イシュラヴァール放浪記

道化の桃

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第一章 砂漠編

3 市場

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「聞いたか?砂漠で兵士が処刑されたって話」
「ああ、なんでも歯を全部抜かれて、生き埋めにされたとか」
 午後三時。四角く組んだ酒場のテントでは口開けの客が早速、血生臭い噂話を始めた。
 この地域の市場は日が傾きかけてから本格的に賑わう。暑さが和らぎ、涼しい風が吹き始めると、にわかに人の動きが活発になる。
 行商人たちは夕刻から夜にかけて露天を広げ、料理屋や酒場が旅人をもてなす。商店では客と卸業者がひっきりなしに出入りして様々な取引が行われ、宿屋や娼館では女達が客を呼び込む。
 喧騒は夜通し続き、明け方少しの休息を取って、旅人たちはまた旅立っていく。太陽が地表を温め始める頃、ようやく市場は短い眠りに就く。
 その市場の一角にある酒場に、旅人たちがちらほらと集まり始めていた。
「それがな、二人いたらしいぜ」
「本当か?もうひとりも、やっぱり生き埋めに?」
「いや」
 男は声を潜める。
「なんでも摩羅まらを斬り落とした後な……」
「ひぃっ……」
「まだ続きがあるんだよ。木馬に縛りつけて、馬に犯させたそうだ」
「う、馬に!?」
「ああ、しかもたっぷり淫薬を嗅がせていたから、男が死ぬまで突きまくったらしい」
「……ひ……ひでぇ……」
 言葉とは裏腹に、二人は下品な笑みを浮かべている。
「で、一体どこのお大尽だ?そんなむごたらしいことをしたのは」
「ジャヤトリア辺境伯だと」
「ああ……」
 誰からともなく納得の溜息が漏れた。ジャヤトリア辺境伯といえば、かつて辺境の異民族を次々と一掃して王国の領土を拡げたことで成り上がった人物だった。その進軍は残虐を極め、砂漠に血の川が流れたと言い伝えられている。
 紛争はやがて終わり、砂漠には新たな国境線が引かれた。新しく得られた領土は功労者であるジャヤトリア辺境伯が治めることとなった。しかし平和の訪れは辺境伯にとっては退屈でしかなかった。捌け口を失った残虐な本性は、奴隷や領民に向けられた。家臣も例外ではなく、僅かでも過失があろうものなら恐ろしい刑罰をもって償わなければならなかった。彼の領内では、恐怖政治が布かれていた。
 そんな彼らの話を、酒場の隅で一人杯を傾けながら聞いている男がいた。ターバンを目深に巻き、一見、旅の商人風の装束を身に着けている。が、その表情には客商売の柔和さはなく、腰に佩いた剣は無骨で実用的な兵士のそれだった。商人などの市井の人々が好んで持つ剣は半ば護身用、半ば服飾品としてのものであったから、金細工や色のついた石などで装飾されているのが普通である。
 男は誰とも話さず、ひっそりと気配を消してそこに居た。恐らく彼の存在をはっきりと認識していたのは、酒の注文を受けた店の主人だけだっただろう。
「そいつらは一体何をやらかしたっていうんだ?」
「なんでも奴隷に逃げられたとか」
「いや、主人の妾に手を出したって聞いたぞ」
「いや、俺が聞いた話では……」
 いつの間にか最初の客の周囲には人だかりができ、ああでもないこうでもないと噂を盛り上げている。
 話題がとっ散らかってとりとめなくなってきた頃、隅の男が席を立った。
「親父、勘定」
「あいよ」
 短いやり取りをして、男は店を出ていった。
 入れ替わりに、今度は本当の兵士が三人、店に入ってきた。揃いの真紅のマントには蓮の花の紋章が染め抜かれている。
 噂話をしていた酔客は、一瞬で静まり返った。
「おい店主。この女に覚えがないか」
 兵士の一人が若い女の似顔絵を見せた。
「いいや、ないね。ここには女は滅多に来ない」
「ではこちらは?あおい眼をした男だ」
「……さあ、なんせ毎日旅のお方が出入りしてるもんで……一人ひとりの顔まではねぇ……へへ……」
 曖昧な笑みで語尾を濁した店主はしかし、先程出ていった男が印象的な碧い瞳の持ち主だったことには触れなかった。

 酒場を出た男は、一番近い南門へと向かった。市場から砂漠に出るには街道ごとに五つの門がある。馬は西門の外の厩に預けてあったが、あの兵士の様子だと既に彼の馬は押さえられているに違いない。
 門前は市場を訪れる人々でごった返していた。流入してくる人波に逆らって、男は門を出た。
 その人波に混ざって遊牧民風の二人が市場に入ってきた。
「ユーリ……こんな人の多い場所は、ちょっと……」
「なに、逆にこれだけいたらそうそう見つからん。木を隠すなら森と言うだろう。堂々としていろ」
 そう言われても、ファーリアは顔を上げられない。ユーリから借りた衣は大きすぎて、袖をいくらまくっても肩からずり落ちてくるし、上衣の裾に至っては本来膝丈のはずが足首まである。長い髪はターバンの中に隠し、男物の服のせいで一見少年に見えるが、よく見ればあちこち不自然だ。
「まずお前の身体に合う衣を探さないとな」
 そう言ってユーリは一軒の商店に入っていく。
「身分や職業で色々な衣があるが、遊牧民の姿ならどこに出入りしてもあまり怪しまれない」
 そう話すユーリは、長いゆったりした下衣の上に襟ぐりが大きく開いた膝丈の上衣を羽織って、腰を飾り紐で縛っている。下衣は黒い無地で、薄い生地で作られている。上衣には袖がなく、複雑な刺繍が施されている。頭には長いターバンをぐるりと巻きつけ、端を長く垂らしている。
「基本的な構造は男も女も同じだ。色と刺繍は好きに選ぶといい。女物の顔を隠すヴェールもあるが、ターバンでも顔を隠すことはできる」
 そう言いながらユーリは桃色の下衣に淡い緑の上衣を見立ててファーリアに合わせる。揃いの桃色のヴェールもあった。
「……ユーリ、これはその、素敵だと思うが……目立ちはしないか」
「……そうか?あ、これはどうだ?」
 ユーリは今度は白地に金の刺繍の入った上衣を引っ張り出した。
「あの、ユーリ。わたしは黒いのがいい。あなたのと同じような」
「……そうか」
 ユーリは少し惜しいと思ったが、結局彼女の希望通り、地味な黒の下衣と濃い臙脂色の上衣とターバンを買ってやった。逃亡奴隷の立場としてはできるだけ目立ちたくないというのも尤もだ。
(似合うと思ったんだがな……)
 ファーリアが店の奥を借りて着替えている間、ユーリは名残惜しそうに白と金の衣を撫でた。

 表に出ると、空はすっかり暮れていた。あちこちに明かりが灯され、市場全体が幻想的な雰囲気に包まれている。
 屋台の立ち並ぶ広場まで来た時だ。
「ユーリ!」 
 広場の中央に設えられた舞台の方から、ユーリを呼び止めた者がいた。ひらひらと長いレースのヴェールをなびかせてこちらへ駆けてくる。
「……ダーナ」
 ユーリは少し困ったような顔をして、飛びついてきた女を抱きとめた。
「なんでここにいる……」
「巡業で来たのよ。ねぇ、その坊や、何?」
 ダーナ、と呼ばれた女は肩から先を露出した踊り子の装束をしていた。それはファーリアにもわかる。前の主人の時に幾度か踊り子が呼ばれているのを見たし、宴に同席させられたこともある。――主人に弄ばれながら、だったが。
「知り合いの息子を預かってるんだ」
 髪と顔をターバンで隠していたせいか、男と勘違いされたらしい。ユーリは話を合わせた。
「ふぅん……」
 ダーナはファーリアをしげしげと見たが、それ以上詮索してくることはなかった。
「ねぇユーリ、早くあたしをお嫁さんにしてぇ?」
「お前なぁ……塩屋の女房になんて収まってられんだろう?」
「踊り子だってあと三年もしたらトウが立って廃業だよぉ。そしたらどうせどっかの宿屋で働くしかないもん」
「宿屋のほうがちやほやされて気分いいだろうが」
「んーん、あたしユーリがちやほやしてくれたらそれでいーい……」
 甘ったるい声を出して、ダーナがユーリの腕に絡みつく。ファーリアは咄嗟に顔を背けた。
「ダーナ!次の舞台始まるよ!」
 踊り子の仲間だろうか、呼ばれてダーナが返事をする。
「はあーい!」
 ダーナはユーリの手を両手で握って言った。
「ね、あとで会おう。待っててね?」
「お前、仕事だろう」
「じゃあ、朝!」
「朝は早い。また今度な」
 ダーナはぷうっと頬をふくらませる。
「ダーナ!」
 再び呼ばれて、仕方なくダーナはヴェールを翻して駆けていった。
 ファーリアはユーリを見上げた。恋人なのか、と訊くには、まだお互い距離がありすぎた。
 ユーリはそれを察してか知らずか、言い訳めいた説明をした。
「腐れ縁だよ。嫁に行きたがる年齢としになったんだなぁ」
「……結婚するのか?」
「どうだかなぁ……幸せにしてやれそうにないからなぁ……」
 ユーリの視線の先ではダーナたちが踊っている。ひらひらとヴェールを翻して踊る姿が美しい。
 幸せにする、の意味を考えてもよくわからず、ファーリアはそれ以上は触れないことにした。
 結婚か、とユーリは思う。
 もしもファーリアを嫁にすれば、彼女は砂漠を逃げ回りながら生きる必要もない。
 だが。
(それで本当に解決するのか?)
 ファーリアの持ち主が現れないとも限らない。その時、自分は彼女を引き渡すのか。
(……そんなこと、今決められるか)
「さて、商売だ。付き合え」
 ユーリは気を取り直し、ファーリアを連れて市場の中心の大きな天幕に入っていった。
「ユーリ・アトゥイ―!よく来たな!」
「待ってたぞ、アトゥイ―!」
 豪奢な天幕の中では宴会が催されていた。客は百人以上はいるだろうか。皆、良い身なりをした者ばかりだ。大きな卓には贅沢な料理が山程並べられ、楽師たちが楽器を演奏し、贅沢な服をまとった男女が酒宴に興じている。
 ユーリはその輪の中にするりと入り込み、顔見知りのような人々と挨拶を交わしている。
 一方ファーリアは気圧されて、宴会場の隅でその様子を見守っていた。
 しばらくして、ユーリがファーリアのもとに戻ってくる。
「これが、商売?」
「ああ、いくつか商談を取り付けた。あとで彼らの宿に届けに行く」
 ユーリは懐から出した帳面に何やら忙しく書きつけている。
「何を?」
「塩だ」
 ユーリは帳面をしまうと、店の外に出た。
 その後も何軒か同じように酒宴を催している天幕を回り、金回りの良さそうな客たちと会話を交わす、ということを繰り返す。
「俺の売り物は、ちょっと珍しい塩だ。そのへんじゃ取れない。採掘場は遊牧民の中でも俺の部族だけが知っている。これが金持ち連中に高く売れるんだ。宿屋や貴人の料理人にも売れる」
 帳面が注文でいっぱいになると、ユーリは南門の厩に戻り、預けていた荷から商品を取ってきた。次は宿屋を回って塩を配り、代金を受け取っていく。曰く、
「宿屋が立て替えてくれるから、本人が居なくてもいい」
とのこと。
 一帯の宿屋をひと廻りして、ユーリはファーリアを今夜泊まる宿まで送った。
 宿屋、といってもやはり天幕を個室に区切ったもので、室内には簡易的な寝台があるだけである。壁の代わりに分厚い布が張ってあるが、ドアだけは薄い板と粗末な鍵がついている。
「先に休んでろ。明日も早い」
「ユーリは?」
「ちょっと酒でも引っ掛けてくる」
 宿屋の前でユーリを見送り、ファーリアは中へ入った。
 その姿を物陰から見ている者が居た。
「あれだ。本当に女なのか?」
「どう見ても小僧にしか見えねぇな」
「いいんだよ、報酬はもらってるんだ。るだけやって、まずけりゃ娼館で口直しすりゃいい」
 げひゃひゃ、と下品な笑いを交わして、男たちはファーリアを追って宿屋に入っていった。

 酒場には女はあまり出入りしない。この地方の多くの人々が信仰している宗派では、女性の飲酒は戒律で禁じられていたからだ。女達は家の中で多少嗜むことはあっても、商売女でもなければ酒場で飲酒することはなかった。
 酒場でユーリを待っていたのは、異国の帽子を被った商人風の男だった。
「どうだ、首尾は」
「悪くないが、どうにも長老たちがうんと言わん」
「年寄りの頭が硬いのは仕方ないさ。だがあまり悠長にもやってられん」
「支援は?」
「海賊ドレイクがユヤ湾の交易権で手を打った」
「キャプテン・ドレイクが……!」
「それと、隣国アルナハブの王子も味方してくれると」
「それは……あとあと危険ではないのか」
「ああ。実はまだ返事をしていない。いい奴なんだが、読めないところもある」
 そこまで話すと、商人風の男がふと口をつぐんで目配せした。ユーリが振り返ると、先程の宿の主人が立っている。
「どうした?」
「いやさ、あのう、お連れさんなんですがね……」
 誰かが主人の目を盗んで部屋に入ったようだと、宿屋の主人は言った。
「内側から鍵かけちゃってて……いや、合鍵はあるんですけども、勝手に開けていいものかご相談に」
 主人が最後まで言い終わる前に、ユーリは弾かれたように席を立って店を飛び出した。
 ちょうど仕事が終わったダーナたちが夕食を摂りにやって来て、ユーリとぶつかりそうになる。
「ユーリ!」
 ダーナはユーリの後を追う。
「ダーナ!よしときな!ダーナ!」
 仲間たちの声も耳に入らないかのように、ダーナは夜の町を駆けていった。

 部屋の前まで来ると、ユーリは剣を抜き、ドアを蹴破った。
 ファーリアが、一糸まとわぬ姿で床に押し倒されていた。
 男の一人がファーリアの両腕を掴み、もう一人が両脚を抱えて、今にもファーリアに男根を挿入しようとしている。大きく拡げられた脚をファーリアがばたつかせるので、桃色の秘孔が見え隠れしている。
 怒りで、身体が震えた。
「ファーリア!」
 顔面が紅潮するのを感じる。
「おまえたち……!」
 うおお、と怒声を上げて、ユーリは剣を振り下ろした。
「だ、旦那、部屋は、部屋は汚さないでくだせえ!」
 宿の主人が慌てて叫ぶ。剣は男を掠めて床板を噛んだ。
「アトゥイ―!殺すな!」
 遅れて駆けつけた商人風の男と二人がかりで、ユーリを押し留める。その隙に侵入者たちは脱ぎかけた服を拾って逃げていく。
「待ちやがれっ!」
 二人を追おうとしたユーリを、商人風の男が戸口で止めた。
「ジェイク!どけ!」
「俺が追う。お前は彼女を」
「……くそっ!」
 宿の主人は汗を拭き拭き、仕事に戻っていった。
 扉を閉めて幕を下ろし、あらためて室内を見回す。
 買ってやったばかりの衣類が無残に散乱している。唯一の家具である寝台は、掛けてあった布が乱れ落ち、ファーリアの抵抗の跡がうかがえた。
 ファーリアは床に蹲っていた。長い髪が、顔も背中も隠している。
 ユーリは怒りが治まらないまま、乱暴にファーリアに歩み寄り、その軽い身体を抱き上げた。
 触れた瞬間、ファーリアの身体がびくっと怯えたように反応したのも気に障る。
 苛立ちを抑えきれずにファーリアを寝台の上に放り出し、そのままファーリアの上に覆い被さるように手をついた。
(なんだ)
 興奮してどくどくと打つ鼓動が怒りを増大させる。
(この娘を犯そうとしていたのは、俺ではないぞ)
 なのに、何故こんなにも自分は昂ぶっているのか。
 この娘を犯したい。その桃色の秘孔に指を挿れてぐちゃぐちゃに掻き回したい。疵痕だらけの背中を眺めながら小さな双丘に男根を突き立てたい――。
「……っ、畜生……!」
 だん、と拳を壁に叩きつける。
 見下ろすと、ファーリアが真っ直ぐにユーリの瞳を見つめていた。
(何故そんな眼で見る……)
 恐怖も怯えも悲しみもない、静かな瞳。あるのは深い深い――諦めだけ。
「……ファーリア……」
 それでようやく冷静さを取り戻し、ユーリはふうっと息を吐いた。
「ユーリ、すまない。服が――」
「そんなのはどうでもいい!」
 思わず怒鳴ってしまってから、ユーリははっと我に返る。
「いや、その……服なんかどうだっていいんだ。ファーリア、痛い目にあわなかったか」
 言いながらユーリは、自分の台詞が滑稽に思えてきた。ファーリアはこれまでどれだけ痛い思いをしながら生きてきたのだろうかと。それに比べて、なんて呑気なことを自分は言っているのか。
「大丈夫だ。ありがとう、ユーリ。あなたが来てくれて、助かった」
「そう――そうか。良かった……いや、良くはないが」
 ユーリは口ごもった。これではどちらが慰められているのかわからない。
「ユーリ、」
 ファーリアは床に落ちた下衣を拾い上げ、袖を通しながら言った。
「わたしに剣を教えてくれないか」

「ちっ、使えないわね……」
 宿屋から這々ほうほうていで転がり出てきた男たちをみとめて、棕櫚しゅろの葉陰で悔しげに爪を噛む女がいた。それは美しいレースのヴェールを被った、踊り子の姿。
 そこへ緋のマントを翻して、兵士が二人通りかかった。
「西門の馬は絶対にあの男のものだ。門が開くまでに見つけなければ、また振り出しだ」
「男はともかく、ファーリアはもう死んだんじゃないか」
「手ぶらで帰るわけにいかんし」
「ああ、それこそ俺たちの首が危ない」
「……まったくとんだ任務だぜ」
 かさり、と棕櫚の葉の間から、女が現れた。兵士たちは立ち止まる。
「誰だ」
「兵隊さん、あたし見たような気がするよ。その……ファーリア
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