【完結】あやかし無双伝~水龍王の精霊力をその身に宿す少年は白蛇の妖と言われ化け物扱いされるが、魔道学院ではなぜか美少女たちに追いかけられる~

 魔術に憧れる少年樹葵(ジュキ)は、特別な存在になりたいと王立魔道学院に入学する。しかし特別になるどころか落ちこぼれで、友達もできずいつも一人きり。
 魔道学院を抜け出した樹葵は、旅の途中で古代に滅びた水龍王の鱗と角を手に入れる。それらを自らの身に埋め込んだことで無限の魔力を得た(と彼が思ったものは神聖な最強の精霊力だったことがのちに判明する)。
 旅先で出会った美少女玲萌(レモ)から「樹葵と一緒に学びたいから、もう一度魔道学院に復学しよう」と誘われた樹葵は、いまの最強の自分が美少女と過ごす悠々自適の学園生活を夢見て復学する。
 伝説の水龍王の力を得たことで白蛇の妖(あやかし)のような姿に変わってしまった樹葵は当初、学院の学生たちから化け物扱いされるが、彼の強さによって危険から救われた学生たちは、次第にジュキを尊敬していくようになる。
 これは元ぼっちで陰キャの少年が最強の力を得て魔道学院に戻ったことで、周囲の人々から受け入れられ愛されて、美少女たちからは追いかけられ時には襲われかけ、ほのぼの青春ラブコメする物語である。
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