人当て鬼
同級生の小沢紀之に久しぶりに会った立花和夫は、彼と出会ったことで様々な怪奇現象に巻き込まれていく。
白装束の女の乳房を吸っていた紀之は、その後変わり果てた姿となってしまう。
やがて田辺良子失踪事件を通じて徐々に頭の中に響いてくる「かごめかごめ」が大きくなっていく。
幻覚か、それとも呪いか。性欲と恐怖が入り混じりながら抗えぬ衝動と真実に飲まれていく。
サスペンス官能ホラー。
白装束の女の乳房を吸っていた紀之は、その後変わり果てた姿となってしまう。
やがて田辺良子失踪事件を通じて徐々に頭の中に響いてくる「かごめかごめ」が大きくなっていく。
幻覚か、それとも呪いか。性欲と恐怖が入り混じりながら抗えぬ衝動と真実に飲まれていく。
サスペンス官能ホラー。
同級生と白装束の女
古い手紙と淫らな衝動
甘い香りが誘って
白骨
怖いから抱いてください
掘り起こす
罪への罰は快楽で
新しい命と決意
廃寺へ
アタラシイ、カゾク。
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
怨念の肉
O.K
ホラー
精肉店で働く主人公が、届いた肉を切るときに怨念を感じ、体調が悪化する。その肉の主が自殺ではなく殺されたことを知り、怨念の正体を追求する。事件を解決し、怨念は薄れるが、主人公はその体験を忘れない。
お前に『幸福』は似合わない
アタラクシア
ホラー
2015年。梅雨の始まりが告げられる頃。
叢雲八重(むらくもやえ)は彼女――今は『妻』である青谷時雨(あおたにしぐれ)への誕生日プレゼントに悩んでいた。時雨の親友である有馬光(ありまてる)や八重の悪友である沖見弦之介(おきみげんのすけ)に相談し、四苦八苦しながらも、八重はプレゼント選びを楽しんでいた。
時雨の誕生日の3日前。2人は時雨の両親に結婚の了承を得に行っていた。最初はあまりいい顔をされていなかったが、父親からは認められ、母親からも信頼されていたことを知る。次に会うのは結婚式。4人は幸せそうに笑っていた。
そして――時雨の両親は謎の不審死を遂げた。
その日を境に時雨は自殺未遂を繰り返すようになってしまう。謎の言葉を呟く時雨に疑問に思いながらも介抱を続ける八重。そんな最中、八重は不思議な夢を見るようになる。
それは時雨が――実の両親を殺している夢。
あまりにも時雨の姿からかけ離れていた景色に疑問を抱いた八重は、弦之介と共に時雨の過去を調べ始める。時雨の家や関係者を辿っていくうちに、2人はとある『女』の情報を手にする――。
飴と鞭 サド痴女姉妹に拉致監禁された男
シートス
ホラー
ある日、突然拉致監禁された男。
見知らぬ屋敷で待ち受けていたのは鞭を振るうサディストの少女の……人形?そしてその双子の妹を名乗る痴女であった。まさに飴と鞭のように二人から様々な責め苦を受ける男。
「貴方はもうこの屋敷から出ることはできませんのでご了承ください」
果たして姉妹の謎は、目的は。人形の姉が語る“テスト”の意味とは。
そして、男の運命は。
籠女 〜かごめ〜《呪染外伝》
風丘春稀
ホラー
かごめ かごめ
籠の中の鳥は いついつでやる
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った
うしろの正面だぁれ?
----------------------------------------------
私の祖母が良くこんな話をしてくれた。
その昔、海に赤子が捨てられた。
村で間引かれた子供は、深い深い海の底にカゴに入れられて沈められちゃうんだって。
でもね、こんな言い伝えがあるの。
その子供の中に、たまに帰ってくる子がいるんだって。
海の『化け物』になって…………
※ この物語はフィクションです。登場人物、地名は一部架空のものがございます。
また、各物語の設定は現在の歴史的事実とは異なる場合がございます。ご了承ください。
都市伝説ガ ウマレマシタ
鞠目
ホラー
「ねえ、パトロール男って知ってる?」
夜の8時以降、スマホを見ながら歩いていると後ろから「歩きスマホは危ないよ」と声をかけられる。でも、不思議なことに振り向いても誰もいない。
声を無視してスマホを見ていると赤信号の横断歩道で後ろから誰かに突き飛ばされるという都市伝説、『パトロール男』。
どこにでもあるような都市伝説かと思われたが、その話を聞いた人の周りでは不可解な事件が後を絶たない……
これは新たな都市伝説が生まれる過程のお話。
怪談短歌
牧田紗矢乃
ホラー
短歌のリズムで怖い話を書いてみました。
タイトルの通り一部ホラー的な要素を含みますので苦手な方はご注意ください。
ヤンデレ系(?)も多いです。
全話解説付き。
他のサイトでも公開しています。
ナオキと十の心霊部屋
木岡(もくおか)
ホラー
日本のどこかに十の幽霊が住む洋館があった……。
山中にあるその洋館には誰も立ち入ることはなく存在を知る者すらもほとんどいなかったが、大企業の代表で億万長者の男が洋館の存在を知った。
男は洋館を買い取り、娯楽目的で洋館内にいる幽霊の調査に対し100億円の謝礼を払うと宣言して挑戦者を募る……。
仕事をやめて生きる上での目標もない平凡な青年のナオキが100億円の魅力に踊らされて挑戦者に応募して……。