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111話 美味しい!?

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 ※外村さん視点

 外村:ファンクラブスタッフの若い女性
 鈴木:ファンクラブの代表、霊子様の次に偉い、女性

霊子様「憑依できるようになった、していい?」
外村「いいですよー」

 憑依された、そしてジュースを一口。

霊子様(外村)「ん~~~!!」

 私の意識ある、でも身体は動かせない。
 しばらくして霊子様は抜けた。
 何だかやけに疲れている気がする。

外村「……あの、ヘロヘロなので仮眠してきていいですか?」
鈴木「え?」
霊子「ごめん憑依に使わせて貰ったんだよ、休んできていいからね」
鈴木「ああそう――憑依!?」
霊子「できるようになってた」
鈴木「リハビリで苦戦している人とかに憑依するとか」
霊子「それが相手の活力をめちゃくちゃ吸っちゃうから、ほら外村さん顔青くなっちゃった」
鈴木「早退していいよ!? 給料には響かないから!!」


 ~その頃世間のでは~

『サングラスが今なら半額!!』
『これぞまさにお気に入り!!』
『ダーク・ブラウン? アナタの色が揃っています』

『大量にアカウント乗っ取りされとるーーーー!!』

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