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「あっ、やっ⋯⋯、いやっ、んんーっ」

「気持ち良さそうだな」

「セっ、セル。お願いっ、止めて、、とめてっ!」

 乳首も、アソコも、クリトリスも、感じすぎて苦しい。
アソコから大量に愛汁が垂れる。

「そうだな、洋服も43点購入したから、43回イッたら止めてやる」

「いやっ。そっ、そんなの無理っ。無理だからっ」

「その必死な表情、いいね。さあ、イキ狂うサーラを、見せてくれ」

「やっ、本当に、もうっ、もう無理ーっ、あっ、イッちゃう。ああーっ」

 私のアソコがヒクヒクと痙攣しながら激しくイった。
同時に、両乳首もクリトリスと同じ感覚でイキ、私の神経がビクビクと脈立つ。

「同時に3回もイクなんて、最高だな」

 セルは私と対面上に優雅に座っている。
頬杖をつき、うっとりと私を見つめている。

「はぁっ、はぁっ、んっ⋯⋯、もうっ、やっ、んんー」

 またもやイク感覚が襲う。
今度はクリトリスでイッてしまった。
イッた後は、全てが敏感になってしまい、さらに猛烈な快楽が、刺激が、私を襲う。

 そんな状況の中、執事のブレオが、ワインとワイングラスを持って部屋に入ってきた。
ブレオはチラリと私を見ると、いつも通り気持ちが悪い笑みを浮かべた。

「セル様。シャト・ラトゥー、1998年物の赤ワインでございます」

「ああ、注いでくれ」

「畏まりました」

「せっかくだから、ブレオも見ていくがいい」

「宜しいのですか?」

 嘘でしょ⋯⋯。
ブレオに見られるなんてイヤだっ、恥ずかしい。
でも、拘束されているから羞恥から逃れられない。

「ああ、構わない」

「ありがとうございます。セル様。撮影もしても宜しいでしょうか?」

「相変わらず悪趣味だな。まぁ、撮影しても構わない」

「ありがとうございます。とても嬉しいです」

 ブレオは手を前に掲げると、そこにビデオカメラ、三脚が出現した。
手早くビデオカメラを私の方に向け設置すると、撮影を開始した。

「いやだっ、撮らないで、あっ、んんっ、やだっ、またイッちゃう。やだっ、やだー」

「サーラは撮影されるのが好きなようだな。恐ろしいほど濡れまくっている」

「んんーーっ、ぁぁああ」

「いい表情だ」

セルはワインを飲みながら、まるで映画でも見るように、寛ぎながら私を見つめている。
ブレオは微動だにせず立ち、真っ直ぐに私を見つめる。

「はぁっ、んんっ、もうイヤ、お願いっ⋯⋯、あっ、またイッちゃう⋯⋯っ。もうイヤっ」

 どれくらいイったのか⋯⋯、どれくらい時間が過ぎたのか⋯⋯、全くわからない。
ずっと、ずっと、ひたすらイキまくってて、辛くて気を失いそうになるけど、その度に身体が熱くなり意識が覚醒してしまう。

「くっ⋯⋯、ぁっ、んんーっ」

「43回イッタな」

「ううっ⋯⋯、止めてっ、じゃあっ、うっ、もう止めてー」

「そうだな。俺がイったら止めてやるよ」

セルは私の目の前に立ち、ペニスを口元に押し付けた。

「んんっ」

「舐めろ。早く舐めないと、またイキまくるぞ」

 私はセルのペニスを、必死にしゃぶり、舐めた。
息苦しくて、身体中がビクビクと快楽を感じながら無我夢中で、ペニスをしゃぶった。

「くふっ、うっ⋯⋯、っ」

「いい子だ」

 セルは私の両耳を、指で摩ったり、奥に入れたり、弄び始める。

「ふっ⋯⋯っ、んっ」

「サーラ、もうイクから、俺の精液を全て飲み干せ」

 セルがイクと、私の口の中にドロリと温かいものが充満する。
精液は苦くて、気持ちが悪い物だと思っていたが、セルのそれは全く違かった。
蜂蜜のように甘い⋯⋯。
セルが悪魔だからだろうか⋯⋯、それとも私の感覚が麻痺してしまったのだろうか⋯⋯。

「美味しいか?  サーラがいい子にしていたら、また飲ませてやる」

 セルは、ようやく玩具の電源を全て切り、私に付いていた玩具を全て取り外した。
私は、動く事も、何か考える事も出来なかった。
ただ、ボーっとするだけ。
セルはそんな私を抱きかかえ、バスルームに行き、私の身体を隅々まで綺麗に洗う。
身体が徐々に暖かくなってくると、猛烈な眠気が襲ってきて⋯⋯、私は知らない内に深い眠りに落ちた。

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