訳がわからず楓はますます混乱した。
「ここなら安全だからね。君はこれからずっと私と一緒に居るんだよ」
「え? え?」
「君は何も考えなくて良い。私と二人で幸せに暮らすんだ」
「は?」
「この部屋から出ることは許さないよ。学校にも行かせない。
君はずっとここに居るんだ」
見たことのない顔でニタニタと笑う中岡に、楓は言いようの無い気持ち悪さを覚えた。
そんな中、彼の頬に中岡の手が添えられる。妙にねっとりとした感触だった。
「ああ、やっと手に入れた」
恍惚に満ちた顔で中岡が言う。
「君を初めて見た時から、こうなる日を夢見ていたんだよ。
でも、ずっと我慢していたんだ。私には教師という立場があったからね」
「じゃあ、何で今更……」
「昨日のことだ」
「え……」
「君があの大男に襲われているのを見た時にね、興奮したんだよ。この上なく」
「えっ?」
「あの男に組み敷かれ、
いいように弄ばれている君を想像したら興奮が収まらなくなった。
それと同時に腹が立った。あんな奴に奪われてなるものかってね。
だから決めたんだよ。何としてでも君を手に入れるって」
「そんな……」
「でもまさか、こんなに早くチャンスが訪れるとはねえ」
「先生が……そんなことを思ってたなんて……」
──色々と良くしてくれて、ありがたいと思っていたのに。
──見た目は気難しいけど、実際は良い先生なんだと思っていたのに。
──昨日だって、危ないところを助けてくれて感謝さえしていたのに。
中岡の本心を知って、楓はただただ悲しくなった。
「ああ、良いねえ。可愛い泣き顔だ。もっとよく見せてくれよ」
愉しそうに笑う中岡の思い通りになりたくなくて顔を背ける。
そんな事には構わず、中岡は楓の服に手を伸ばした。
制服のシャツが乱暴に破られて、外れたボタンが床に散らばる。
これから自分が何をされるのか察知して、楓は慌てて体を起こそうとした。
が、中岡にのし掛かられている状態では思うように動けない。
そんな中、中岡の手が突然ピタリと止まった。
険しい顔で、彼はある一点を睨み付ける。
「何だ、これは」
破られたシャツの下、晒された肌の上には、細い鎖が銀色に光っていた。
楓の首に掛けられていたネックレス……その先端にある指輪を見て、中岡は目に怒りを宿した。
「プラチナじゃないか。こんな高いものを、一体誰に貰ったんだ?」
「それは……」
「既に心に決めた相手でもいるのか? そいつに貰ったのか?」
「そ、それは……」
「そうか、父親だな」
「──!」
「あの男の君を見る目は異常だったからな」
「なっ……」
「私には分かるんだ。あいつは父親ヅラしたケダモノだ」
「康介さんを侮辱しないで下さい!」
中岡の言葉に、思わず楓は反論した。
珍しく目を吊り上げて怒りを顕にする。
が、その直後、逆上した中岡によって頬を打たれた。
そして中岡は指輪を掴み取り、力任せに鎖を引きちぎる。
「こんなもの、捨ててやる」
奪い取った指輪を睨みつけて憎々しげに呟く。
ベッドから降りて、すぐ側の窓を開けた。
途端に冷気が部屋の中に押し寄せる。
その時、中岡は背後からその腕を掴まれた。
「やめて! 返して下さい。その指輪だけは……!」
楓だった。
慌ててベッドから降りた楓が、指輪を取り返そうと必死になって中岡の腕に掴みかかっていたのだ。
その行為は中岡を酷く苛立たせた。
「黙れ!」
「ぎゃっ」
怒鳴ったかと思うと、中岡は腕に絡みつく楓を乱暴に振り払った。
更に、床に崩れ落ちた楓の腹に何発か蹴りを入れる。
「大人しくしてろ!」
「あぐっ……やめ……」
動かなくなった楓にもう一発蹴りを入れて、中岡は改めて窓の前に立つ。
そして、外に向かって手の中の指輪を放り投げた。
真っ暗な空の下に指輪が消えてゆく。
その様をただ見つめることしかできず、楓はボロボロと涙を流した。
心の拠り所を失った思いだった。
「さてと」
窓を閉めた中岡がゆらりと振り返る。
床に倒れていた楓を抱き上げて、再びベッドの上に横たえた。
「すまなかったね。痛かったろう?
でも、君が私の言う事を聞かないのが悪いんだよ」
先ほどとは打って変わって、怖いぐらいの猫撫で声だった。
楓の口元に滲んでいた血を手で拭い、その指をびちゃびちゃと舐め回す。
美味しそうに味わう中岡の顔は狂人のそれだった。
「君が従順な良い子だというのはよく知ってるからね。
私の言う事をちゃんと聞いてさえいれば、痛いことはしないからね」
愛おしむように両手で楓の顔を包む。
それから、胸へとその手を滑らせる。
途端に、それまで放心状態だった楓の目に正気が戻った。
「嫌だ、嫌だ! 離して……離して下さい!」
ありったけの力で抵抗した。
非力である為、中岡はものともしていなかったが、それでも楓はもがいた。
その際、勢い余ってベッドから転げ落ちた。
転げ落ちた先にあるクローゼットの扉に体をぶつけてしまう。
痛みで呻く楓だったが、次の瞬間、痛みなど吹き飛んだ。
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